雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

謹賀新年4

2007年01月06日 | 長野散策
早々にゲレンデを引き上げました

じつは、昨日のスキーでの筋肉痛が辛くなってのギブアップでした

お宿に戻って着替えをし、温泉街の醍醐味「湯治」へ出かけました
(これが、メインかも?)

野沢温泉村には13ヶ所の外湯があります
江戸時代から続く外湯制度により大切に管理されていて、雪だるまのような観光客を悦ばせてくれます

以下はこの外湯の一覧です(野沢温泉観光公式ホームページよりの引用です)



滝の湯(たきのゆ)
麻釜の源泉の少し上にあり、木造のこじんまりとした建物
源泉は78度と高温です
泉質は含石膏-食塩・硫黄泉で重病後の回復期などに効果的

河原湯(かわはらゆ)
大湯から少し下がったところにあり、昔は渓流に沿った凹地河原にあったところからなずけられました
皮膚病に効き、温度は高く朝湯に良い夏場に人気です
泉質は、含石膏-食塩・硫黄泉

秋葉の湯(あきはのゆ)
唱歌が奏でられるのどかな公園、おぼろ月夜の館-斑山文庫の上にあります
泉質は含芒硝-石膏・硫黄泉で効能は、泉の麻釜とほぼ同じ

松葉の湯(まつばのゆ)
松葉民宿の中心部にあり、昔矢場があったところ
的場がなまって松葉になったと言われています
泉質は含石膏・食塩・硫黄泉で効能は麻釜と同じ

麻釜の湯(あさがまのゆ)
麻釜通りにあり、麻釜から源泉をひいた共同浴場です
泉質は、泉質は含芒硝-石膏・硫黄泉で痔核、糖尿病・リウマチ・中風・神経痛などによく効くと言われています

大湯(おおゆ)
野沢温泉のシンボルともいえる大湯は、温泉街の中心にあり、江戸時代の趣を現在に伝える美しい湯屋が目を引きます
開湯については詳かでないが、地元では惣湯と呼びならしてきたといわれています
惣というのは中世以来の農民による村落共同体のこと
湯を中心として、村民たちが一致団結したさまがうかがえるようです
泉質は単純硫黄泉。胃腸病・リウマチ・婦人病・中風に効果的。あたたまる湯で、飲用にも良いと言われています

中尾の湯(なかおのゆ)
共同浴場の中で、一番大きい木造湯屋建築
源泉は、麻釜でそこから引湯されています
泉質は、含石膏-食塩・硫黄泉。皮膚病・リュウマチ・婦人病・鉛・水銀中毒によく効くと言われています

真湯(しんゆ)
温泉街の北、つつじ山公園の入口にある共同浴場です
泉質は単純硫黄泉
痔疾など、あたためるとよい病によく効くと言われています

上寺湯(かみてらゆ)
真湯から坂を下ったところにあり、ここは歴史の古い湯
麻釜より引湯した浴場で泉質は、含石膏-食塩・硫黄泉
特に切傷、火傷<、おできあとによく効くといわれ他にも痔核、糖尿病など麻釜と同じ効能を持っています

熊の手洗湯(くまのてあらゆ)
熊が発見したという古い湯
昔は伝説に因で手洗湯、後に照湯、寺湯ともよばれていました
泉質は含石膏-食塩・硫黄泉 火傷・切傷に効果的

横落の湯(よこちのゆ)
民宿組合案内所の地下にある湯
麻釜から引湯しているので、効能は、麻釜にほぼ同じ
皮膚病には特によく効くと言われ、多くの人々に親しまれています
泉質は、含石膏-食塩・硫黄泉

十王堂の湯(じゅうおうどうのゆ)
斑山文庫の下、閻魔堂の前に建つ二階建ての浴場。麻釜と湯ノ宮から引湯している
効能はほぼ大湯と同じ
泉質は含石膏・食塩・硫黄泉です

街は複雑な迷路のようになっているので、初めての方には地図が必要なほどです

新年なので、と大湯へ向いました





お湯に浸かると、筋肉痛がウソのようにひいていきました
(本当に筋肉痛がなくなるのです、と言っても体が冷えてくるとまた復活してしまいますが)

大湯の正面には、足湯があります



「あくと」と呼ばれる足湯は、入浴による体への負担がなく、疲れた方には最適だそうですので、野沢温泉に出かけた折に一度浸かってみてはいかがですか?
(特に女性には最適です)

つづく…
コメント
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