晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

梅干しを食す 8/30

2008-08-31 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.30(土)曇り、雨
 
 いくみちゃんが来るので綾部に迎えに行く。途中村上建設さんで端材を貰ったり、頼まれた豆腐を買ったりで5分ほど遅刻したのだが、うまく特急が遅れていて丁度のお迎えとなった。
じょんの大好きなチューイングミルクを買ってきてくれるというので、じょん共々心待ちにしていたのだが、私は秘かに楽しみにしていたことがある。それは梅干しの好きないくみちゃんが来るとき例の梅干しを食べてみようと決めていたのだ。壺の蓋をそっと開け、4個の梅干しと赤紫蘇を少し取り出す。土用干しの時、色づきが薄いなあと思っていたのだが予想以上に良い色に仕上がっている。娘が来るというのでいつもより一品多い食膳をビールで片付け、ご飯を用意して、いよいよ梅干しを食す。「うー酸っぱい」梅干しの好きでないかみさんは、大げさに顔をしかめている。いくみちゃんも「これは酸っぱい、昔ながらの梅干しや」というコメント。これだ、私が求めていたのは昔ながらの梅干しである。Img_0964一個でご飯一杯食べられるやつ、アルミの弁当箱を穴開けるような強烈なやつ、これこそ梅干しだ。
などとえらそうに言っているが、実はこのくらいの塩分濃度だと作りやすいのだ。10%を超えているだろう濃度だとカビも来ないし、梅酢の発生も早い。
土用干しだって、蟻や虫、鳥など一杯居る中で何もたからないのだ。こんなもん食うの人間だけだ。最近は減塩が主流になり8%とか6%なんて梅干しになっている。変わり梅干しも増え、砂糖を入れたり昆布を入れたり、これも結構美味しい。
村上さんは塩と同僚の砂糖を入れて作られるそうだが、先日試食をさせていただき、実にまろやかな味の梅干しとなっていた。来年は少しこのあたりも挑戦しようかと思うが、今年は元祖梅干しで最高の出来である。食したい方はサービスしますから、カフェじょんのびに来て頂戴、コーヒーに梅干しなんておしゃれ、、、、かな?

今日のじょん:いくみちゃんを連れて帰ってくると大はしゃぎ、尻尾がちぎれるほど振っている。一ヶ月ぶりでも憶えているんだなあ。まさかチューイングミルクを買ってきてもらってることを知っている訳じゃないだろうが。Img_0965

じょんの大好物、チューイングミルク。最初は保利さんにお中元で頂いたもの、綾部では売ってない。

大体尻尾の振りが最近手抜きになっている。朝一番じょんのところに行っても、「なんやおとーか」って顔で、2,3回申し訳程度に振るだけ。いくみちゃんが来て久々に真剣に振っているじょんを見た。

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その後 8/29

2008-08-30 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.29(金)曇り、雨

 まったくよく降る、今後ますます強まるそうだ。各地で洪水のニュース、そして死亡者や行方不明者が出ている。ニュースステイションでFキャスターが「局地的な集中豪雨は地球温暖化のせいだ、そのことは以前からレポートでも報告されている。国はそのことについて対策を練らねばいけない」というようなことを言っていた。一見正論のように聞こえるが、これほど無責任で空しいコメントはない。先日来の局地的豪雨は天気図を見れば予想されるもので(実際私は予想していた)その原因を地球温暖化に結びつけるのは早計ではないか。よしんばそのせいであったとして、国や地方自治体に一体何を求めるのか。二酸化炭素の排出を減らそうなんて寝たようなことを言うつもりなのか。そんなことを言ってる間に、水害による被害はどんどん広がるだろう。愛知県では堤防が決壊している。なすべきは治水や植林(針葉樹ではありませんぞ)、乱開発の防止や住民の避難などの防災対策じゃないか。不要な道路建設や脱二酸化炭素の予算のほんの少しでできることだと思うのだが。
 
 今日は言い放しで結果を報告していないことについて、その後をお知らせする。

超強力接着剤の効果について
 期待していなかったので、期待以上の結果が得られた。Img_0948

それでもよく着いていない部分があったので再度接着して、クランプで押さえた。靴や草履の接着は上等の接着剤を使い、クランプを上手に利用することである程度の効果有り、但し新品時の時の接着力は得られない。

梅干しのその後
 先発隊は盆明けに、後発隊は26日に土用干し(土用ではないがこう称する)を終え。もとの壺や瓶に戻った。いまいち色が浅いので赤紫蘇は入れたままにして、壺の方は茗荷を一緒に漬けた。先発隊は9月になれば食することが可能である。しっかり漬かれば梅は上げて、赤紫蘇はゆかりに、梅酢は生姜の梅酢漬けに使いたい。

茗荷その後
 花の咲いた茗荷がしこたま採れた後、それらは梅酢漬けと甘酢漬けになった。梅酢漬けの方は採れたそのまま漬けたのでしゃきしゃきとしておいしい。甘酢漬けの方はレシピ通りに湯がいたので、ふにゃふにゃでいまいち。大体甘酢というのは私自身余り好きでなく、好きな人にはいけるかもと思い、吉右衛門に試食して貰った。結果は不明。その後の収穫の方だが、毎日覗いているにもかかわらず採れるのは2,3個で、しかも小さい。食感はいいが味、香りともいまいちで、買った物の方が旨い。形もいろいろで花の咲いたものは大きくてぷくっとしている。王冠のようにならず細長いだけのものもあり、よく解らない。夏茗荷、秋茗荷とあり、これからが収穫だという人もあれば、もう終わりだという人もあり、これもよく解らない。

里山サイクリング
 9月23日、二王公園で行われる里山サイクリングに参加することにした。店の営業日だが午前中を休むか、かみさんに任せて行く予定だ。コースは水源の里コース48Km。それまでに自転車とエンジンの調整をしておかないと、、、、、、。

いこいの村まつり
 10月13日(祝)口上林のいこいの村で行われるいこいの村まつり2008に一応出店することとした。9月に入れば打合会があるので、様子を見てメニューを考えたい。店の玄関にポスターを掲示する。Img_0944



今日のじょん:ジョンの歯はほとんど生え替わって大人の歯になった。2個ばかしはごりごり噛んでいるのを取って保管しているが他の歯はどうなったのだろう。多分食べてしまうのだろう、その辺に残っているてことはない。犬を飼っている人でも乳歯の生え替わりに気付かない人がほとんどである。私の家にいた牛は一度も歯を磨いたことが無いのだが、実にきれいな歯をしていた。じょんは結構雑食なので歯を磨く必要があるのだが、食後には一応デンタルクロスを噛んでいる。Img_0954

超いぢけているところ。

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虫・虫・虫 8/28

2008-08-29 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.28(木)曇り、雨

 じょんのび村の朝はじょんのおしっこ、うんP、ぽんぽこぽんで始まり、食事、洗濯、歯磨きのあと虫退治となる。虫ったってクモの巣取りや死んだヤスデなどの後片付けもあるので、いちがいに昆虫とは限らない。最初は箒で天井や窓、壁を掃いていたのだが、天井箒なる物を見つけて、これで家の周りを一周する。別に害を与える虫ではないのだが、店をやってる以上、虫が着いてるわけにはいかない。時々変わった昆虫や蛾などが居て驚くことがある。Img_0943

こんなん出ましたけど。



 京都にいるときも虫なんていっぱい居ただろうけど、やっぱり注意して見ていなかったのだろう。上林に来て自然の動植物に対して、注意深く興味深く見るようになってきた。そういえば先日行方不明になっていた雨蛙は翌日にちゃんと元のところに還っていた。
 きれいなのが蝶である。モンキアゲハの群れが花の周りで飛んでいるのは素晴らしい。Img_0946





困っちゃうのが蝶や蛾の幼虫、青虫や尺取り虫である。特に野菜や花について一夜にして葉を丸裸にするやつはどうしようもない。まめに点検して、こまめに捕っている。先の尖ったピンセットが大活躍で、ボトルに入れて二,三日で死んでいる。あとはアリの巣のあたりに死骸を置いておけばきれいに掃除してくれる。Img_0949

ピンセットと虫入れ、悠長なことだ。

 これからの季節、憂鬱なのがカメムシである。もうそろそろ姿を見るようになった。東北や北海道を旅していてカメムシ対策だけはいろいろ目にしたが、決定的なものは無いようだ。ガムテープで捕るのが一番らしい。温かいところが好きなんで家の中に侵入するのだが、温かいのが好きなら夏に出てこいと思うのだが、夏は夏で自然の中に生息して居るのかも知れない。先日綾部温泉のサウナの天井にカメムシらしきものが居た。いやああの暑さに耐えるとはなかなかのものである。
いずれにしても上林で住む限り、無数の虫と同居するわけだから、駆除だ駆除だと大騒ぎしても始まらない。ある程度は共生、あるいは無視するっきゃ無いのだろう。(虫だけに、、、)

今日のじょん:かみさんと一緒に散歩したら、随分うまく散歩できるようになった。ただ「ほいっ」というのはみっともないから「go」ということにした。英語がよく解るのか、いうことを聞くようになった。ソンナコトナイカ。近所でいつも入っていこうとする家がある。ちょうど家の人がおられたのでそのことを話すと、ほらっと言って奧にいる犬を見せてくれた。柴犬のようで、これがチコの兄弟かな。なるほどと感心する。
 じょんが寝ていると、いびきはかくわ寝言はいうわとても賑やかい。きっとおやつ食ってるいい夢でも見ているのだろう。Img_0788

 

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堆肥を作ろう 8/27

2008-08-29 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.27(水)曇り、雨

 涼しいのはいいけれど、連日雨が降る。たいしたことは無いのだが、各地で集中豪雨の報が入っている。芝や畑の水やりだけはしなくて良くなった。先日コンポストで雑草の堆肥を作れるようにしたが、本格的な堆肥は広葉樹の落ち葉で作るらしい。幸い、じょんのび村の西門には大きな桐の木があり葉がわんさか茂っている。昔から娘が生まれると桐の木を植えると言うが、かつてこの地に有った家でも娘さんが居たのかななんて思っていたら、数年前に勝手に種が飛んできて生えたそうだ。桐の実は大きいから、鳥に運ばれたのかも知れない。数年でこんなに大きくなるのかと感心するが、それだから桐の木は軽くて、通気がよいのだろう。秋にはこの葉がすっかり落ちてしまうのだからこれを利用する他はない。村上さんに貰ったコンパネで堆肥作製用の柵を作る。杭を四方に打ってポンポンと組み立てたもので、至極簡単だ。Img_0956

大きな桐の木



 ところで堆肥を作るのは調べてみると様々な仕方があるようでよく解らない。ものの本でもサイトでも好き勝手なことを言っており一体どうしたらよいのか解らない。子供の頃、稲藁で枠をして作った3,40cm程度の高さの堆肥場が田畑の端によくあり、カブトムシの幼虫を捕ったりしたものだ。今は稲藁が無いためか目にしない。ある本では板張りで隙間を空けて、1m以上の高さに枠を作ると書いてある。好気性の菌を利用するためらしい。そういえばコンパネのように密封された枠もあり、コンポストなどは完全に密封されているし、堆肥の元々は木の葉などを土に埋めているのだから混乱する。要するに木の葉を積んで腐らせれば良いのだろう。試行錯誤でやってみよう。ちなみにコンポストは熱を持ち、あけると米ぬかにびっしりカビが生えている。発酵なのか腐敗なのかよく解らないが、臭いはそうしないのでうまくいっているのかも知れない。

 今日のじょん:ツケの練習は難しそうなので、今日の散歩はクンクン臭ぎだしたら「ほいっ」と声を掛けてリードで少し合図をすることとぐいぐい引っ張りだしたら止まることを気をつけてやってみた。これも試行錯誤だが、なかなか効果があり、飼い主が主導権を持つ散歩らしくなってきた。ところが道中で事件が起きた。歩道に二台の車が駐車しており、立ち話のためエンジンがかかったままになっていた。私はそばを通り抜けようとしたが、じょんは座り込んで固まってしまった。簡単に来るだろうとリードを引いたら、すごく嫌がってスポンと首輪が抜けてしまった。じょんはそのまま車道に飛び出し、オロオロしている。幸い車は来なくて助かったが危機一髪というところであった。車のエンジン音が怖い様だが、リードを引くだけでなく、抱っこするとか迂回するとか、冷静な判断をすべきであった。Img_0950


疲れたじょん。

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夏は? 8/26

2008-08-28 | インポート

2008.8.26(火)曇り、雨

 朝方はタオルケットでは寒くなり、薄い布団が必要になってきた。長期予報では9月の中頃に怖ろしい程の残暑が来るということらしいが、一週間後の天気も当たらないのに来月のことが解って堪るか。しかしこのまま夏が終わっては寂しいのだ。ビール、冷や奴、冷やしそうめんをもう少し堪能したい。一昨年自転車旅行に行ってるとき、8月26日は小千谷から弥彦に向かっている日で、その暑いこと。土曜日でもあったためか寺泊では海水浴客がわんさか居たし、弥彦でもクーラー無しでは堪らない陽気であった。大体あの年寒いなあと感じたのは10月半ばの北海道である。となると、今年はえらい寒い年なんだ。温暖化なんてくそくらえ。
 今日は話題が無いので、じょんのび村の様子をアラカルトでおしらせしよう。(最近これが多い)

雨蛙がどっか行った。
 じょんのび村二階のベランダには一匹の雨蛙が住み着いている。厳密にはブルーの物干しに住み着いている。不思議なぐらいいつも同じところにおり、洗濯物を干していても逃げることはない。こうなると情が湧いてきて、かわいいなあということとなる。洗濯物を干すのが楽しみとなるのだが、今日は姿が見えない。あちこち探してもやっぱり居ない。昨日からの雨のせいで遠出でもしているのかしらん。以前にも居なくなったことが一度あるが、次の日にはケロッと(蛙だけに)帰ってきていたので、またそのうち帰ってくるだろう。Img_0930





合歓の木を植える。
 谷沿いの岸にはアジサイを5本ばかし植えたのみで何にも植えていなかったので、なにか植えたいなと思っていた。なんでも買ってきて植えることはできるが、いまじょんのび村内に生えている木を移植した方が趣が有るようで、探してみる。柿はあちこちから芽を出しているが、獣の餌食となっても面白くない。お茶もあちこちに生えている。以前にお茶畑だったためらしい。お茶は府道側の生け垣としたい。そしてここ十日ほどで出てきたのが合歓の木だ。切った幹から出ているのは以前からあったが、残りの5本は新しく出てきたもので20cmぐらいになっている。雨で土も軟らかくなっており掘りやすい。ところがいくら掘っても根が浮いてこない。周りから攻めて深く掘ってみると、太い根が張っており、そこから可愛らしい枝が出ているのだ。なんてことはない土の中を根が張り巡らされているのだ。バチヅルで根を切って適当に植える。強い木だから何とかなるだろう。Img_0936

6本並んでいる。そのうち植え替えたのは3本。

虫にやられた木々が再生
 青虫が着くと、一晩で葉が全滅となる。一年柚子に続いてレモンの木がやられた。大事にしていただけにショックである。ところが木は強いものである。新芽が出てきて見事に再生した。レモンの木も新芽が出てきて実が付き、花も咲いている。それにしても毎日点検は事欠かせない。Img_0939 Img_0940

ワケギが出てきた。
 上田さんに貰ったワケギが出てきた。強烈な夏に水もやらずに畑土もカンカンになっていたので実は諦めていたところだ。「ワケギは植えて、これは食用やで」といって貰った無臭ニンニクも沢山すぎて植え付けた。これも緑の芽が顔を見せている。いやあ芽が出てくるというのは嬉しいもんですねえ。Img_0938

周りが雑草でよくわからんか。



 今日のじょん:散歩は夕方一回、府道の歩道を約600m、往復で1.2Km程を歩いている。先日コード式のリードで散歩していたら、トンボを追いかけて車道に出てしまった。素手で持っていたものだからナイロンのリードが擦れてやけどをしてしまった。やけどは数日で治るけれども、車道に車でも来ていたらとぞっとする。そうでなくても高速で走るところだから、、、。散歩の時は軍手で行くことも勉強になった。最近ぐいぐい引くことが多くなってきた。これは飼い主がリーダーと認められていないからとか、主導権を犬にとられているとかろくでもないことが言われている。いずれにしても散歩がやりにくいことは確かだ。特に帰りなどはぐいぐい引かれて、じょんがこれ以上大きくなったらちょっとやばいことになる。ものの本でツケの練習をみたら、とても面倒くさくて出来そうにない。大体現金主義の私はツケはしたことがないので自信がない。  

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コンポスト設置 8/25

2008-08-25 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.25(月)曇り、雨

 吉右衛門が浄化槽を導入しようかなどと言い出した。彼女でも出来たのかと思いきや、環境問題に配慮してのことらしい。確かに汲み取りのところは台所や風呂の水は垂れ流しであり、浄化槽にすると浄化された水を排水することになる。見積もりを取るとなんやかやで150万円程要るそうで、これは事件である。綾部市は下水道の設置をしないで、個別の浄化槽を普及させる方針だそうである。理由はリーズナブルだからだそうだ。これは以前にも書いたが、行政にとってリーズナブルであって市民にとっては大きな負担である。行政の怠慢と私は思う、そうでなくとも全国3番目に高い上水道代を負担しているのである。上下水道でこんなに苦しんで、水源の里は無いだろう。吉右衛門にしても、仮に料金の高い下水が通っていたとして150万円も余分に払うことは無いだろう。生活排水だけ自前の浄化槽にすれば、一応環境にはいいかもしれない。
 環境問題を考慮したわけではないが、コンポストを春から買っている。生ゴミを処理しようと買ったわけだが、獣の問題もあって使っていなかった。倉庫が手狭になってきた今、使ってみようかと出してきた。生ゴミは最初の選別が面倒なのと乾燥させないとうまく発酵しないという点と例の獣の害が予想されるため使わないが、雑草の処理と毎日出るコーヒー豆の粕の処理に使ってみよう。雑草は広げて良く干す。干し草、米ぬか、土の順に入れサンドイッチしていく。米ぬかは精米に行ったときにいくらでも貰って帰れる。問題はこの方法で腐葉土が出来たとして、畑に使うのは怖いものがある。雑草の枯れ草には沢山の種が混在している。おそらくこの種は発酵しないで残るのではないか。考え過ぎかも知れないが、そのまま使ったら雑草を培養しているようなものだ。これを根菜畑の下層に使おうと思っている。じょんのび畑は粘土質の悲惨な表土である。そこに運んできた畑土を入れているのだが、夏野菜や葉物はともかく、根菜はまともに育たないだろう。そこで表土を30cm程掘り、腐葉土と土を入れようと考えている。これに雑草の腐葉土を使ったなら、種が残っていても地中深いので発芽しないというのが私の考えだ。うーん、違いのわかる農学士だ。Img_0935

コンポストの下は石を引き詰め、押さえも土でなく石とした。これで好気性、嫌気性どちらの菌も使えるという農学士のもくろみなのだが、、、、

今日のじょん:シャンプーするついでに体重を測る。13.8Kg、測るたびに1Kgちょい増えている。20Kgは超えるだろうというお医者さんの言なので、まだまだ増えていきそうだ。もうほとんど抱き上げるのは困難になっているし、散歩で引っ張られると止めきれない時もある。先日トンボを追って道路に飛び出し、リードで指にやけどを負ってしまった。大型犬としてのしつけや対応を考えていかなければならない。

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違いのわかる能楽師 8/24

2008-08-25 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.24(日)曇り、小雨

 かつて違いのわかる能楽師というコーヒーの宣伝があった。実は私は違いのわからん農学士なのだ。農学部にいたのだが、山ばっかり行ってたので、「何学部ですか?」と聞かれると「山岳部です」などと答えていた。専攻は農業気象学という得体の知れない学問であったが、今現在畑などするのにまるで役立っていない。同僚たちもテントウムシを数ミクロンに輪切りして顕微鏡でのぞき、生殖器の発達を観察するとか、牛の胃からチューブを出し、消化の様子を調べるとかわけの解らんことをやっていた。農学部なんてのはそんなところで、みんな違いのわからん農学士になっている。
 今日は予てから気になっていた干しネギの植え付けをしたのだが、準備がたいへんであった。土を運び、耕して畝をつくり、堆肥と石灰を混ぜて再度耕す。ここまでできればあとは簡単、のはずだが困ったことが起きた。干しネギの切る位置だが、説明では茎が二股になったところから5cmと書いてある。ところが茎が二股になっているのは1,2本であとは一本だけなのだ。あの説明、ほんとに栽培している人が書いてるの?すぐに疑うのが違いのわからん農学士である。ここで学生気分になってそれならば実験してみようではないかと、6cm群、15-18cm群、25-28cm群、切断無し群の四つの群に分け、植え付けてみる。出来具合の差が果たして出るものか、楽しみである。Img_0934

左から下仁田ネギ、九条太ネギの短いものから植え付けた。
手前の畝は薬味用の細ネギ。


 夜は渕垣のもりしたで西村さん荒木さんたちと定例の一杯のみ。送迎付なので久々に酔っぱらうほど飲んでしまった。

今日のじょん:ぽんぽこぽんの動画が見たいという方がいらっしゃるので撮ってみたが、ブログに掲載する方法がわからない。第一動画を載せることができるのだろうか。今後の検討課題とする。ぽんぽこぽんは朝7:15頃、夕5:30頃やってるので、見たい方はじょんのび村にきて頂戴。
 じょんはフセが完全に出来るようになった。ただ問題はオネエ座りになることである。10回に一回ほど普通に伏せるが、フセの目的からするとオネエ座りでもいいか。Img_0848

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茗荷の怪 8/23

2008-08-25 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.23(土)曇り、風強し

 雨上がりに茗荷の出来を探ってみる。茗荷栽培畑は小さいのが一個、野生の畑はゼロ、谷の部分は小さいのが2,3個と期待はずれ。諦めて森井さんの林にいくと白い花が咲いている。草だらけの雑木林なので、採るといっても大変、軍手では気味が悪いので革手にはきかえて、倒木を剥がし、草をかき分けて潜っていくとあるは、あるは、、、。バケツに1/3ぐらい採って水洗いするが、すべて花が咲いていたりとうがたっていたりでうまそうではない。色は悪いは香りは少ないは、しまりは無いはで大きさだけが取り柄である。Img_0924

大量だが、、、、

 花が咲いたら食用には向かないということである。ところが花の咲いていない、地中の芽は小さくて、味も香りもない。写真の左にあるのがそうだ。あのスーパーで売ってるぷりっとして、赤くて、香りのぷんぷんするのは一体何時どこで採るんや。不思議ではある。やはり野生のものは肥料も足らんし、土も悪いので良く育たないのだろうか。森井さんの林のは腐葉土たっぷりで葉も茎も大きく育って出来はいいはずなんだが、やっぱり採り時季なんだろうか。
棄てるわけにもいかず、梅酢漬けと甘酢漬けにする。Img_0929





【甘酢漬けレシピ】
酢 300cc
酒 180cc
三温糖 小さじ6杯
塩 小さじ1杯
上記の材料を一煮立ちしてさます。
茗荷は水洗いし、塩をまぶして5分おき、熱湯で2分ゆがく。
瓶を熱湯消毒し、水切りし水分を飛ばした茗荷を入れて2,3日で食べられるということだ。
あまりに色が悪いので梅干しの赤紫蘇を少し入れてみた。

今日のじょん:今日はじょんを訪ねて来じょんされるお客さまが数組あってじょんのびよりじょんが有名になってきたようだ。舞鶴から来られたSさん親娘は京田辺市の前里親さん宅へ私たちの翌日面会に行かれたそうである。そのころはアポロ君と呼ばれていたが数組のオファーがあって、結局我が家に来ることになったのだ。Sさんは残念ながらアポロの里親になることが出来なかったのだが、次に飼われた犬にアポロと名付けておられるそうだ。相当アポロ君が良かったみたいで、大変申し訳ない気がする。それにしてもその後のアポロ君、つまりじょんを訪ねて来られるとは、恐縮である。ベランダで再会して大変喜んでおられた。来年にはドッグランも完成予定だから、アポロ君を連れてまた来てね。Img_0925

犬って表情が豊かなんだ、これはいぢけている時。

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営業再開 8/22

2008-08-23 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.22(金)曇り

 4日間の夏休みが終わってカフェじょんのびは今日から営業となった。休み中ほとんど家に居たが、その間訪ねていただいたお客さまが沢山あって申し訳ない気持と、営業中に来てよねという気持が半々である。マーフィーのお客さまというところか。今日は店も暇だろうと畑つくりに励む。土を運ぶついでに勝手に生えている赤紫蘇を畑に植え替える。これで来年の梅干しは自家製の材料で出来そうだ。赤紫蘇はそこら中に生えているのだが、植え替えるとすぐに枯れてしまう。相当深く土を取っても運んでいる間に萎れてしまうほど植え替えに弱い植物である。そこで考えたのが、植え替え前後の水やりである。植え替え後の水やりは誰でもすることだが、植え替え前にやることでうまくいくようになった。Img_0916

あと7.8本で植え替え完了。

 さて問題の干しネギであるが7月23日に堀上げて車庫の天井に干している。植え付けについて色々調べていると、いくつかの誤解や失敗が有ることに気付く。まず、堀上げたネギは立派に良く育って茎の最下部が玉葱のように丸くなっていると書いて喜んでいたが、茎が丸くなっているのは水やりが足りないからだそうだ。そういわれると憶えがある。いまでこそ畑に山水を引いているが、7月頃には水が無く、水やりがおろそかになっていた。もうひとつの失敗は、下仁田ネギまで引き抜いたことである。下仁田ネギは二株だけ作っていたのだが、とにかく化け物のようにでかいネギで、一体どこを食うねんという感じだが、実はそのまま育てて冬に茎を食べるものらしい。本場では茎が5,6cmにもなるそうである。それをだ、葉ネギと同様に考え、こんなでかいネギは干しネギにすべしと引き抜いてしまったのだ。今となっては仕方ないので、九条ネギと一緒に植え付けてみよう。
 ネギの畝であるが、調べると酸性土壌に弱いのでしっかり石灰を撒いて中和せよとのことである。消石灰、苦土石灰、有機石灰などいろいろの種類がある。一体どうすればいいのだ。ホームセンターのチラシを見れば、石灰を撒いて二週間ほどは置かなければならないが有機の場合はすぐに植え付けができると書いてある。少々高いがこれにすべえと買ってくる。成分はカキの殻だって、なるほど有機である。次の定休日、25日には干しネギ植え付け完了の予定。

今日のじょん:じょんの耳はペちゃんと寝ている。ゴールデンレトリーバの血を引いているのだと勝手に思いこんでいるが、兄姉のくるみちゃんの耳が立ったという情報が入った。じょんの耳はどう見ても立ちそうにないし、立たない方がかわいいと思っている。かみさんはそうではないらしく、立った方がいいらしい。昨日のことである。「おとーさん、じょんの耳が立ってるで」という声でじょんを見てみると、いやはやびっくり、左の耳だけしっかり立っているのだ。寝ているときや走っているとき、勢いかはずみで立つことはよくあり、8/20のぽんぽこぽんの写真だって首の上げ下げで両耳が立っている。今回のはそうでなくて、どのような体勢でもしっかり立っているのだ。Img_0905 Img_0907_3

数分間のことであり、慌てていい写真もとれなかったけど。こんな感じ

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えらい寒いで 8/21

2008-08-22 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.21(木)雨、曇り

 夜来風雨の声、朝ともなるともう短パンなんていられない。夏は終わってしまったのだろうか、いやまた暑くなるなどと色々考えるがどうなるかは解らない。12時現在気温25℃湿度65%、決して寒い温度ではないのだが、風が冷たいというか、空気が冷たいというか、寒く感じるのだ。さて今日の作業は干しネギの畝づくりである。といっても畑には土がないので、西側に積んである畑土を東端の畑に運ばねばならない。その距離約70m、しかも緩い登りである。一畝作るのに一輪車で30杯は要るだろう。えらい重労働である。1/3の10杯ほど運んだ頃昼食となり、その後は買い物に綾部に行く。これで今日の作業はおしまいだ。いやはや何も出来ない夏休みであった。先日都会からのお客さまが、「こんな田舎じゃ何にもすることが無くて堪らないわ」などとおっしゃっていた。いやあやることが多すぎて、逆にフラストレーションに陥っているのだ。
 さて最近じょんのび村で起きている出来事をアラカルトでお知らせしたい。

じょんのびの木の実が赤く色づいた。
 8月に入るとじょんのびの木に来る鳥たちがやたら増えてきた。よく見ると緑色だった実が赤くなっている。地面にも沢山落ちるようになり、鳥たちの糞も真っ赤になってきた。この実が食べられるとの情報があるのだが一体どうして食べるのだろう。Img_0840

やっぱり出なかった生姜の芽
 芽出しが済んだ生姜の植え付けの日の記事に、「なんでわざわざ芽出しをするのか、そのまま植え付けても出るんじゃないか。」と書いていたが、実験的に芽出しが済んでいない生姜と少しだけ芽の出た生姜を植え付けていた。結果は二つとも芽が出ることも育つこともなかった。芽出しをする理由というのは解らないが、そうしないと芽が出ないという先人の知恵に軍配を上げたい。(参考2008.6.20)Img_0915

オオムラサキでもゴマダラでもなかった。
 6月25日にオオムラサキではなっかたゴマダラだの記事があるが、実はゴマダラではなくモンキアゲハという蝶だという知らせがあった。改めて訂正する。この蝶が今じょんのび村の谷の上流のたぶんミツマタかと思われる木の花に一杯来ている。周囲の花が少なくなってきたからだろうか、数匹が乱舞している様子は素晴らしい。この岸の木々は森井さんの許可を得て伐採しようとしていたところだが、この木だけは残しておこう。Img_0910

履き物がダメになってきた。
 着るものと履き物は京都にいるときに沢山持っていたので、上林ではもう買うこともないかと考えていたが、ここに来て履き物の底の接着剤がのきなみ剥がれてきた。最初にブリジストンのズックの底が剥がれ、ボンドでくっつけたがすぐに剥がれたので棄ててしまった。次にTYRのスリッパのつっかけ部分が剥がれ、ミズノのスリッパも底が剥がれてしまった。昔の履き物と違って他のところは少しも傷んでないので棄てるのはもったいない。いつもはボンド17という安いけれどちっともくっつかない接着剤で着けていたが、まともにくっついたことがないので、今回は高性能接着剤ダイアボンド1622Tといういかにも玄人受けしそうなボンドでくっつけてみた。このボンドは洗濯機のホースを買ったら付属で着いていたもので、ホースは完璧にくっついたのである。今度こそという思いで、履いてみたらものの数秒で剥がれてしまった。ここで疑問を感じる、なぜ靴を作るときに使用する接着剤を売らないのか。一体履き物工場ではどんな接着剤を使っているのか。どうしたら手に入るのか。瞬間接着剤など車でも持ち上げるCMしてるのに、靴の底程度がくっつかないのか。不思議なことだ。Img_0843
 

というわけで、ボンドG17の数倍の値段のする、ウルトラ他用途SUなる商品を買ってきた。肩書きの超強力接着剤というのが魅力である。いつもはしないのだが、今回は接着面をシンナーで洗って汚れを落とし、使用法のとおりに貼ってみる。期待はしていないが明日が楽しみだ。ところで使用法の説明で用途のところに接着できないものとして、ポリエチレン、ポリプロピレン、云々と続き、最後に高価格品と書いてある。安いものはくっつくけど高いものはくっつかないのだろうか、なんとも変わった接着剤ではある。

今日のじょん:じょんの兄姉はマーブル君とくるみちゃんだが色や模様はぜんぜん似ていないそうだ。唯一の類似点はおしりのつむじだそうで、おしりの両方につむじがあるから写真を撮ってくれとせがまれた。そんなもんどこの犬でも有るんとちゃうかと思うが、そうでもないそうだ。簡単そうで撮りにくいのがおしりの写真である。パソコンに取り込んでおしりの並んでいるのを見るとなんとも情けない感がする。Img_0895 Img_0898 Img_0897

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草との戦い 8/20

2008-08-21 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.20(水)晴、曇り

 昨日遊んだので今日は作業の続きをやる。途中になっている草刈りを完遂しなければと朝から取りかかる。マムシの季節を控えて草むらだけはこしらえないというのがコンセプトである。最近じょんはうんPもおしっこも外でするようになった。芝生など解りやすいところでしてくれればいいのだが、大抵草深いところへ行ってするようだ。そんなときマムシにやられてもかわいそうだし、後始末に入って行くのも気味悪い。というわけで徹底的に草を借りたいのだが、倒木や工事の廃棄物などのある谷沿いの部分、薪が積んであるじょんのび広場の部分など草の刈りようがないところがある。またこの辺が一番気持ちが悪いところであり、なんともやるせない。とにかくチップソーで10時から3時まで刈り続ける。途中昼食などしているので正味4時間ほど刈払い機を廻し続けている。手はしびれ、肩は張ってかんかんになっている。刈った草はそのまま放っているのだが、畑のところは集めてみた。Img_0900

こうやって山と積んで燃やしている光景はよく見るが、なにかいい利用法は無いものかサイトで探してみる。堆肥にするのが最も有効な利用法だが、その方法が様々でよく解らない。穴を掘って埋めておいても良いようだが、なんとなく策がない。コンポストがあるので、ひとつこれを利用してやってみよう。

 草刈りが終わると次の仕事順位は椎茸の本伏せである。本来は梅雨時分にするそうだから相当遅れている。腐りにくい栗の木の枝で支柱をこしらえ原木を掛けてゆく。簡単なことだけどなぜ今までできなかったのだろう。作業の途中に町内の上田さんが軽トラに木を満載して来じょん。植木屋さんなので、切った木が一杯出るそうだ。薪にということでいただいた。椎茸の原木を見て「椎茸が出だすと獣がくるから用意しとかなあかんで」ということだ。柵をするのも大変だし、獣のきそうにない表に置けばいいのだが、なにせ日当たりが良すぎて適当な場所がない。もう少し時間があるのでゆっくり考えるか。Img_0901

今は木陰でいいのだが。

Img_0902 上田さんに頂いた木と村上さんに頂いたコンパネ。薪づくりもせんならんし、コンクリート打ちもせんならん。

というわけで今日の作業は終了、夏休みもあと一日、宿題も沢山残ってしまった。

今日のじょん:ぽんぽこぽん
 じょんのび村ではボール遊びのことをぽんぽこぽんと呼ぶ。砕石の上にボールを投げるとあちこちにぽんぽこと弾むからである。朝早くから「ぽんぽこぽ~ん、ぽんぽこぽ~ん」と騒いでいると、近所では新種の宗教でも始めたかと思われるのである。じょんのぽんぽこぽんは進化しているので箇条書きにしてみよう。
(1)ボールを投げても、そんなの関係ねー。6月頃か
(2)ボールを取りに行くが咥えられない。口が小さい
(3)ボールを咥えても帰ってこない。
(4)ボールを咥えて帰ってくる。7月頃
(5)ボールを咥えて帰ってきて渡す。
(6)ボールを先回りしてつかまえる。
(7)ボールを追いかけずに止まったのを見てからスタートする。いつもそうではない。
(8)ボールを自分で投げて、拾ってくる。最近
いずれもおやつがからんでいる。ガクッImg_0852

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京都1497 8/19

2008-08-20 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.19(火)曇り、夕立

 休日二日目、今日はじょんを連れて海に行こうということとなっている。天気予報はよろしくないが、いそいそと出かける。上林は山の中だが小浜や高浜など海には小一時間で行ける。ところが綾部温泉に着くまでにじょんの様子がおかしくなってきた。車酔いである、よだれを出して苦しそうにしている。6月、京田辺からじょんのび村まで長距離ドライブで酔って吐いたそうだ。その後三和町に2回、福知山市に1回ドライブしたが異常なく、先日舞鶴の動物病院に行ったときに酔って吐いてしまった。今日は万全の用意をして、ドライブに慣れて貰うことも目的である。奥上林でいっぷく、峠を越えて大飯町でいっぷく、大飯ではうんPまでしてしまった。朝には普通通りうんPしているので、これは異常と言える。目的の長井浜に行くと、空はかき曇り、ゴロゴロ雷も鳴ってきた。駐車料金も高いので、高浜の三松海岸に行く。ここでも駐車料金1,000円だが、路駐で遊ぶこととする。誰もいない海なので大丈夫そうだ。Img_0892 

海は怖がるかなと思ったが全然で、水も波も平気なようだ。道中の階段に躊躇するのがちょっと情けない。ござを引いてゆっくりと昼食をしようと思ったら雨が降り出し、車の中でおにぎりを食べる。今日は海は諦め、来年ゆっくりと来よう。その時はじょんも泳げるかも知れない。
 じょんの車酔いがしんどそうなので、高速を使って帰ることとする。途中綾部SAでも休憩したが、とりあえず吐くことなく帰じょんできた。じょんが帰ったとたん食事もせず眠ってしまったのは相当疲れたのだろう。まだ時刻は午後の2時である。海はいまいちだったけど、かねてからの計画を実行するには絶好の機会である。Img_0890

"海を見ていたじょん兄”

 

綾部温泉に京都限定ビール1497が置かれたのは今年のことである。綾部新聞にも掲載されたように思うから、ニュースである。レストランに掛けられた看板を横目で見ながら、いつも指をくわえて帰っていた。かつて向日市にキリンビールがあったとき、ガーデンで飲む1497とカラハナのおいしさは忘れられない。その当時はそこでしか飲めなかったように思う。温泉に浸かった後、キューと飲んだらうまいだろうなあという願望は今日実現されることとなった。
車で行ったら飲めないので、あやバスで行けばいいのだ。あやバスは一時間に一本で、温泉最終は5時46分、雨のおかげで丁度良い時間帯が空いたのだ。じょんを寝かせていそいそと出かける。念道バス停までは歩いて5分、綾部温泉まではバスで10分余りか、値段は300円で往復600円かかるが、1497はそれだけの値打ちがあるぞ。
 温泉に着くと、いつもの元気なお兄さんが「お風呂はこっちで、入浴券を買っていただいて云々」と懇切丁寧に説明してくれる。おい、これだけ通ってる常連の顔ぐらい憶えとけよなあ。温泉は空いていて、ビールをより美味しく飲めるようにサウナと薬湯風呂にしっかり入る。腹ぺこののどからからにしておいて、まずは1497をぐ~といく。うんめー。地鶏の唐揚げと黒豆のコロッケでもういっぱい。仕上げに山菜蕎麦、の予定だったがこれが一番に来た。ちょっとは考えて持ってこいよなあ。などと文句を言いながら、満足満足、帰ってのんだのどごし生のまずいこと。

今日のじょん:本文に記載したのでお休み。

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茗荷の収穫 8/18

2008-08-19 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.18(月)晴

 お盆が済むと一気に涼しくなった。夜なんざ開けてると寒くて堪らない。ところが気温や湿度はそう変わらないのだ。風や日当たりの加減なんだろうか。
 さて今日から4日間の夏休み、開店以来連休は無いのでなんとなく嬉しいが、やらないかんことが多すぎてプレッシャーもある。梅干しの土用干し、草刈り草引き、椎茸の本伏せ、ネギの畝づくり、看板造り、コンポスト設置、転居お知らせ、云々カンカンときりがない。まづ梅干しの土用干し第二弾を始める。第一弾は丸4日間の土用干しで(土用ではないが)しっかり乾いた。再度壺に戻して今月末ぐらいから食べられそうだ。第二弾は瓶に漬けたもので、壺のものより少し多めなんだが、出してみると色が悪い。赤く染まっているのは上の方だけで、下のものは黄色いままだ。梅はいいものを瓶に漬けたが、川が破けているのも数個あって、漬かり具合は壺の方が良いようである。塩や紫蘇の配分などは同様なのでひょっとするとその形状が作用しているのではないか。なぜ壺はあのように中ぶくれしているのだろう、作製上の都合だけでなく、なにか漬かり具合に有効な形状なのかも知れない。とするとこれもロマンである。来年も比較実験をしてみよう。Img_0859

ガラス瓶に漬けたものは紫蘇の染まりが悪い。皮破れもあり。

 梅干しを干して草刈りに取りかかる。するとあちこちに生えている赤紫蘇が気になり始めた。来年の梅干しは赤紫蘇も自前にするため、これをすべて畑に植え替える。以前にもやってあっという間に枯れたことがある。その轍は踏まないよう、たっぷり水をやってからスコップで掘り、植えた後も何回も水をやる。それが終わるともう3時になっている。慌てて草刈りを始めるが、アジサイを植えた谷側の斜面は草を引くしかない。アジサイの周りをやっときれいにした頃、その隣の茗荷畑に目をやると、根元に白い花が咲いているではないか。まだまだと思っていた茗荷の芽が出ているのだ。花が咲いたら遅いということ、これは大変と根元を探るとあるわあるわ。この茗荷畑は野生のものだが、アジサイの世話のついでに、草を引き、水をやりして世話していたものである。栽培している茗荷より育ちが良く、葉も青々としている。こうなると栽培している畑もみてみなきゃ、てなわけで探るとひとつだけ立派な芽があった。肥料もやってるためかぷくっとして大きい。問題は谷の中に点在している野生の茗荷だ。まず周りの草を刈る必要がある。根元も草と枯れ木などで見つけられる状態ではない。下準備をして探ると、あるある。ところがここは蛇の巣である。そろそろマムシの季節も近い、軍手を革手に履き替えてごそごそ探るが、これほどスリリングな収穫もない。それだけに採れたときの喜びもひとしおで、合計十五本ほど採れた。Img_0863

今日の収穫、茗荷と万願寺

 私は茗荷が大好きで、そのために物忘れがひどいのかも知れないが、とにかく年中高い茗荷を買わされているのだ。「おーい当分茗荷は買わんでえーぞ」「生協で来たとこやデー」がっくり。

今日のじょん:はす向かいの水島さんにスイカを頂いた。夏も終盤になろうという時我が家ではまだ初物である。ましてやじょんにとっては超初物で、カリコリと上手に食べていた。犬の口の形状はトウモロコシやスイカを食べるのにうまくできているのかも知れない。あまりに上手に食べたので、大好きなのかなと思い、もう一個やると食べ残してしまった。余り好きでないのかも知れない。人間たちは大変美味しく頂いた。ごちそうさま。Img_0855 Img_0858

すいかあまいか、初物の味。

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害虫・益虫? 8/17

2008-08-19 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.17(日)晴

 大事に育てていた一年柚子が一晩で丸裸になったのは、もう一月も前だろうか。犯人はでかい青虫である。全ての葉を食い尽くすので、こちらとしては許せない。ひと思いに踏みつぶすのでは気が治まらないのでアリの巣地獄だの散々なぶり殺したのだが、肝心の柚子は新芽が出て、にょきにょき育っている。まずはめでたしである。
 適当に植えた鷹の爪がどんどん実を付けて気持ちいいほど赤くなっている。ひょいと見ると灰色のあり地獄みたいな虫がびっしり着いている。殺虫剤なんかふりかけても、そんなの関係ねえって感じでくっついている。やむなくピンセットでひとつひとつつまんでゆく。数十匹をプラスチックのボトルに閉じこめ、炎天下に3日ほど置いてもくたばらない。いやはや凄い生命力だ。そして次の日またしても同じぐらいの数の虫が取り憑いている。よーく探すと葉の裏にびっしりと卵が付いている。こいつが連日孵っているのだ。毎日まめに捕るしかない。
 上田さんに頂いたトランペットも葉がざっくりやられた。よくみると尺取り虫みたいな青虫だ。
こいつもなぶり殺しにした上で、毎日観察を続けている。ここでよーく考えてみると私が世話をしている樹木や野菜は数本である、出荷している農業者は数百本の野菜を作っているのだ。毎日観察して、付いた虫をピンセットで捕るわけにはいかない。殺虫剤の散布ということになるのは当然だ。消費者が無農薬だなんだと騒ぐのは無理がある。消費者は青虫のはいずり回るキャベツか、きれいだけど農薬のかかったキャベツか二者択一ということになるのだろう。本当に安全なものを食べたいなら、自分で作るしかない。Img_0860

見た目はきれいだがいっぱい虫が着いている。

 でも害虫だって生きんがために葉っぱを食ってるわけで、雑草の葉を食ってくれれば益虫になるんだが、人間って勝手なもんだ。

 

今日のじょん:金メダル無くす。

 日本柔道界みたいなタイトルだが、モモちゃんが来たときに金色の鑑札を無くしてしまったのだ。首輪に着けるよう書いてあったので、一体どうして着けるか迷ったのだが、結局凧糸で2カ所を縫いつけていたのだ。ところが首輪のところはカイカイをするのですぐに糸が切れて一カ所で金メダルのようにぶら下がっていたのである。そのうちもう一カ所着けてやらねばなあと思っている矢先にどこかに落としてしまった。散歩コースを探すも見つからず、庭では放していたのでどこを通ったか解らず途方に暮れていた。再発行したらまたお金いるやろなあと釈然としない気持でいたのだが、偶然に庭で失せもの探しの私のおまじないをしたらその振り向いたところの草の中から出てきたのだ。よくぞ出てきたと思うが、もう首輪には着けないでおこう。大体3,000円もとってもう少し着けやすい何かを考えろよな。メダルに2カ所穴空いてるだけだもの、工夫が無いよねえ。というわけで、金復活、ガンバレニッポン。Img_0832

昨日の雨で沢ガニが庭に上がってきた。じょんとの対決は引き分けというところかな。

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一区遊歩道 8/16

2008-08-17 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.16(土)晴、夕立

 お盆で帰省しているお客さんが続いて、少し賑やかになっている。納涼祭のおかげで地元の方も店に来られ、地元の情報も聞かせてもらえた。中でも有志が集まって遊歩道をこしらえているという話は初耳でもあり、ノリである。じょんのび村から南方には、上林川とそれを取り巻く田園、東から長く延びて田んぼに消えている低い尾根、そして和知と隔てている高い山稜が絶妙のコントラストで配置されている。少し府道を下ってゆくと、湾曲した上林川の向こうに忠町の集落が見え、これがまた美しい。この美しい一帯を犬の散歩やジョギングをするコースを探すのが将来の楽しみにとってあったのだ。その上林川を渡って田園を越え、低い尾根の少しくびれた部分を切り開いて、忠町方面に抜け周回する遊歩道をつくろうというのだから願ったりかなったりである。また来年には上林川に納涼床をこしらえようなんて夢もあるそうだ。どれだけお力になれるか解らないけど、是非参加して、夢を果たしたい。Img_0847_2

写真中央赤い小屋付近から鞍部を越える遊歩道予定地

 今日のじょん:二階への脱走事件を防ぐべく、フェンスにネットを張った。これで安心とばかりに眠っていたら、外でかん高い鳥の鳴き声とともにじょんがくんくん言い始めた。どうなるかなと耳を澄ましていたその瞬間「ギャンギャンギャン」と大叫び。飛んで起きて階下に降りると、ネットの間に胴体を挟まれてもがいている。すぐに助け出して、かみさんが添い寝をしていたが、いつまでも痛そうに後ろ足を舐めている。留守の時でなくてよかった。それにしても、犬と人間の知恵比べは続く、今度はネットの隙間にネットを足して、埋めてしまったのだが、、、。Img_0839

ネットは張ったが、、、、、

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