雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

宝筐院

2007年09月05日 | 京都散策
嵯峨釈迦堂さんのすぐ西に宝筐院はあります

嵯峨釈迦堂さん、つまり清涼寺の山門の左手
通りの突き当たりにある門が宝筐院

入り口には35ミリ以上の大盤カメラの使用を禁じる張り紙があります
はて?三脚禁止は理解できるのですが

雪だるまのカメラは大きいですが一応35ミリカメラ
問題ないでしょう

    

夏場の庭園もステキです

    




宝筐院の歴史は平安時代まで遡ります
白川天皇の勅願寺として建立されたのが始まり
元々は善入寺と名付けられていたこの寺院
南北朝時代には臨済宗のお寺となり、幾多の境遇を乗り越えますが明治時代に入り廃仏毀釈で廃寺
半世紀後に復興となった寺院です

        

大正期に再建された本堂にて暫し...

    

最近改修された庭園を眺めます

    

ちょっと前まで雑木がうっそうとしていた庭園を枯山水庭園に改修
かつてはここに入っていっても良いのかな?
なんて思ってしまうほどの庭園が見事に枯山水庭園になっています
もう少し...あと10年ほどの時を得ると落ち着いた庭園になることでしょう

    



    

本堂から再び庭園に戻ります
ここは紅葉の名所
石畳を覆うように枝を伸ばす楓が、真っ赤に染まった葉を輝かせるのは11月下旬の頃

紅葉真っ盛りの撮影はまた後日

    

今はまだ、種を育てている最中の楓でした

    

庭園を一周

宝筐院を満喫しました

    



宝筐院を辞してから清涼寺の境内に入ります
目的は「あぶり餅」
境内にある大文字屋にあぶり餅を求めました

    

一年間の無病息災を祈ってあぶり餅を頂きました

    
コメント (5)
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