雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

金剛輪寺、本坊明寿院

2007年07月29日 | 滋賀散策
明寿院は、かつて学頭所として使われていました

    

江戸時代に創建されたというのがよく解かる造りですね
ここは院内からも回遊でも庭園が楽しめます

まずは院内から庭園を鑑賞することにしました

    

下駄箱に靴を置いて院内を見ると
一輪挿しの演出が

    

この本坊は南・東・北の三方に庭園があります
それぞれの作庭時期が異なり、趣の違う庭園を楽しむことができますよ

まずは、桃山時代に造られた庭です

    

石楠の庭です
庭の中央には苔むした石橋があります
ちょうど、醍醐寺の苔橋の小型版かな
この苔橋は、鎌倉時代に作られたそうです

    


真ん中の庭は江戸時代初期の作庭
蓮の池もあり、またちょっと高台には茶室も設けられています

    

枯れ滝が配されていて、見た目にも美しい庭園です
睡蓮が清楚な花を咲かせていました

    

そして最後は江戸中期の庭です

    

こちらは枯滝ではなく、本当に滝から池に水が流れています
池の中に七福神の宝船を表わす岩でできた舟が配されていますので見逃さないでくださいね

    
コメント
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