晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

古い道具(1) 4/29

2010-04-30 | 日記・エッセイ・コラム

2010.4.29(木) 晴、曇

 大型連休がスタートしたとのことだが、サラリーマンでない私には、”そんなの関係ねえ、そんなの関係ねえ”。では今日は一体何の日だ。昭和の時代には天皇誕生日だったのだが、今は何なんだ、普通はみどりの日と思うだろう。私もみどりの日と思っていたのだが、カレンダーを見ると昭和の日となっている。ホンマかいなと他のカレンダーを見ても、やっぱり昭和の日となっている。みどりの日はどこへ行ってしまったのだ。調べると5月4日がみどりの日なんだって、えーっという感じだ。今でこそややこしいのに、連休を地方によってずらしていこうという案もあるそうだ。好きにすればいいけど、そこまでこねくり回さなくても良いんでねえかい。
 さて、好天の今日、店はかみさんに任せてドッグランどの作製にいそしむ。なんてったって連休の完成を目指していたのだから、、、、。
  いろんなものを作りながらいつも思うのだが、電動の工具などがあるからできるんだなあ、昔の工具や道具だけでは大変だなあということだ。例えば今回のドッグランどの作製だって、その作業の大部分が穴掘りである。その穴掘りに大活躍しているのが、ススムさんにお借りしたハンマーである。Img_4382

左からショベル&バチヅル、バール&ホールディガー、電動ハンマー


  ドッグランど予定地は元々は畑だったようだが、えん堤工事の際に山土や岩石が入っているようで、上部10~20cmが岩や石の層になっている。従来の方法ではこの層を突破するのに怖ろしいほど苦労した。そう、従来は鉄の棒とホールディガーという二枚スコップの穴掘り器で掘っていたのだ。もっと以前はバチヅルとスコップのみで掘っており、今から思えば信じられない。ホールディガーを教えて貰い、購入しただけでも画期的だったのに、ハンマーを使ったらもう元には戻れない。工具や道具というのはそんな物らしい。

【作業日誌 4/29】
ドッグランど4スパン目作製

今日のじょん:じょんは家の玄関側から来る人にはびっくりするほど吠える。今日もお豆腐屋さんが来たら大吠えで、店に来ていたマーブルママもびっくりするぐらいだ。ところが続いて荻野ちゃんが網戸の取り外しに来たのだが、ワンとも言わずゴロニャ~ンとくっつきまわしている。若い女の子に弱いのは知っているが、こうまで変わるか?
犬が変わってしまうとはこのことらしい。

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メイちゃん来じょん 4/28

2010-04-28 | 日記・エッセイ・コラム

2010.4.28(水)晴

 昨日の嵐から打って変わって穏やかな好天となった。GWには仕上げたかったドッグランどの作製に取りかかる。とりあえず3スパンまで出来上がった。柵の作製も大切だが場内の整地も必要だ。建築廃材というか、掘り起こした木や根っこが山積みになっていたところは昨年すっかり片付けて、ちょっとした空き地となっている。昨日雨が降る前に余っていたニャンニャン草の種を蒔いておく。あとは残っている畑土の山を畑に運んだら、整地は終わりとなる。将来的には芝など植え付けたいが、当面は雑草を刈り込んでよしとしよう。問題は草刈りである、周辺のフェンスやネットの付近は仮払い機が使えない。ドッグランだから除草剤は使えないし、手で除草するのも大変である。熱湯除草も現実的でないし、やはり山羊に頼るしかないかと思っているところである。そんな折も折、メイちゃんが乗用車に乗ってやってきた。Img_43631 Img_4355
 さっそくドッグランどの真ん中に繋いで様子を見る。先日草刈りを済ましたとはいえ、もうすっかり次の草が生えてきている。特に一面のクローバーはメイちゃんにとっても大好物だろう。と思いきや、採ってきたタンポポの花やイタドリの葉などは食べるが、それ以外には見向きもしない。木の切れ端などはよく食べるそうだ。ムムム、このままだとメイちゃん作戦は駄目みたいだ。
 まあ、時間がたてば草も食べるかなあと勝手な想像をして、じょんと遊ばせることにする。もちろんじょんにとって山羊は未知との遭遇だが、尻尾振って大喜びである。どうも犬と勘違いしているようだ。メイちゃんは迷惑そうで逃げ回っている。それでも近づいて挨拶らしき動作をしているが、犬の挨拶は山羊にはわかんねえだろうなあ。Img_4371 Img_4374
 柵が完成したら、二匹仲良く遊んでくれることを祈って、メイちゃんを見送る。ザイルの切れ端を使って、メイちゃん用つなぎ紐を作ってあげよう。
 夜、メエエと鳴き真似したら首をかしげて不思議そうにしていた。

【作業日誌 4/28】
ドッグランど3スパン目完成、ドア補修
夏野菜用畝立て

今日のじょん:じょんネタのためお休み

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遊里のこと(6) 4/27

2010-04-27 | 歴史・民俗

2010.4.27(火)雨、風強し

 ”ゆり”地名が”揺り、淘り、汰り”から来ていると仮定して、どうして淘り等が遊里や由里となるのか。選鉱で行う淘りは不純物の多く混じった粒粉状の鉱石を淘り板、あるいは淘り皿に乗せる。その際はもこっとした山状の塊なわけだが、水の中で淘るに従って有用な鉱石だけが平面上になって残る。この様子を岼のように山間に開けた平坦な土地になぞらえたのではないだろうか。同様に山腹の緩やかな道もそのカーブというか曲線が淘り物の様子と似ているのではないだろうか。
 あるいは淘りという作業は水が必要で、一般的に坑道の近くではあるが、少し下った谷間の平らなところで行われたのではないだろうか。佐渡金山や石見銀山などでも概ねそのような配置で行われていたようだ。
 綾部市にある”ゆり”にはいくつかの共通点がある。いずれは総ての”ゆり”を訪れてみたいと思っているのだが、今のところ時間的余裕がないので、グーグルの地図で確認している。グーグルの地図では一般的な地図の他に航空写真や地形図も見られるので実際に訪れるより客観的に観察できるかも知れない。しかし本当は現地を自らの目で何度も何度も観ることが大切である。観念的ではあるけれど、そうすることが歴史の謎解きの近道であることは間違いないようだ。Img_4298
 
左のくぼみが菅坂峠、このあたりの少し下が遊里詰というところだ。
丁度谷間の居住地が終わるあたりである。


 共通点は、山裾にあること、水のあるところにあること、特に川沿いが多い、上林については大町以奥、綾部市については北部の山岳地帯及び由良川右岸に限られていることである。上林における”ゆり”地名は小字については総て”ゆり”ノ上とか”ゆり”ノ下とか形容する言葉が付属している。上林以外の綾部市の”ゆり”地名では”ゆり”単独地名が8件、下とか上とか付いているのが9件である。岼ケ前、ユリ山、ユリノ下、岼蔭、岼崎、岼ヶ上、由里ノ下、岼上通、岼山となっている。これらの地名の付け方から考えると、”ゆり”という地形なり、特別の場所があって、その上なりその前なりに地名が付いたようだ。地図で確認するとやはり一番多いのは、山間部や山裾に開けた小平坦地である。道、いわゆるユリ道を意味していそうなところもあるが、過去にそこに道があったかどうか不明なので、確信は出来ない。いづれ総ての”ゆり”を訪れて、共通性を見つけたいと思っている。つづく
《遊里のこと(5)は2010.4.21》

【作業日誌 4/27】
オタフク生姜500g芽出し植え付け
畑草引き

今日のじょん:今年最高の嵐となった。じょんにとっては最もストレスの溜まる環境だが、運の悪いことに近所のお葬式、買い物等で半日はお留守番ということになった。きっちり夕方の散歩時には吐いてしまったそうだ。それでも夕飯は食欲があったのでまずは安心というところだ。Img_4343


風吹くの、怖いのよねえ。  




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田舎の付き合い 4/26

2010-04-26 | 日記・エッセイ・コラム

2010.4.26(月)曇

 最近店では自治会の話題が多く上がっている。都市部から上林に移住されている方、週に何日か通っておられる方などが関心を持っておられるからだろう。
 市の定住サポートや里山ネットのお世話で移住しておられる方は、自治会加入が条件となっている場合も多々あるそうだ。しかし問題は自治会の対応が各自治会によってまちまちであることだ。特に都会で生活している人にとっては自治会なんてほとんど無関係に過ごしていると思われる。自治会費だって月2,3百円のところが、こちらに来るとそうはいかない。2千円、3千円とかばらばらだ。そりゃ所帯数が10に満たない自治会もあるわけだから致し方はないと思う。
 お金の面だけでなく、自治会内での付き合いや、村用、あるいは冠婚葬祭など都会では考えられない内容がある。それが良いとか悪いとかでなく、都会とはまったく別物であるということだ。それが受け入れられるか、受け入れられないかということだ。従前は農林業にいそしむ、同様の家族が自治会を組織していた。そこへまったく生活環境の違う移住者が入ってきた、移住者ならともかく定住しない別荘感覚の住民が入ってきたとなると、従来の自治会のありかたと同様では必ず矛盾が起きる。だからここでは、その自治会が外部の人間を受け入れようとする姿勢なのか、拒否しようとする姿勢なのか、そこのところが大きく作用するのではないか。
 移住しようという人にはその辺のところは解らない。自治体も不動産業者もましてやインターネットで調べても解らない。住んでみなければ解らないロシアンルーレットのような感じだ。Img_4255
 
村のハードは解るけど、ソフトは住んでみなければ解らない。


 自治会とはその名のとおり自らで治めるのだから、移住者を歓迎しようが拒否しようが、その地の住民が決めればいいのだけれど、少なくとも「うちの自治会はこういう態度だよ」ということを決定し、公表すべきではないだろうか。市はそういうデータを揃えた上で誘致すべきで、単に空き家や売り家を紹介するだけで、後は好きにやってという態度では後に禍根を残すのではないだろうか。

【作業日誌  4/26】
芝生広場、のり面草刈り、3日目

今日のじょん:今日じょんのびテラスがオープンした。本来は喫煙者に開放したスペースなんだけど、なんとなく気持ちが良いようで、喫煙しない人にも人気がある。このスペース、冬の間はじょんの独り占めで、好きに使っていたのだが、やたら狭くなったなあと不満そーである。Img_4350

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じょんのびファーム困難編 4/25

2010-04-26 | 日記・エッセイ・コラム

2010.4.25(日)快晴

 晴れの日が2日続いた。待ちに待った好天なのに、あれもせにゃならん、これもせんやならんと凄いプレッシャーを感じる。3月から雨天が続いた後遺症だ。ドッグランども薪割りも芝生の草引きも野外テーブルの作製もやりたいのだが、今日は畑仕事をしよう。近所の畑ではエンドウ豆が伸びてきている。種は昨年買ったままで手つかずだ。昨年の今頃は夏野菜の苗も植え付けが済んでいる。ところがじょんのびファームときたら、草ぼうぼうの原野と化しているのだ。なんとかしなくては、、、、と言うわけで草刈りから始める。草刈りだけは例年より早く始め、その楽さに驚いている。なんてったってジャングルのようになってから刈っていたのだから、今までは。こんな調子で先手先手に刈っていこうと心に誓っているのだが、はてさて心許ない。
 少しずつ草を取り除いていると、昨秋植えたアスパラガスがちこっと顔を出している。いやあほったらかしで、アナグマだかイノシシだかが掘っていたので諦めていたのだが、なんとかなるもんだ。周り中モグラの穴だらけでよくぞ生き残っていたもんだ。自家消費となる野菜作りはそんなに難しいものじゃないと思うのだが、実は数種困難なものがある。今更言えないというようなものもあり、恥をさらすようだが、この際公表してアドバイスを頂きたい。
(1)アスパラガス 
 上林に来て2年だが、アスパラガスだけは3回植え付けている。1回目は京都にいるときからプランターに植えており、数本長いのが出てきた。食べたのはこれだけで、地に下ろしてやると細い茎に葉っぱが着くばかりで、翌春には何もでなくなって掘ってみると見る影もなく腐っていた。2回目は昨夏かな、売れ残りの処分品、といってもタキイの上等のものだが、を植え付けて、今日に至っているが、一切何も出てきたことはない。3回目はもうこれで最後とばかしにかみさんが生協で注文したものではなかったか、昨夏植え付け、そして今春やっと一本が出てきたのだが、さてどうなるやら、、、。Img_4334 Img_4345

ビフォアアフター、これだけの畑を作るのが精一杯。


(2)九条ネギ
 素人野菜の代表的なものだが、どうもうまく出来ない。今更聞けないシリーズで、どうしたものか困っている。苗は京都で買ってプランタで植えていたものである。干しネギと言って夏場に抜いて、干してから植えるというのを繰り返しているが、育ちが悪い、硬い、すぐにネギ坊主が出来るという感じでろくなもんじゃねえ。
(3)生姜
 これも3回目の栽培となる。栽培には自信があるのだが、保管がいけない。一年目は豊作で、発泡スチロールの箱に砂を入れ、土に埋めたが、翌年見事に腐ってしまった。二年目は時期遅れの種生姜を半額で買って、籾殻保存を試そうとしたら、いくらも収穫できず、保存するに到らなかった。今年こそ頑張るぞ。
(4)人参
 これも初心者向きだと思うのだが、2回失敗、葉っぱは出るが一向に育たない。播種時期が遅すぎるように思うのだが、今秋は早い目の播種で成功を期したい。

その他は失敗あるも概ね克服しておいしい野菜を楽しんでいる。畑がきれいになっていくのは嬉しいものだ。

【作業日誌 4/25】
草刈り2日目のり面をやっつける。
畑整理とスナックエンドウ種蒔き

今日のじょん:最後のお客さまが帰ると散歩かなあと催促する。丁度閉店時間の時は良いのだが、早い時間だと肩すかしを食らって、再度サークルの中でいじけることとなる。Img_4349

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祝10万アクセス 4/24

2010-04-25 | 日記・エッセイ・コラム

2010.4.24(土)晴

 只今24日の午後10時、アクセス数は99977件、あと23件で10万アクセスを達成する。普通なら今日中、遅くとも明日早朝には達成するだろう。
 思い起こせば2006年6月19日初めての記事を書いた。たかが4年前のことだけど、随分過去のことのように思われる。今日までいろんなことがありすぎた。もちろん一年近く掛けて自転車日本一周を達成したことが最も大きなイベントだったが、ここ上林に土地を購入し、家を建て、じょんのびというカフェを開業したのも大きなイベントであった。今は未完成であるじょんのび村の建設に奮闘中というところだが、こればかりは終わりがない。
 晴徨雨読はその間の記録であり、備忘録でもある。しかしそれだけでなく人が死して残す書だとも思っている。ブログというのは日記という言われ方をしているが、晴徨雨読は日記ではない。日記には書けても晴徨雨読には書けないことはいくらでもある。わたしは著書を書くつもりで晴徨雨読を書いている。従って常に読者を意識しているし、フィクションを書くことは無い。
 そういう意味で今日まで応援し、読んでいただいた方々には心から感謝したい。有名人でも著名人でもない一個人のブログを10万回見ていただいたことは信じがたい事である。旅行記はいずれは本にするつもりだったが、資金が底をついて難しくなってきた。その後のことも本にしたいが金銭的、時間的に困難そうだ。まあ、生きている限りはブログがあるのでまあいいかという気持である。
 晴徨雨読をいつも見ておられる方でも、今日のじょんだけ見てるとか、石の話は飛ばしてるとか、写真だけ見てるとかという方がままおられる。もちろん大歓迎だが、こんなことがあった。

「いつもブログ見てるで」
「ありがとうございます。あなたのお住まいのところが昔川だったのをご存じですか?」
「えっほんま、いつ頃の話」
「30万年前、ちゃんとブログに書いてますよ」
「いや~みな読まなあかんなあ」

そう、きっと皆さまの身近に興味深いことが、必ず出てくるので見ておいていただきたい。それにしても今日のじょんが人気なので休むわけにいかない。そう毎日毎日変わったことがあるわけじゃなし、大変なのよ。なーじょん。

【作業日誌 4/24】
野外テーブル脚塗装
今年初の草刈り

今日のじょん:秘技両手ハイタッチ、砂肝が無くても「ハイタッチ」といえば出来る。むしろ砂肝の時は黙ってハイタッチしている。やるじゃねーか。Img_4341  

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又しても雨 4/23

2010-04-23 | 日記・エッセイ・コラム

2010.4.23(金)雨

 今日は予報では曇だったのでドッグランどのフェンスをワンスパン建てて、畑の準備もしようかなあと昨晩から考えていた。ところが朝からビチビチと降り続けている、話が違うやないけえ。昨日も一日降り続けて、今日もこれだからさすがに頭に来る。しかし何もしないで過ごしてしまうと余計落ち込んでしまうので、昨年から作りかけの野外テーブルをやっつけてしまうべく取りかかる。もっともこの天候では塗装が出来ないので、その手前までやってしまおう。Img_4336

ビールは、呑んでなきゃあやってられない。


 このテーブルだが、昨夏に野外用のパラソルを安売りしていたので、これを立てて屋外席を設けようという考えで作り始めたものである。2×4を駆使して天板を作り、塗装を終えて倉庫にしまい込んでいたものである。問題は脚であり、角材を購入するのもシャクだし、手作り感を出すために杉丸太を四つに割って使ってみる。ところがこれが随分大変で、面が曲線で太さもばらばらで、総てのパーツを実測で作らなければならない。そんなこんなで、脚の下部のほぞ切りと梁を作るだけで一日かかった。完成まで塗装、組み立てと2日かかるが、ドッグランどを利用するお客さまが、犬の様子を眺めながらコーヒーを楽しめる様おしゃれなテーブルを作りたい。

【作業日誌 4/23】
野外テーブル脚作り

今日のじょん:阪神戦の野球放送があるときは、「バカかお前は!」とか「何しとんねん、バータレが!」とか怒号が渦巻く。いつもは「じょんに怒ってんのんとちゃうで」と言ってるのだが、今日は怒号もヤジも無く、宿敵中日に快勝で、じょんも安らかな夜を過ごせただろう。六甲おろしに~。

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天候不順 4/22

2010-04-23 | 日記・エッセイ・コラム

2010.4.22(木)雨

 3月から雨模様の日が続いている。春らしい日差しのあった日は数えるほどだ。これでドッグランどの行程が随分遅れている。予定どおりじょんのび村の建設が進まないのは、初年度はじょんのび坂の舗装という思いがけない工事が入り、昨年はいただき物のヒマラヤ杉の処理という予想外の手間がかかったためである。今年は天候不順のせいということになりそうだ。いづれにしても例年何らかの障害が現れて、予定どおりスムーズにはいかないのが世の常と思っておこう。
 天候不順というか日照不足の余波で野菜物が値上がりしているとか、上林でも種の発芽が悪かったり、植え付けた苗が育たないで腐ってしまったりなんて耳にする。じょんのびファームでは種蒔きも植え付けも、耕すことさえしていないで、放ってあるので何の被害もない。ドッグランどと薪づくりで畑仕事に手が回らないのだ。それでも雑草の中でニラ、ワケギ、ニンニク、ラッキョウ、玉葱等のネギ類はすくすくと伸びている。一番肝心な九条ネギはちょっと出てきたかなと思ったらすぐにネギ坊主を付けてしまった。食うヒマ無いやんけ。
 昨秋に買ったスナックエンドウの種とドッグランど予定地にある畑土がえらいプレッシャーになっている。一日を畑仕事にかけられたら総てが解決するのだが、天候的にも時間的にも難しそーだ。ところがだ、昨年の今日何してたかなーなんてブログを見てみると、なんと夏野菜、万願寺とかキュウリとかナスとかトマトとかの苗を植え付けているのだ。ウソみたい。Img_2275 Img_4334

昨年と今年、えらい違いや。


 今年は筍が良くできる年のようだ。そういえば一昨年はお尻から竹が生えてくるほど戴いて食べたが、昨年はてんと声がかからず、ようよう見つけた筍も硬くて石のようだった。今年はいただき物が多く、昨朝も玄関に立派な筍が置いてあった。ロビンソンさんがくれたみたいだ。ありがとう。Img_4326
 それにしてもイライラする雨と阪神である。

【作業日誌 4/22】
野外用テーブル脚作り
ベランダ扉改良

今日のじょん:雨降りの散歩は一刻も早く家に入りたいためか、ポンポコポンが終わると一目散にベランダに上がる。後から追いかけて行こうとしたら、ギャンギャンギャンと悲鳴が聞こえる。何事かと思ったら、合羽がずらないように掛けているゴムひもの輪がベランダの扉に引っかかり、ちぎれている。えらい力で引っ張ったものと思え、扉がゆらゆら揺れている。さぞ驚いたことだろう。と言うわけで、早速扉を改良した。扉の下から覗いたりするので、飛び出ている鉄の先が危ないなあと思っていたところである。Img_4332
 

 

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遊里のこと(5) 4/21

2010-04-22 | 歴史・民俗

2010.4.21(水)曇

 採鉱、冶金の作業、行程が地名になっている例は多い。代表的なのが鍛冶地名である。たたら製鉄に大鍛冶、小鍛冶は付きものである。金属採鉱、加工地を探る代名詞のような地名だが、一部崩壊地、浸食地を示す場合もある。(「とちぎの地名を探る」塙 静夫)
たたら、鉄穴流しも地名として沢山残っている、多々良、多々羅、神流、神奈など様々である。
 また、鍛造で鉄を打つことを「鼓」と言うそうだ。「鼓」には打つこと以外にも扇ぐという意味もあって、鼓拝(こはい、ふいごのこと)を動かして火をあふると言う意味があるそうだ。(「真言密教と古代金属文化」佐藤任他)
 わたしは市島市の西山酒造が造る小鼓というお酒が一番好きで、ひょっとすると製鉄に関連のある命名かなと調べてみたがそれらしい情報は得られなかった。ただ地図を広げて、市島市中竹田から12Km南に行き丹波市の旧春日町から県道69号線を東に辿り栗柄峠を経て、続いて県道97号線を辿ると、鼓峠というのがある。周囲には赤土谷、小金ヶ嶽などというところがあり、製鉄の地を思わせるが、詳しいことは調べていないので解らない。そのまま県道を東に辿ると、草山温泉から京都府福知山市三和町に到り、「鉄と俘囚の古代史」(柴田弘武著)にいう、菟原中別所がある。また、草山温泉から県道711号線を東進すると、鎌谷という地区を通り、国道9号線に合し4Kmほど京都に向かうと京丹波町井脇別所が存在する。更に京都方面に進むと右手に鼓山という小高い山が望める。9号線と並行して走る府道444号線の付近には千原、山内、鍋山といった、金属地名らしい地名が続き、塩谷の大古墳があり、その向かいに由リという地名があるのだ。Img_5897

塩谷古墳群、この手前府道を越えた付近が由リである。

 金属を精錬することを吹くという。吹の付く地名は数多くあり、代表的なのは岡山県の吹屋である。Img_5424 Img_5510

吹屋の銅鉱山坑道と街並み


 中上林の睦志から舞鶴に抜ける峠を小吹峠という。舞鶴側は大正時代まで操業していた舞鶴鉱山である。小吹峠とは精錬もしくは風の”吹く”からきている地名では無かろうか。
 このように採鉱や冶金の行程から来ている地名は枚挙にいとまがない。選鉱を意味する淘る、汰りから”ユリ”地名が発祥していても不思議ではない。つづく
《遊里のこと(4)は2010.4.19》

【作業日誌 4/21】
じょんのびの木の芝生草引き

今日のじょん:今朝は合羽着るほどではないけれど、雨模様だった。もちろん着せるつもりは無いのだが、頑としてサークルから出てこない。いつもはあんなに喜ぶ散歩なのに、、、、。賢すぎるのも困りもんだ。Img_4325

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京都に行く 4/20

2010-04-21 | 日記・エッセイ・コラム

2010.4.20(火)雨

 今日は所用で京都に行ったので、記事を書く時間が無くて、ブログもお休みのようなものだ。いつものことながら都会に行くと、よくぞこの狭いところにぐじゃぐじゃと沢山の人が住んで居るなあと感心するばかりである。特に住宅の狭さはどこぞの国の人がウサギ小屋と呼んだ気持も解らないでもない。京都なら何億とする土地が田舎だと数百万円である。広さに慣れてしまうと狭いところでは暮らせない気がする。

今日のじょん:朝から雨で、久々に合羽着せられた。嫌がってかわいそうだが、ダニがつかないのは良いことだ。

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遊里のこと(4) 4/19

2010-04-20 | 歴史・民俗

2010.4.19(月)曇

 炭焼や伐採、植林の山仕事の中で、揺るということは思い当たらない。もっとも年少のころに父母の手伝いをした程度だから詳しいことは解らない、ただ、ユリ道というのは聞いたことがあった。
 揺るという作業や名詞がないものかと困っていたときに、自転車旅行で佐渡に渡った際に、博物館の絵図で鉱石を板か皿で揺すって選鉱している場面を思い出した。すかさず「日本の鉱山文化」(国立科学博物館発行)の絵図面を繰るのだが、なにしろもの凄い数の絵図がびっしり詰まっていて、内容が解らない。ルーペを取り出して探しても今ひとつ確認できない。諦めかけていた頃、インターネットで九州大学デジタルアーカイブ、鉱山精錬資料というこれまた膨大な資料が公開されているのを見つけた。これは絵図なども拡大して一こまずつ見ることができるので大助かりである。「金銀採製全図」の勝場(せりば)の図に板の上に臼で摺り下ろして泥粉状になった鉱石を載せ、水の中で揺すっている様子が載っている。佐渡で見たのはきっとこの図だったのだろう。泥粉状の鉱石を汰板という中央の窪んだ板に載せ揺する。この作業を板取といい、ユリ取りとも書いてある。選鉱されたものを汰物(ゆりものと呼ぶのか)という。Img_4322 Img_4321
 
石見銀山の資料館で買った貴重な本だが、絵図が小さすぎて見えない、読めないで残念な本だ。


 また「吹屋の図」には「陶物いたし候図」(ママ)というのがあり、笊をつかったゆりの図がある。陶物は淘物と同義であろう。
 いずれにしてもこの作業を”ユリ”と称していたことは間違いない。そしてわたしは丹波の各地に残る”ゆり”地名の謂れはここにあるのではないかと思っている。そのことによって、かつての鉱山、冶金の中心地だと思われる、綾部市北部の山岳地帯、奥上林及び畑口川流域にこの地名が偏っていることのひとつの理由となるのではないか。つづく《遊里のこと(3)は2010.4.17》

【作業日誌 4/19】
冬用タイヤ交換

今日のじょん:最近朝のハンドクリーナーにはまって、このざまだ。こうなるとおとーに朝の挨拶もしに来ない。情けないったらありゃしない。Img_4318

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磁鉄鉱その後(4) 4/18

2010-04-19 | 歴史・民俗

2010.4.18(日)晴、曇

 凝りもせず磁石を持って河原を散歩している。慣れというものは怖ろしいもので、これは磁石に反応するなというのが解るようになるのだ。というよりこれは反応しないなというのが勘で分かるようになる。現在四種類の磁石反応石を収集しているが、そのうち三種類はなるべく汚いものがよく鉄分を含んでいる。道理でガーデン用に拾ってきた赤色チャートは鉄分を含んでいない。なるべくきれいなものを拾ってきたのだから当然だ。残りの一種類は緑色の表面に流体状の赤い模様のあるもので、実に美しく、またこの石は磁石反応の確率が高い、ほぼ100%である。Img_4044
 庭石に使ってる赤色チャートは磁石に反応しない。

 最近はこれらの石を収集するのに飽きが来て、新種の石で磁石反応のあるもの、反応が無くても鉄分を含んでいそうなもの、その他珍しそうな石を探している。そんなおかげで耳石なんてもう3個も拾ってきた。結構あるもんだ、耳石候補つまりあと数万年したら耳石になろうかというものもゴロゴロしている。
 そんな中、今日は新発見の石が二種類も出た。ひとつはこぶし大の大きさで、まるで鉄の塊のような感じだが、中に石英だろうか水晶の出来損ないのような結晶があるので岩石と解る超珍品である。ずっしりと重く、かなり比重は高そうだ。将来はメスシリンダーを手に入れて、比重を量れるようにしたいとも思っている。そしてこの石、磁石に対する反応は鉄製品と同様の強さで、鉄の含有率が相当高いものである。釜石の仙人峠の鉄鉱石が含有率70%とか書いてあったが、これはそれ以上かもしれない。かなり摩耗しており、相当上流から、長い年月をかけてたどり着いたと思うが、これだけの鉱石がまとまってあれば、砂鉄ではなく鉱石からの製鉄も可能なのではないか。Img_4311 Img_4312
 
新発見、強烈含鉄。


 もう一つは最も数の多い花崗岩質の石の石英部分がほとんど無いような、緑色をした石である。閃緑岩なんだろうか、よく解らないのがつらい。新しい種類なのか、今まであったものの変種なのか解らない。とにかく磁石に対する反応は強い。
 これら集めた岩石もいずれは正体が分かるだろう。それまでには比重の調査や顕微鏡による観察なども必要だろう。それより以前に、しっかり分類して保管することが重要と思われる。上林川の石や砂を調べ始めて数ヶ月、ここまで鉄を含んだ石が出てくるとは思っても無かった。《磁鉄鉱その後(3)は2010.4.15》

【作業日誌 4/18】
ドッグランどパーツ作り

今日のじょん:久々の日向ぼっこ、情けない顔してるけど、実は気持いいのだ。今日はジローも遊びに来た。Img_4308 Img_4314

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遊里のこと(3) 4/17

2010-04-17 | 歴史・民俗

2010.4.17(土)曇、晴

 インターネットなどでユリを調べると、丹波地方の方言だという書き方がしてある。そのためだろうか、地名に関する本などでも扱っていない。山名や山岳地名に関する本は数冊持っているが、ユリ地名というのは出てこない。地図サイトで検索しても丹波地方にあるだけで、その他の地域にはほとんど出てこない。やはり丹波地方に独特の地名なのだろうか。
 歴史上由利氏と言う豪族があるが、この地方に特に関連があるようには思えない。秋田県の由利本庄市は由利氏ゆかりの町である。Img_0605

2006年9月11日由利本庄市を訪れる。郷土資料館に立ち寄っただけである。

 以外なのは花の百合の名前の由来である。いろんな説があるようだが、大きな花弁が揺れる様子から”ゆり”というのがかなり有力なようだ。
遊里のこと(1)で書いたとおりユリの地名の語源も揺れることから来ているようだ。
三和町史に次の通りある。
「岼のユリという語形は、ユレル(揺れる)ことからきており、山地の小平坦地・海岸の平らかな砂地・風波で砂がゆすりあげられた 所・地層の隆起で大地がゆりあげられた所・阻伝いの細道などがあたり、 丹波地方の山の狭道の方言ともいわれる。」
 この文章は一見なるほどと思わせるが、実は不可解な文章である。百合の花は揺れてユリと呼ばれてもおかしくない。しかし揺れることと山の平坦地や阻伝いの細道、山の狭道とどう関係があるのだろう。大体、阻伝いとはどのような場所だろう。阻害の阻だから、行く手を阻まれたところ、行けないところで渓谷や河川の両サイドの急峻な壁などを言うのではないだろうか。つまり黒部下の廊下の日電歩道のような、いわゆるへつり道ではないだろうか。それだとわたしが言っている尾根に沿った緩い道、トラバース道とも似かよってくる。Img_4252
 
へつり道、山口県長門峡(2007.4.15)


 砂が揺すり上げられた地形、地層の隆起で大地が揺り上げられた地形というのはなんとなく意味が分かるようだが、(1)で紹介した桑名市汰上(ゆりあげ)や名取市閖上(ゆりあげ)などのことで、丹波で言うユリとは系統が違うような気もするのである。
 揺ると言う動作は農作業では箕(みー)を揺ることが代表的である。穀物からゴミを取り除く作業で、かつての農作業では重要な作業である。無造作に入れた穀物が作業をすることで波打ち、やがてきれいに平らな状態となる。この様子はなんとなく山間部の平らな地形とか波のような緩やかな尾根筋を想像することは可能だ。しかしユリ地名は山間部にあるのだから、山間部特有の揺り作業は無いものだろうか。つづく
《遊里のこと(2)は2010.4.16参照》

【作業日誌 4/17】
コノテヒバ2本植え付け

今日のじょん:夕方おかーに怒られたら、えらいいじけてしまった。元々情けない顔だけにいじけると、本当にみじめそーでかわいそうになってくる。「しゃーないなー」と砂肝をやると、ケロッとして飛び出してきた。「くそー騙された」Img_4305

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遊里のこと(2) 4/16

2010-04-16 | 歴史・民俗

2010.4.16(金)雨

 専門家では無くとも当地方の民俗学の先駆者とも言えよう磯貝先生の意見とも合致し、遊里の地名は地形地名で一件落着の様子だったのだが、毎日のように上林の地図を眺めていて、「ちょっとおかしいぞ」ということに気付いた。ユリ、遊里、岼という地名は上林川大町から上流(以下、わたしは上林川上流域と呼んでいる)と畑口川流域には沢山あって、上林川中、下流域にはひとつもないのだ。ただし総ての小字を調べたのではなく、グーグルの地図で表示されているものだけである。この地図では人家のある生活領域だけで、山間部の小字は表示していないので、厳密なことは言えない。いづれは総ての小字名を調べてみたいと思うが、今のところ下記の通りである。
老富町  遊里ノ上、遊里ノ下
故屋岡町  遊里ノ下、岼ノ下
五津合町 上遊里、下遊里、ユリ道、ユリ下
五泉町  遊里詰
Img_4299 畑口川から下遊里、上遊里、日置殿町方面

 八津合町、睦合町、口上林各町には”ゆり”の小字はないようだ。
これはどういうことだろう、まさか上流域の山間部に遊郭がいっぱいあったとは言えない。五津合町の遊里だけ一箇所にあったとしたら、ユリ地形に基づく地名なのかなと思うが、こうあるところにはあって、無いところには無いという状況になると、何か他の意味があるのではないかと勘ぐりたくなる。”ゆり”の意味が非常に特徴的な地形を指すのではなく、山間部の平らなところ、山の緩くなったところなどどこにでもある地形を指すのが話を余計難しくしている。上記の各小字の地形はそういわれればそうかなあという感じになってしまう。それだけに地形的には似かよった、大町より下流域にひとつぐらい”ゆり”地名があっても良さそうなものだ。ところがそれがないのは、上流域に特徴的な何かがその地名の原因になっているのではないかと思うのである。
 上林川中下流域には見られない”ゆり”地名が綾部市の北部山間部には沢山見られる。
於与岐町 ユリ
安国寺町 岼(ゆり)
上杉町  岼ケ前(ゆりがまえ)
七百石町  由里(ゆり) ユリ山 ユリノ下
星原町  岼蔭(ゆりかげ)岼崎(ゆりさき)
鍛治屋町 岼ヶ上(ゆりがうえ)
坊口町  由里(ゆり)           
仁和町  由里ノ下(ゆりのした)
小貝町  岼(ゆり)岼上通(ゆりうえどおり)岼山(ゆりやま)
里町   岼(ゆり)
位田町  岼(ゆり)
鷹栖町  遊里(ゆり)           
 概ね山の裾で開けたところ、谷間で開けたところで、いわゆるユリ地形のところである。ところが由良川の南側にはこの地名は皆無なのである。もちろんグーグルの地図上でざっと見たところだから、見落としや地図に載らない地名があるかも知れない。綾部の市街地である由良川南岸は平地なので致し方ないとしても、それ以南の山間部にはこの地名が見あたらない。これは単なる偶然なのか、それとも何か意味があるのだろうか。つづく
《遊里のこと(1)は2010.4.12》



【作業日誌 4/16】
野外用テーブルの脚作り 

今日のじょん:狂犬病の注射、フェラリアの薬を貰うために舞鶴へ行く。あまり好きでなかった自動車もすすんで乗るようになり、菅坂峠のぐねぐね道でも酔わなくなった。ここ2,3日おしりスリスリするので肛門腺を診て貰ったらやっぱり溜まっていたらしい。うんPの時にはしっかり出ているのだが、少しずつ溜まるようだ。スリスリしたら注意である。爪切りも、家では嫌がるので切ってもらう。どちらも500円で済むのでありがたい。肛門腺絞ってもらったら気持いいみたいだ。

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磁鉄鉱その後(3) 4/15 

2010-04-16 | 歴史・民俗

2010.4.15(木)曇、雨

 毎朝磁石を片手にじょんの散歩を続けている。おかげで収穫カゴ一杯の岩石が集まった。もちろんそれらは総て磁石に反応するもので、反応しないものはガーデニングに使っている。そろそろ考察に入らねばならないと思うのだが、さてこの石が何という石なのかさえ解らない。解るのは赤い硬い石、チャートだけである。図鑑なんてものでものの見分けがつかないのは、鳥類図鑑と一緒である。庭に来る鳥を図鑑を見比べながら観察しても、結局どの鳥か判断がつかない。
 岩石の内容については磁鉄鉱その後(2)4.5に書いているので参考にされたらよいが、その後あたらしい石が手に入ったので御紹介しておく。
村上さんが古い家の床下に転がっていたとかで持ってきてくれた玄武岩、最近ではなかなか持ち出せないもののようで貴重品、磁石に反応するかなと思い実験してみる。強力ネオジウム磁石でも反応は弱いが、かすかにくっつきそう。ぐるりと磁石を当ててみると一部磁石が離れない程度の反応を示す箇所が見つかる。すかさずマジックで印し、じょんのびコレクションとして保管する。玄武岩も鉄分を含んでおり、酸化が進んで赤っぽくなることもあるそうだ。(10.4.13)
Img_4282 Img_4293
玄武岩と鉄っぽい岩石。上が大江のもの、下は大岩の滝付近のもの。



 その翌日又しても村上さんが、大岩の滝に行ってきたと言って、黒いいかにも鉄分を含んでいそうな岩石のかけらを持ってきてくれた。実は昨年大江の室尾谷観音に行った際(09.11.14)に左折峠の北の谷で拾った黒い岩石とよく似ているのだ。この石はかすかに磁石に反応し、比重は軽いようだ。実は鉄滓というものがどのようなものか知らなくて、ひょっとしたらこんな感じかなと思っている。舘町の赤國神社から鉄滓が出ているというのを綾部市史で読んだのだが、なんとか現物を見たいと思っている。
 大岩の滝の岩石は黒々として、ところどころ酸化によるサビまであり、いかにも鉄という感じである。比重も観音寺の石よりあるようだ。ところが磁石の反応はかすかで、すこしがっかりしている。大体上林川に落ちている石でも、いかにも鉄って感じの石は磁石には反応しない。磁鉄鉱や鉄分の沈着した石は反応するようだが、赤鉄鉱や褐鉄鉱は反応するのだろうか。もし反応しないのであれば今拾っている岩石以外にも原料となるものがあるということになる。
 磁鉄鉱その後(2)は2010.4.5参照

今日のじょん:最近夜の吠えが少なくなったような気がする。獣がうろうろしているのが少ないのだろうか、そんなことはないと思うのだが。元気でしっかり運動と食事して快調に過ごしているからだろうか。犬ってなにも家の番をするために吠えているのではなくて、怖くて心細くて吠えるんだろう。そういう意味で、快調で精神的にも安定していれば吠える回数は減るのかもしれない。
 

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