雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

田代橋からウェストンレリーフ

2007年07月05日 | 長野散策
    

田代橋に立つと焼岳が見えます
川沿いの木々に縁取られた焼岳
天気は徐々に回復してきて、焼岳付近はもう晴れ間も覗くようになりました
このペースで河童橋まで進むと、丁度岳沢を望むころには晴れるでしょう

晴れの日に上高地に行くのはなかなか大変です
休みと天候が一致することが難しい
天気予報で晴れとなっていても、上高地は曇天もしくは雨の時もあります
なにせ山岳の天候です
雪だるま自身通算何十回と上高地に行っていますが、晴天の確立は30%以下
雨天こそ少ないですが(雨天と解かった場合、中止してますので)

    

快晴とはいきませんでしたが、マズまず満足いく天候です
穂高連峰の撮影もこれで何度目かな?
いろんな位置から撮ってて解からなくなってしまいました

橋から見下ろす梓川の清流

    

初めて上高地を訪れ、梓川の清流を見た時の感動は今でも憶えています
はるか昔は日本中のどの川でも同じ景色が見られたのでしょうが...
自然保全の大切さを改めて感じさせる流れです

田代橋と穂高橋を渡り対岸へ移るとホテルが並んでいます
そのひとつでソフトクリームを買い求め、暫し休憩

六百山が眼前に見える場所で座り込みソフトクリームを頂きました

    

標高2,449mの山です
山頂が連なっていることから名付けられた山
のこぎりの様ですよね

同じ位置から焼岳も撮影(ちょっと暗いですが)
天候が急変したのではなく、噴煙を撮るためアンダー露出撮影しました

    

普通に撮ったら空が全てノーデーターになってしまった為、アンダー露出での撮影です

雲も切れ、噴煙が綺麗に撮れました

梓川を眺めると、エメラルドグリーンが眼前に...

    

念願の翡翠を撮る事ができました
何度も書きましたが、本当に綺麗ですよね





ウェストンレリーフに到着

    

国近代登山の父と呼ばれるウェストン
日本の山を母国・英国に紹介した人物です
フルネームはウォルター・ウェストン
宣教師として来日した彼はアルピニストでもありました
日本アルプスの名付け親ともなった彼の偉業を称えレリーフが造られました
造ったのは山岳会員佐藤久一朗氏

残念ながら第二次大戦のが勃発し、このレリーフは取り付けから5年余りで取り外されてしまいます
取り外されたレリーフは戦災で焼損
焼け残ったレリーフを後年彫刻家の松浦藤太郎氏が修復して現在に至っています

    

知らないでボォ~と歩いていると見過ごしてしまうくらいひっそりとレリーフはあります
コメント
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