晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

畑土を搬入 4/1

2008-04-28 | 日記・エッセイ・コラム

2008.4.1(火)雨曇り  畑土搬入

 朝目が覚めると車庫の横に畑土が積まれている。昨日留守の間に数回運び、今日も雨の中を朝から往復してくれているようだ。2トン車で8回余り、軽トラックでは到底運べない量だ。
これで菜園と花壇の土は何とかなりそうだ。話に聞くと畑の土は手に入りそうでなかなか手に入らないそうである。最悪は川合の畑から運ぼうかと考えていたが、それでは何時のことになるか解らない。畑土をくれたマルゼンさんと運んでくれた三井君に感謝、感謝。Img_0452


山と積まれた畑土

 さて、じょんのび村の広大な土地には勝手に種が飛んできたという桐の木と、シンボルツリーとなっている名も知らない木と切り倒して最後に残ったシュロの木があるのみである。なにか有用な、実がなる木が欲しいところだが、鹿や猿の被害を考えると種類は限られてくる。
ゆず、山椒は大丈夫ということで、朝倉実山椒と一才ゆずを植え付ける。もう一本、もともとこの地に自生していて、造成前に京都に持ち帰っていた葉山椒と三本並べて植え付けることにした。夜は綾部温泉に行き、食事をしていると歯の詰め物が取れてしまった。この忙しいときに歯医者にまで行く用が出来てしまった。Img_0460
Img_0461

左端に一才ゆず、右は朝倉山椒

2008.4.2(水)曇り晴れ 薪ストーブ大活躍

 今朝の気温は10時現在室温で13℃、湿度72%、来綾以来最低の気温である。薪ストーブは毎日たき続けている。これは予想外であった。昨年から森林組合で杉の端材を集めていたのが役に立った。それでも手頃な薪は使い果たし、新たにチエンソーで玉切りし、薪割りをしなければならない。土地の北門に大きな杉の切り株があり、そこを薪割りの台としている。このあたり、かつては蔵かみそ蔵なんかが在ったように見えるのだが、丸く摩耗した石がゴロゴロしている。一体どういいう加減なのか解らないが、その中から土器の口のような物が出てきた、保管しておいて後で調べてみよう。また、古いものだが鹿の糞が点在している。鹿が食べるようなものは無いのだけど。
 車庫の南側には菜園を、北側には薪小屋をつくる予定だが、その前に西村さんから頂いたイナバの物置を車庫の北隣に建てる必要がある。その資材が車庫の半分を占拠していて、マイウィングロードはいまだに外に放り出されているのだ。物置はかなり大きなものだが、自分で組み立てるしかない。今日はその基礎作りをする。車庫の面から30cmほど高くなっているので、これを掘り起こすのだが、木の根竹の根、石が出てきてこれが大変。北の国からならぬ北の大地の世界である。Img_0456 掘り出した土の上に出てきた石を並べ、水はけを良くする。
今日のところはこのくらいにして、南側の畑作りに取り組む。
 畑土はもらってきたものの、元の土壌はすこぶる悪い。傾斜地であったために山土をしこたま放り込んだために、粘土質の水はけの悪い土壌である。
本来ならば真砂土や赤玉土などを入れ、腐葉土を混ぜて良い土に変えるのだろうが、そのような悠長なことは言ってられない。とりあえず排水用に溝を掘り、廃材やゴミを燃やした灰や消し炭を詰める。その上にもらった畑土で畝を作るのだが、この土がまた田んぼの土のようで粘りけが強い。きっといい土なんだろうが、長年耕作されていなかったようで、耕しても耕しても団子になる。こればかりは手を抜くわけに行かないので腐葉土を買ってきて混ぜるが、それでも団子状だ。まあぼちぼちといい土に変えるしかないようだ。Img_0459 Img_0462

溝を作って灰を入れ、排水をよくする。右は菜園予定地ともらってきた畑土。


 今日の来じょん客、舞鶴トライアスロン協会の五十嵐さんら2名、隣の森井さん。

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中水道 3/29

2008-04-27 | 日記・エッセイ・コラム

2008.3.29(土) 曇り、雨 中水道 

山水に泥が混じるので取水口にガーゼを取り付ける。またゴミよけのため台所の三角コーナーの古をかぶせる。それでも泥が混じり、本格的浄水装置の必要がある。落ち着いたら考えよう。午後に同級生の三井君が庭の造作の見積もりに来る。救いがたい雑草の府道ののり面対策と店前面の芝張りなのだが、こればかりはプロの手を借りなければ出来ないと思い予算を組んでいた。ところが予想以上の予算オーバーで三井君にお願いしたというところだ。
のり面は国道ののり面などによく使われている短草シートを張ることにする。昨夏の恐ろしいばかりの雑草の状況を見ているだけに綺麗な草が生えるとは思わないが、三井君は自信ありげだ。芝は予算の都合で100㎡のみお願いすることになった。それよりもマルゼンさんの田んぼの土を運んでもらえることになり大変ありがたい。

 2008.3.30(日) 雨 佃の山 

 昨日取水口にガーゼをかぶせた中水道がもう止まっている。ガーゼが泥んこになり詰まっているのだ。やはり駄目だったかとがっくり来る。取水口ではなく、水の出口で浄化する装置を作らないといけない。アイデアは出来ているのだが、取りかかる暇がない。とりあえずガーゼをはずし、もとの取水口に戻す。Img_0454 Img_0455

もらい物の風呂桶とホースで作った中水道だが、泥水が沈殿する。

 沢田さんが椎茸菌とドリルを持って来じょん、本当に親切な方である。口上林の佃に自前の山を持っておられ、薪を切っても良いと言うことで現地を見に行く。櫟主体の雑木林で手入れが行き届いており、昔ながらの里山という感じだ。ただ、イノシシ、シカ、サル、クマの足跡や糞、爪痕や泥をこすりつけた跡があり、夜は動物たちの天国となっていそうだ。じょんのび村から車で15分ぐらいでとても助かる。
 午後は雨となり、建築時に残された廃棄物の木や根っこを燃やし続ける。それでも三割ぐらいしか処理できずに、くたくたとなる。村に来て一週間、初めて綾部温泉に行く。

2008.3.31(月) 雨 能面を頂く

 午後から京都に行き、転出届を出す。南区は久世出張所と区役所と二カ所の訪問が必要、母と姉の宅にあいさつに行く。兄と姉から祝いを頂き、大変助かる。特に高さんからは手作りの能面、小面を頂き、恐縮する。立派な物だけにどこにおいて良いか解らない。 

 

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丹毒その後 3/26

2008-04-22 | 日記・エッセイ・コラム

2008.3.26(水) 丹毒その後

 くそ忙しいときに丹毒などとわけの解らん病となり、ついには綾部の市民病院に診察に行くこととなった。京都の病院と違い、空いているとの噂であったがなんと駐車場も満杯なほど混んでいた。10:30に受付をし、13:30分の診察である。もっともその間、森井さん宅にあいさつを済まし、ストックで買い物をし、アスポで昼食を済ましたのだから待つということは無かったのだが。病院で1週間分の抗生物質をもらい、まだ顔に腫れは残っていたのだが組内のあいさつに回る。家はあっても不在となっているところもあり、6軒の小さな組である。ほとんどが70歳代のお家で、子供はゼロ、少し寂しい気もするところである。

2008.3.27(木) 浄化槽の検査

 浄化槽がうまく機能しているか検査をするそうだ。おかげで早起きを強いられる。村上建設さんは予定どおりに来られたが、綾部市の職員は一向に現れない。電話をすると忘れていたそうである。のんきな所だ。私は連日の肉体労働に取り組む。物置の基礎作り、中水道の整備などしていたら、隣の息子さんがあいさつに現れる。いろいろと地域の情報を仕入れていたら、反対隣の森井さんもジャガイモの植え付けに来られる。何かと来客の多い日である。

2008.3.28(金) 猿出現

 建築費用の残金705万円を支払う。トータルで予算より1000万円の超過である。本来予備費となるべき保険を解約して支払う。綾部郵便局で解約手続きをしていると、見知った顔の局長が現れる。かつて同じ職場で内勤をされていた山本さんである。単身赴任で来られているとか、ご苦労さんである。今日は奥上林で茅葺きの民家で週末を過ごされている桜井さん夫婦が来訪された。田舎暮らしも茅葺きとなると本格的である。
 森井さんの裏庭に異様な動きを発見、栗の木の下に3匹余りの猿が居る。かつては群れで現れたが、最近は見ないとの情報だったのでショックである。
 保健所の許可をもらいに舞鶴に行き、帰りに不動産のマルゼンさんにあいさつに寄る。分譲地の畑土をいただけることになり、幸いである。

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じょんのび村入村 3/23

2008-04-17 | 日記・エッセイ・コラム

2008.3.23(日)  じょんのび村入村

 実はこれを書いているのは4月の10日である。入村以来超多忙の日が続き、しかも肉体労働となると、インターネットの接続やブログの更新などは全然やる気にならないのだ。ネットも昨日繋がったばかりである。しかし多くの皆さんに心配掛けていると思うので、疲れた身体にむち打って追いついて行こうと思う。
 さて入村日の引越業者と言えば、前述の通り格安の業者であったが、無事に済むことができた。業界では後発の業者であったので不安はあったのだが、安いのは第一である。有名なS社などとは比べものにならないほど要領は悪く、時間も相当掛かっている。でも多勢の助っ人とローカルな親切対応でなんとか済んだ。荷物を運び終わると同時に雨が降り始め、さっそく薪ストーブのお世話になる。森井さんとの境界にある梅の木が満開で、記念になるのだが暗くなっていい写真が撮れなかった。

Img_0439

入村の日、満開の梅、夏には梅干しとなる。

2008.3.24(月) 開拓始まる

 じょんのび村の初めての夜、疲れてすぐに寝付いたが、府道の車の音に驚く。少し高台なのでよく響くのもあるのだが、絶好の直線上に立地するためかよく響く、京都よりうるさく感じるのはショックである。生活はオール電化でチョー文化的なのだが、使い方が解らなくてイライラする。もういらんかなと思ったストーブが今日も活躍、寒いのは上林だけなのか。読売新聞、クロネコヤマト、醤油のセールス、セコムのセールスなど来客が続く。岡村さんからもらったホースと村上建設でもらった風呂桶で簡易水道を引く。ごぼごぼと水が来た瞬間は、北の国からを彷彿させる。仮のポストを作ったり、注文した球根を植え付けたり、京都から持ってきた蔓草やアロエを庭に植え付ける。あわただしい一日である。Img_0447 Img_0448

谷から水を引く、上水が高いので助かる。畑が出来ていないのでとりあえずプランタに植える。

2008.3.25(火) カーテン取り付け

 建築の見積もりにカーテン数十万円とあった。すかさず自分で取り付ける旨返事したのだが、これがなかなかやっかいである。上鳥羽のニトリが開店して、バーゲンをしていたのでいろいろ買い付けたのだが、サイズがうまく合わない。いざ取り付けるとなると、これまた大変で3カ所の取り付けで一日がつぶれてしまった。一階の大きなロールカーテンのみ業者に注文したのだが、さすがにデザインも質もいいものである。ただし値段は3倍近くかかる。夕刻、時間が余ったので倉庫脇の物置の基礎づくりをする。肉体労働がここちよい。Img_0456

排水のため石を引き詰める。ブロックはコメリで購入。

コメント (3)
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