晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

来じょん客相次ぐ 10/30

2009-10-31 | 日記・エッセイ・コラム

2009.10.30(金)快晴

 連日の快晴でしかも定休日となるとあれもやりたいこれもやりたいと思ってしまう。期限切れの風邪薬の効果ですっかりとは言えないまでもそれなりに治ってきたということもある。とりあえず木小屋の屋根葺きぐらいまでやりたいなあと朝から取りかかっていると、田舎暮らし希望のお客さまが来じょん、これは放っておく訳にはいかない。
市の定住サポートを紹介したり、Y田さんが購入後の家をリフォームされているのを思い出し紹介する。最も直近に古民家を買われた方のお話が一番臨場感があるかなあという感じである。
  そうこうしているとどこかで見たようなご婦人が来じょん、そうそうヘイヘイとマリーの前里親さん宅のN間さんである。以前から府道一号線をよく通られると聞いていたが、初めての来じょんでワンやま話に花が咲いて、近所のヘイヘイ宅にも案内する。5匹もいた子犬たちがいなくなって、寂しくなったのだろうか元気なヘイヘイを見て大喜びされていた。お家にはコロちゃんという犬が居て、思い切り走らせてあげたいとおっしゃるのでドッグランのプレッシャーがまた一段と高まる。
 時間は1時前、これから買い物に行って食事して、帰ってきたら4時半、柱にボルト通していたら暗くなってきた。虫がいなくなって作業しやすくなったと思ったら、すぐ暗くなる。ちっとも作業の進まない今日この頃である。Img_3286 Img_3285
燃料として使えなかったヒマラヤ杉をなんとか利用しようと床や柱に使う。

 夕刻、買い物の帰りに町内の空き家が売りに出ているのを発見、すぐに居住できそうな家なので来じょんされる方々に紹介しようかなと思う。我が家の三軒隣なので、できれば気持ちの良い人に住んで貰いたいという気がするのである。

【作業日誌 10/30】
木小屋造り3日目(下の柱取り付け)

今日のじょん:昨日から放浪犬以外に何者かが侵入している。じょんのび谷の付近を掘っているのだがイノシシのように強烈ではない。アナグマかなあ、やっぱりイノシシかなあ、じょんが吠えてるのもこれかなあと考えているのだが、、、。 ワン。

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鬼の霍乱 10/29

2009-10-30 | 日記・エッセイ・コラム

2009.10.29(木)快晴

 素晴らしい秋晴れとなり、カフェじょんのびもいつになく繁盛した今日なんだが、昨日から風邪気味でお昼まではなんとか頑張ったが遂にダウンしてしまった。寝込んでしまうなんてのは2,3年に一度ぐらいで鬼の霍乱と言うべきものだが、どうもいこいの村まつりの人混みで風邪の菌を貰ったようである。かみさんも同様な症状がでたが、すぐに治ってしまった。大体上林で暮らしているということは無菌室の中に居るようなもので、人の多いところに行くと感染しやすいのは目に見えている。
 休養せいよという神の暗示かと思い店も作りかけの木小屋も放ったらかして寝ることとする。夕べは使用期限の切れた葛根湯を飲んで床についた。妙に温まり、寝汗をびっしょりかいていたが、熱はないようだ。今日も風邪薬をと思い薬箱を探すが、これまた使用期限の切れたエスタックがでてきた。5月に切れているのを10月に飲んだところでどうってことはないが、かみさんは気味悪がっている。大体薬の使用期限って一体何なんだ。昔はそんなもの書いてなくて、ぐるぐる使い回ししていたんじゃないのか。使用期限で成分が変化するとか言うものじゃないだろう。ただ単に売らんがための期限じゃないのといぶかしく思う。食品の賞味期限とはちと趣向が違うと思うのだが、、、、。
 というわけで製薬会社のサイトで使用期限について調べてみるが、「期限の切れたものは絶対に使用しないでください」というばかりで、納得のいく説明はない。これって消費者無視の大名商売じゃないの?
ちなみに我が家の薬箱を見てみると
Img_3282 新ラクトーンA(整腸剤)2009.6
エスタック(風邪薬)2009.5
奥田胃腸薬2007.8
ポポンC(ビタミン剤)2008.3
ヨードグリセリン(咽の殺菌)2006.5
などが期限切れで、期限の書いてないものも沢山ある。でもヨードグリセリンなんて関係ねえんじゃないの?

【作業日誌 10/29】
なし

今日のじょん:じょんは耳が垂れてるので耳が汚れやすい。かみさんが頑張って掃除をしてやっているが、右の耳をよく掻いている。傷になって治りかけると痒いみたいでかさぶたを掻いているようだ。白色ワセリンをつけるように出してやったら98年9月の製作で使用期限は書いてないが、古いと言って使おうとしない。ワセリンなんか関係ネエよ。
 

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伊吹ねう地帯と息長氏 10/28

2009-10-28 | 歴史・民俗

2009.10.28(水)快晴

 27日の京都新聞地域版に舞鶴市小倉の行永家住宅の記事が載っていた。同じく26日のあやべ市民新聞(上林では27日に配達される)に鍛治屋町普門院十一面観音菩薩の数十年ぶりの御開帳という記事が掲載されていた。もちろんどちらも何の脈絡もない記事なのだが、実は私は今古代の製鉄を探るべく、「和鉄の文化」井塚政義著の十一面観音と和鉄革新、伊吹ねう地帯の変遷を読んでいるところであり、この両者が大きく関係していることに気付いた。Img_3281

鉄に関するこの二冊は大変興味深い。

 伊吹ねう地帯とは伊吹山の周辺、琵琶湖に繋がる湖北の地域に古代の製鉄技術を背景に、隆盛を誇った息長一族の本拠地である。十一面観音との関係は本書を紐解いていただくとして、この名門一族息長氏と舞鶴の行永は関連があるのではないかという説があるようだ。このことは大変興味深いことである。
 新聞紙上で紹介されているのは庄屋屋敷としての行永住宅であって、息長氏との関連や製鉄云々ということは一言もないのだが、なぜかこの二つの記事が同じ日に掲載されたのが私にとっては因縁めいた感激を生んでいる。
 以前菅坂峠のスガは鉄の古語でその麓にある中上林、畑口川流域が産鉄の地域ではないかということを書いたが、菅坂峠の向こう側の舞鶴市行永こそ産鉄の主流じゃないかという気がしている。もともと稲作と製鉄技術を携えて日本海沿岸をを北上してきた海人族(あまぞく)が丹後に定着し、舞鶴から菅坂を越えて上林に入ってきたことは想像できる。ましてや湖北の息長氏のいわれのある一族が行永に定着していたとしたら、菅坂峠の舞鶴側麓は産鉄のメッカだとしても不思議はない。
 舞鶴と言えば、念道に多い大丹生家も舞鶴からの移入だということだ。おそらく大浦半島の大丹生あたりから来られたものと思うが、その時期も理由も分からない。今後の課題ではあろう。鉄を求めて移動しているとしたらロマンだがそれは証明されることはないだろう。

【作業日誌 10/28】
木小屋2号2日目、柱立てImg_3279

自然木の丸太を使うときは水盛りや下げ振りでしっかり水平垂直を出すことが大切。


 今日のじょん:ヘイヘイとこに遊びに行きたがるくせにヘイヘイには唸っているそうだ。年齢の差がそうさせるのだろうか。じょんがヘイヘイぐらいの時モモ達に煙たがられていたのと同じ状況だ。なかよーしたれよ。

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最長不倒記録 10/27

2009-10-28 | 日記・エッセイ・コラム

2009.10.27(火)曇

 昨晩は相当強い雨が降り続いた。もう上がるんじゃないかと夕方に洋芝の種を追い蒔きしたが激しい雨ですっかり流れてしまったことだろう。今朝はスカ天とは言えないが時々日が差して暖かい一日となりそうだ。じょんのシャンプー日なので同時にお掃除デイなんだがこの際カメムシ捕りの新記録を目指すこととする。過去の記録が191匹なのでとりあえず200匹の大台を超えたい。
 さてこちとらの最大の武器カメムシバスターはその後改良を加えて、カメムシバスター3号となっている。改良点はロート部分を紙からポリプロピレンに変えて耐久性を増すとともにカメムシがスムーズにボトルに落ちるようにした。溶液はモーターオイルやCRC、殺虫剤などを試したが、臭いや取り捨て時の利便性を考え、台所用洗剤がベストであるという結論となった。Img_3280

カメムシバスター3号、これで1000匹以上捕っている。

  雨の後ということと暖かい日が重なって今年一番の飛来数だ。別にそれに専念しているわけではないが、捕れに捕れて昼頃には200匹を突破、夕刻には330匹となった。その頃になると壁に止まっているのはほとんど居なくなって、後は洗濯物やカーテンの蔭など室内に居るものの捕獲となる。そして19時現在で373匹、最高記録を達成した。これだけの捕獲が可能なのは従来のガムテ法やピンセット法では絶対に不可能でカメムシバスターのなせる技である。
 とまあここまで書くとなんか楽しんでいるように思われるかも知れないが、実際はもううんざりしている状態である。捕っても捕っても再生産されて飛んでくるわけだから捕っても仕方がないという見方もあるが、捕っているからこそ今の数で済んでいるとも考えられる。
 最も困るのは洗濯物に着くことである。見ていると黒っぽい衣類の方がよく着くようで、黒のポロシャツに6匹も着いていたことがある。表と裏で点検して居た場合はバスターの中にそっと放り込むのだが、探してる間に臭いを出すことがある。この場合は再度洗濯する以外に方法がない。白のシャツなどは裏返さなくても確認できるので手間がかからない。必ず黒について白に着かないというのなら対策も考えられるのだが、必ずしも白に着かないというものではないのでたちが悪い。

【作業日誌 10/27】
木小屋2号作製初日(穴掘り)
鷹の爪収穫陰干し
ニラ種採り


今日のじょん:体重が18Kgとなる。少し増えたがまだ大丈夫、19Kgで黄信号、20Kgで赤信号ってところか。ちょっと肉付きよくなったんじゃない?
Img_3276

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じょんのびガーデン’09 10/26

2009-10-26 | 日記・エッセイ・コラム

   2009.10.26(月)雨

 久々に雨が降り、芝の水遣りも免除である。頼りない洋芝の畑も心なしか緑が濃くなったような気がする。午後になって雨も上がったので、じょんのびガーデン登り口のバラス留めの工事を急ぐ。古柱を一本埋め込み、二本をボルト留めして垣とする。枕木があまりに高価で廃材の古い柱を利用したのだが、少なくとも見栄えだけはまずまずの出来である。今後も何らかの形で古材を集めて再利用したい。Img_3265
 じょんのび村の開拓が始まって一年半、荒れ地であった100坪余りの地域をよくぞここまで作り上げたかと思う。西側の芝生広場は専門業者の三ツ井造園さんにお世話になったのであるが、それ以東はすべて私たちの手で作り上げたものである。コンセプトは如何にお金を掛けないで、美しいものを作り上げるかだ。実はこの部分も自分でやらなくてはいかんと思っていたのだけれど、予想外にかみさんが並々ならぬ努力でやっつけてしまったというしろものなのだ。土木工事部分や土運び、穴掘りなどは手伝ったが、設計と管理はかみさんが行い、なかなか満足な仕上げとなっている。最もガーデニングに完成ということは無いのでまだまだこれからも続くわけだが、あの荒野のようなところが、素晴らしいガーデンになったことはとても嬉しい。Img_0534
Img_3268Img_3267 



左ビフォア(2008.4)、右アフター(2009.10)


 コンセプトどおり頂き物やバーゲン商品で作り上げたもので苗、種、土、肥料、レンガや石などの材料を合わせても10万円以下の費用だと思う。最も高い買い物は白樺3本6千円かな。
 と言うわけで今回の坂の枕木敷きも枕木が高価で手に入らないので、古材の柱を利用した。なんとなくおしゃれで、経費はボルトなど800円程度である。今のところ大物のDIY作品がない状態でこのままでは今年度のDIY大賞はこのじょんのびガーデンになりそうである。そうそう、濡れ縁を完成させた吉右衛門にも特別賞をあげよう。

【作業日誌 10/26】
WGにケンタッキーブルーグラス50g追蒔き
バラス留め完成

今日のじょん:最近カメムシに対して吠えるようになってきた。やかましくて堪らんと言うのもあるが、虫ぐらいで吠えるなよという情けない感情も湧く。見つけたらジッと見つめるだけでよいんやで。

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芝生その後 10/25

2009-10-26 | 日記・エッセイ・コラム

2009.10.25(日)曇

 今日も曇りがちだが雨は降りそうにない。もう半月も雨が降っていない。芝の播種をしたところこの好天続きなのでつらいものがある。曇天の日は朝だけ、好天の日は朝夕に水をやっているのだが、三面やるのに結構時間をとられる、種が流れるので余り激しく撒くわけにいかないのだ。そんな苦労にもかかわらず発芽とその後の生育はすこぶる悪い。じょんのび坂西側、ウェストグラスと呼んでいる部分は播種後一ヶ月以上たっているが発芽の率は30%未満の様子、堪りかねて追い蒔きしたペレニアルライグラスも一向に発芽しない。ようやく発芽したものも成長が悪く、この時期でも旺盛な雑草に凌駕されそうである。このままでは洋芝は諦め、来春の高麗芝張りに主力を移さねばならない。確かに土壌は悪い、ひどい山土の上に真砂土を敷いたものだから、雨でかちんと固まってしまった。発芽の三要素は水と空気と温度である。ひょっとすると真砂土が固まって通気が無くなったのではなかろうか。Img_3264

緑に見えるのはスギナと雑草。

じょんのび谷そばのノースグラスと呼んでいる地域は、A地区が10月6日、B地区が13日の播種である。A地区は山土に少し畑土を入れ、少しの真砂土を撒いたもの、B地区は結構畑土を入れ真砂土は入れていない。A地区は播種後すぐきつい雨が降り、種が流れて偏った発芽となっている。B地区は播種後一切降雨が無く、いまだ極めて少ない発芽である。更に北側にC地区をつくって播種予定であったが、来春追い蒔きの必要がありそうなので種を保存しておくこととした。
 半分駄目かなと思いつつもひょっとしたら素晴らしいグリーンに育つかも知れない。そんな淡い期待が毎日の世話をさせているようだ。Img_3262 Img_3263

A地区とB地区の状況。


 さて、高麗の芝生広場であるが、これ以上東に進まないようレンガで留めた。その剥がしたものをじょんのび坂ののり面に移植したのだが、こちらは経過がいいようだ。来春には芝張りをする予定だが、肉球芝のように不要に伸びている芝が結構あるので、これを再利用しない手はない。もう一つ新しい実験をしている。それは将に焼畑芝とでも言うべきもので、焚き火をして真っ黒になった円い部分に芝の根の切りくずなどをバラ巻き、真砂土をかけただけのものである。これで芝が育つのなら将来の薪小屋周辺の芝生化に大きく貢献するのだが、、、、、。どうも経過はよろしくないようだ。すっかり枯れてきた。来春、新芽でも出てきたらラッキーということか。Img_3269_2 Img_3270


焼畑芝実験

【作業日誌 10/25】
カメムシバスター3号作製
バラス留め続き

今日のじょん:じょんはスローモーというのか、一拍遅れているというのか、とにかくすぐに動作が出来ない。兄妹で暮らしているときにはいつも食いはぐれていたようだ。ご飯の時もおやつの時もすぐには来ないで、すこししてからのそっと来る。いい性格と言えばいい性格なんだが、職業犬にはむかないようだ。Img_3185

小屋入ってひん寝しょ。ちょっと高いのよねこの枕。 

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いこいの村まつり2009 10/24

2009-10-25 | 日記・エッセイ・コラム

2009.10.24(土)曇

 昨年初めて野外販売を行ったのがいこいの村まつりだった。あれから一年、早いものだなあと思うと同時にこの一年一体何をしていたのかという自責の念も起きてくる。昨日の天気予報ではスカ天で高温が予想されていてここぞとばかりにアイスコーヒーをつくったのだが、朝のこの天気はなんだ。どよんと曇って下手したらぽつりと来ている。そーいえば昨晩はむらくもにおぼろ月でどー見ても好天は期待できない。気象庁より観天望気を信頼すべきであった。
 会場の都合で業者の搬入は9時半までとなっている、販売が出来るのは11時半からで2時間のタイムラグがある。食べ物屋さんは準備の都合もあって早くから用意している、朝ご飯に、早い昼ご飯に来られたお客さんは拒まない。永い待ち時間にコーヒーはぴったりだ。本番のお客さんより業者さんのお客さんが多い。Img_3259

開店準備完了

 やっとオープニングの東山太鼓が始まり、その後永~い挨拶の後やっと本番が始まった。フラダンスや大道芸など楽しい催しがあり参加者の皆さんも盛り上がってきた。出店も食べ物、飲み物の他に手作り小物や食品などもあり大賑わい。焼きそばとバッテラ寿司、へしこ寿司とビール(私はノンアルコール)で昼食、ついつい買ってしまうのが出店の特徴。Img_3258

へしこ寿司は人気の食べ物だがちと高い。


 周りの店は早々に完売となったが、やはりアイスコーヒーが残ってしまった。100円に値下げしてなんとか完売、村まつりも無事に終了した。
 夜はしまだ屋さんで二人で打ち上げ、いささか酔っぱらって今年のイベントが終了した。Img_3257 Img_3261

 【作業日誌 10/24】
坂のバラス留め

今日のじょん:いつものようにヘイヘイのところに行ったら二度も脱走して犬小屋のところに閉じこめられていたそうだ。鉄工所だけにしっかりした柵をこしらえておられるのに、一体どこから脱走するのだろう。なんともやんちゃな子犬である。

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続プッコチ狂想曲 10/23

2009-10-23 | 日記・エッセイ・コラム

2009.10.23(金)快晴

 さて、柚子胡椒も無事にできて、冷蔵庫に保管し、道具や手指も洗って一段落、ちょっと目を擦ったときである。「ぎゃー、たまらん」痛くて涙は出てくるは、頬や鼻までピクピクする。冷水でドンドン冷やして数十分、なんとか収まったが今度は指先である。細切れをするときに押さえていた左手指の先がずきんずきん、ちょうどひょうそうにかかった時みたいな痛みが走る。傷をしているわけでもないのに、しっかり洗った後なのに、なんともこの唐辛子の成分は強烈だ。
 カプサイシンというこの成分、検索して調べると、致死量のことばかり目立っている。何という怖ろしい成分だ。チンキにして湿布や育毛にも効果があると言うことだ。そういえばダイエットにいろいろ使われているのも聞く。スプレーにして痴漢撃退にも良さそうだし、殺虫剤としても使えるかも知れない。
 というわけでいろいろ使えそうなので、まだまだなっているプッコチを乾燥保存することにしよう。手指の痛みはその夜中続いた。翌日も顔を触ると猛烈にしみる。24時間たって綾部温泉に行ってもまだ効き目が残っているのだ。湯船に浸かるとズキンズキンと来て、水風呂で冷やすと何ともないが、サウナなんぞに入ったときは堪らない。なんとも凄い効き目だ。これはなにか利用できないものだろうか。Img_3254 Img_3256

いかにも辛そう。赤いプッコチと来年用の種。

Img_3255 鷹の爪も干してるぞ。

【作業日誌 10/23】
東入口バラス留め継続

今日のじょん:かみさんと二人で庭の仕事をしている。じょんはベランダに出てそれを見ている。いつもの光景だ。だんだん散歩の時間が近づいて催促をし出した。私たちには吠えることはないが、クンクン、ホワ~ンなんて鼻で声を出している。そのとき「オカ~チャン」と言ったのだ。「おい、いまおかーちゃんと言わなかったか?」「言うたなあ」もちろんはっきりと言ったわけではないのだが、、、、。ついに人間語をしゃべるようになったか。Img_3018

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プッコチ狂想曲 10/22

2009-10-23 | 日記・エッセイ・コラム

2009.10.22(木)快晴

 U野さんに頂いたプッコチの種は発芽も生育も芳しくなかったが、育ってしまうと怖ろしいほどの実を付けていつまでもなり続けている。普通に野菜スープや鍋などに入れても美味しく、調味料や薬味としても大変重宝させて頂いた。また、色んな方に差し上げて喜んで貰った。ところがその量と期間にすっかり飽きて最近では放ったままになっている。するとやたら赤くなってきていかにも唐辛子という感じになってきた。そこで赤いのを収穫して乾燥してみる。かつて緑のを干してみたが脱色して汚くなったので捨ててしまった。今度は赤いままうまく乾燥すればいいのだが、、、。
 プッコチは最終的にはゆず胡椒とみそ漬けをしようかと思っていたが、面倒なのでそのままになっていた。そうこうしているうちに柚子は黄色く色付きはじめ、唐辛子は赤くなってきた。今しかないという気持で収穫したのがおとといである。収穫しても色は変わってくるので、昨晩やっと重い腰を上げて柚子胡椒を作製、レシピは山田さんの指導による。
(1)柚子と唐辛子を水洗いし、柚子の皮をむく。唐辛子はへたと種をとる。種は来年の栽培にとっておく。むいた後の実は網袋に入れて柚子風呂にする。Img_3248

材料はこれだけ。


(2)柚子の皮が70g、これを包丁で細切れにする。フードプロセッサが無いのですり鉢で摺り下ろす。ある程度摺り下ろしたら塩14g(柚子の20%)を加えてさらに摺り下ろす。ちょっと黄みがかっているためか香りが少ない。Img_3249 Img_3250
(3)唐辛子は柚子と同じく70gを縦に細く切って細切れにする。同様にすり鉢で摺りおろし、塩も同量加える。この時に山田さんはくしゃみが止まらなかったとおっしゃっていたが、一向にくしゃみが出ることはない。もう奥手の唐辛子なので辛みが無くなっているのかと思いひとかけら囓ってみる。いやあ、以前より辛くて飛び上がる。しかもいつまでも辛い。
(4)柚子と唐辛子を合わせてさらに摺り下ろす。瓶に保存して終了、一年ぐらいは保存がきくそうだ。もっともそんなに永くあるわけがないが、、、、。この後とんでもないことがおきる。それは明日のお楽しみ。Img_3252





【作業日誌 10/22】
東入口坂のバラス留めつくり(本当は枕木でしたいのだが、古い柱でする)Img_3244

防腐剤塗ると枕木みたいだ。

今日のじょん:夕方の散歩でヘイヘイのところへいってるらしい。朝も行きたがるのだがコーイチくんが居るので素通りする。ヘイヘイに触ったり、抱いたりすると「だめ!」と言うのだ。

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カメムシ大作戦 ’09(3) 10/21

2009-10-21 | 日記・エッセイ・コラム

2009.10.21(水)晴

 今日もいい天気で気持ちいいのだが、カメムシが多いだろうと思うと嬉しさも半分となる。土田さんのようにカメムシの季節が嬉しいという気分にはまだまだなれない。ただ、蛇同様この虫についても別にどーってこと無い感じになってきた。大騒ぎすることも無いかという感じである。ただ、香りを売りとするカフェとしてはあの臭いも、うろうろしている姿もいただけないものがある。
 というわけでただひたすら捕獲するのが日課となっているが、カメムシバスターもガムテ法、ピンセット法よりは効率的といえ弱点もままあるわけである。ひとつはカメムシは警戒心が強く近寄ると飛んで床に落ちる場合が多いことである。ピンセット法だとこの場合簡単につまめるわけだが、カメムシバスターは容器に液体が入っているため横に出来ない。なにも液体を入れなくても逃げ出しはしないので試してみるが、この場合容器の中でうごめきまわるので臭くて堪らない。やはり容器に落ちたら速やかに死んで貰わねばならないのだ。箸やピンセットで摘んで入れると失敗の可能性が高く、これまた臭いに悩まされる。はがきやボール紙で金魚すくいのようにすくって入れると彼らが気付かないうちに容器に放り込めるので臭いがしない。ただ紙の場合は蜘蛛の糸よろしくしがみついて、地獄に堕ちないケースがある。そこでポリプロピレンのクリアファイルを適当に切って使うとすこぶる成績がいい。薄くて丈夫で、適度な弾力があって濡れても平気、これを右手に、カメムシバスターを左手に持ってどんどん捕獲していけば、2,30匹はすぐに捕れる。
Img_3239
カメムシバスター2号、下にひいてあるのがカメムシすくい。

 次の問題は容器の中の液体である。水だけだと身体が浮いてしまい、じたばたといつまでも泳いでいる。その間臭いが出るので堪らない。一番いいのは灯油だと思われるが、それ自体の臭いがきついし、容器が倒れてこぼれたときこれまた困るわけである。現在は洗剤などの界面活性剤、CRCなどの油類を実験的に使っているが特別差異があるわけではない。
 倒れにくいように下部におもりを張り付け、ロート部分をコピー用箋からグラビア印刷のつるつるの用紙に替えて、カメムシバスター2号とした。
 カメムシバスター3号の改良点は捕獲したカメムシの取り捨てである。ロートの着脱が可能なように考え中だが、まだいい案は浮かばない。今日の捕獲42匹

【作業日誌 10/21】
東側登り坂の垣作り
ゆず胡椒作製
Img_3245
ここに垣をして、坂に土止めをしないとバラスがずり落ちてしまう。

 今日のじょん:来じょんされるお客さまで一番じょんがなついてるのはアミちゃんエミちゃんのお母さんだ。一体何で判断しているのだろう。臭い、気配?彼女は犬語が解るそうである。

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カメムシ大作戦 ’09(2) 10/20

2009-10-21 | 日記・エッセイ・コラム

2009.10.20(火)曇

 18日37匹、19日191匹、20日20匹、これが戦果であるがその差はどれだけ時間を懸けたかによる。ただし、その日の気象状況、特に気温によって出現数の違いがあるようだ。19日は気温が最も高く、記録を狙ってカメムシ捕りに励んだ結果でもある。それにしても100匹を目標にしたのだが、よくぞ捕れたものだ。今シーズン中には200匹越えも狙いたいものだ。
  敵を知り己を知らば百戦危うからず、孫子の兵法のごとくカメムシの生態を知ることが撃退の近道かと思う。インターネットで調べれば何かと書いてあるだろうが、まず自分でよく観察することが肝要である。
 (1)朝はどこにいるのか解らないが、目につくところには居ない。シャッターの蔭や垂れ幕の中など風のない物陰に隠れているようだ。Img_3246

壁の黒い点は総てカメムシ


 (2)日が差して暖かくなってくると壁やガラスにくっついている。
 (3)夕方気温が下がってくると物陰に隠れる。この時に洗濯物に紛れ込んだり、網戸やサッシの下に入り込む。これらが家の中に入ってくる主な原因だろう。
 (4)洗濯物は白いものより黒いものに入っているのが多い。生地の種類にはこだわっていないようだ。
 (5)臭いの元は液体である。
 (6)死んだふりをする。ひっくり返ってじっとしているので死んでるのかなと思って触ったりすると逆襲を食らう。
 (7)いろんな種類があり、大きいの小さいの、長いの緑色のとか複雑である。どれもが臭いを出すのかは解らない。Img_3247

こんなやつもおるのだ。


 今のところ私の観察ではこのくらいがカメムシ知識だ。
対策としては、見つけたら徹底的にやっつける、サッシの下などに殺虫剤を噴射する、洗濯物は裏返したりポケットを探ったりして取り除く、などやっているがこれと言った妙案は無い。つづく

【作業日誌 10/20】
芝生レンガ張り完成

今日のじょん:数日無かった侵入犬の形跡が今日は発見される。そういう日は朝一番に飛び出したとき嗅ぎまわるのですぐ解るのだが、果たして今日もそこら中嗅ぎまわっていた。犬が来るのはいいけれど、うんPの始末が困るのだ。じょんのは仕方ないとしても他所の犬のうんPまで始末するのは納得がいかない。
 

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カメムシ大作戦 ’09(1) 10/19

2009-10-20 | 日記・エッセイ・コラム

2009.10.19(月)曇

 カメムシの最盛期となってきた。昨年はあるあるカメムシ大実験などやって楽しんでいたが、結局ガムテによる捕虫が主で、ピンセットで瓶に入れる方法を補助的に使っていた。これらの方法は結構手間がかかり、下手をすると失敗してあの臭気の洗礼を受けることになる。
 自転車旅行でカメムシの本場、北陸や東北を巡ったとき様々な対処法を見てきたが、基本的に箸で摘んで油の容器に入れるというものとガムテが主流であった。昨年の大実験の結果、市販のカメムシ用殺虫剤がたいした効果もなく、壁や家具を汚すだけのものであることは解った。サッシの隙間からの侵入を防ぐための忌避剤としての使用はしているが、効果の程は疑わしい。
 というわけでガムテとピンセットのシーズンを過ごしたわけだが、その非効率性と煩わしさに釈然としない状態であった。京北に移住された土田さんが来じょんして、新工夫のカメムシ捕り器の話を聞いたときには新たな希望が沸いてきた。土田さんの「カメムシの季節が待ち遠しいで」という言葉は感動的である。手軽で臭いもなく、壁でもカーテンでもガラス戸でもかざすだけで向こうから飛び込んで来るというふれこみだ。
 待ちに待ったカメムシの季節がやってきた。聞いた通りに作るのもシャクだから少し工夫を凝らして作ったのが、先日ご案内のカメムシバスター1号だ。Img_3216

右がカメムシバスター1号、左が2号

 ペットボトルでは口が細すぎるので、うがい薬のボトルを使う。胴の部分がつかみやすくなっているのでペットボトルより扱いやすい。上部のロート部分はA4サイズのコピー用紙を使い、口の部分を円く切り取る。接着にはセロテープを使うが、ロートの中の端のところもしっかりテープで留める。そうしないと足が引っかかってうまく落ちない。ボトルの中には適当に水を入れる、本来は灯油がいいと思うが臭いとこぼれたときのために洗剤の水溶液とする。
 これを壁やカーテンに留まっているカメムシの下に持っていくと緊張したカメムシが硬直して自動的にボトルに落ち込むというものである。確かにその通りになるものはあるがそれは一割程度で、何らかの手だてをしないと落ちてこない。箸、ピンセット、ボール紙など何でもいいからツンツンと刺激するとぽろっと落ちてくる。あまり強くやると臭いが出るので優しく包むようにするのがコツである。
 ガムテ法に比べて効率的なこと甚だしい、あっという間に数十匹捕獲することが出来、臭いも出ない。つづく
【作業日誌 10/19】
芝生広場レンガ張りImg_3238 

 今日のじょん:店番させてると、お客さまが来たときに大きな声で吠えるのでびっくりされる。犬の嫌いな人だとちょっぴり恐怖かも知れない。特にかみさんが店にいないとしつこく吠える。「お客さんやで」と呼んでいるのだろうか。いつも来られる方には吠えないようだ。吠えられないように頑張って通って頂戴。Img_3232_2

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葛禮本神社 10/18

2009-10-19 | 歴史・民俗

2009.10.18(日)晴

 今日は葛禮本神社の秋祭りである。本来は10月15日ということだが、近々の日曜日となっているようだ。この神社の御祭神が金山彦命だと知ったのはつい最近である。河牟奈備神社の祭神を調べていてふと見つけたわけであるが、私の「上林メタルバレイ説」がまた一つ前進した思いである。所在地が中風呂という地名であることも、連載中の引地がその氏子圏にあることも心強くさせられる理由である。Img_3224
祭りの朝、葛禮本神社本殿

 朝、念道まで上林太鼓の音とともに子供神輿や獅子舞がやってきた、これは祭りに行かなくてはという思いで、店の準備が終わるとすぐに自転車にまたがって出発する。ものの五分で神社に到着、祭りはまだ準備中の状態のようだ。早々にお詣りを済ませ、栄鉾社の石棒や末社、神殿の周囲を探索する。タタラ跡や鉄滓など見つからないかななんて考えながら見渡すが、そんなもの簡単に見つかるはずがない。見つかっていればとっくに話題になっていることだろう。ただ上林特有の赤い石があちらこちらに散らばっており、石垣にも使われている。私はこの赤石の成分は鉄分だろうと思っているのだが定かではない。Img_3227 Img_3222 社殿の右の壁に妙なものがぶら下がっている。鎖にぶら下がった筒状のものである。鉄で出来ているので赤く錆びているが、丁度竹筒で作った水筒のような形をしている。腐食して開いたのか最初からあったのか小さな口も開いている。これが後生大事にぶら下がっているので、いろいろ想像してみるが解らない。役員さんが集まっているので聞いてみようと社務所の方へまわると丁度打ち合わせをやっている最中で聞くわけにいかない。
 栄鉾社の石棒は祠に収まっていると言うよりは石棒に祠が被せてあるというような形で、95cm、径19cm、57Kgあるそうで、西日本では最大ということだ。縄文石棒に間違いないということで凄い文化財だと思うのだが、意外とさりげなく保存されているので驚く。東北、北海道を旅しているときはこの石棒よくお目にかかったが西日本では数少ないものである。Img_3221
祠の中に石棒がある。

 神社の前を流れる川やすぐに出合う上林川には萱や葦がしっかり生えている。もし縄文時代からこの地が開かれていたとしたら、その根に結晶した褐鉄鉱、いわゆる鈴を利用して製鉄をする人々を想像してしまう。浅原はあずらと呼ぶ。変わった呼び方だなあと常々思っているのだが、浅原は葦原ではないかとふと思うのである。製鉄には鉄鉱石や豊富な砂鉄が必要だが、多量の燃料、木炭を必要とする。かつて浅原は良質の木炭の産地と聞く。少なくともこの地が燃料、木炭の供給においては充分な地であっただろう。Img_3228

真野橋から上林川上流

【作業日誌 10/18】
芝生広場レンガ張り

今日のじょん:かみさんが朝から泣いている。じょんと同じく信太山のシン君が亡くなったというのだ。一才数ヶ月で原因不明の急死ということだ。そうこうしている間にW田さんちのさくらちゃんが乳ガンで亡くなったという知らせ、なんともやりきれないワンちゃんの死だ。

 

 

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引地のこと(10) 10/17

2009-10-18 | 歴史・民俗

  2009.10.17(土)曇

 i  豊田市霧山町引地、則定町引地、上佐切町引地下
 巴川流域、足助街道に沿った三つの町の狭い地域に三つの引地地名がある。いずれも巴川から支流を遡った地にある。霧山町引地は巴川とその支流の境となる丘陵地の谷間にある。この周辺の気になる地名は壱貫目、羽根上切、下切、羽根洞、ジュリンナ、ヤゲ、オーツケなどである。神社としては白山神社、熊野神社がある。 
 則定町引地は霧山町引地の北、直線距離で300m程、一山越えたところにある。この山中に上切という地名があり、同じ巴川支流の下流に当たる。この支流の南に面した地域で、川を挟んだ西北側にやはり熊野神社がある。
 巴川本流に戻り、下佐切町に至り、そこから支流を東に遡ると上佐切町に至る。この支流の源流近くに引地下があるが、引地という地名は見あたらない。気になる地名は堂切、中切、稲洞、堂ノ洞などである。

 前回洞地名について、銅鉱山の跡ではなんてことを書いたが、よく考えるとこれほど沢山豊田市のあちこちにあるはずがない。またしても郷土資料館に聴こうかと思ったがその前に少し調べてみようということで、サイトを探ってみる。韓国では洞(ドン)というのは日本で言う町みたいなもので、ソウルの明洞(ミョンドン)は有名だし、大浦洞はテポドンというそうだ。日本国内では「洞地形」といって谷の一番奥の行き詰まったようなところを洞というそうだ。源頭となっているところは開けているが水は伏流となっている、人が住むのはやはり水流の出てくるいわゆる洞地形のところらしい。もちろん地名に現れ「~洞」という地名となるそうだ。なるほど地形図で見ると豊田市の洞の付くところは洞地形のところが多そうだ。残念、私の目算がまたはずれてしまった。
 逆に嬉しい発見もあった。上林の引地の氏神様であるところの葛禮本神社(くずれもと)の御祭神が金山彦命(かなやまひこのみこと)ということだ。天目一箇命と同様金属関係の神様である。この神様の祀られるところは鉱山あるいは金属精錬などのなされていた地域であることがいわれている。神社の草創は不明だが、弘治2年(1556年)に斧初めをして神社が再建されたとあるので(上林風土記)それ以前に草創されていると推測される。所在地が睦合町中風呂1ということで、以前紹介した東みよし町の引地の時に風呂がふいごのことであるということを思い出した。
 末社である栄鉾神社に縄文中期と目される1m近い大型石棒があるという。この石棒が古来からこの地にあるとしたら相当古くから拓けていたところであろう。神社のある浅原地区はあずらといい、中風呂の他に夕船(ゆふね)というところもあり製鉄、タタラの地ではないかと想像する。奇しくも明日秋祭りが行われるということで、店の都合を見て可能ならば行ってみたいものである。(本来は10月15日がお祭りだが、近くの日曜日としているようだ)

【作業日誌 10/17】
芝生削り

今日のじょん:イタリアングレイハウンドのそらちゃんが来じょん、大変お珍しいお客さまなんだが、じょんはお構いなしに追い回すので家の中に入れられた。それで
も未練がましくカーテン越しに覗いているのはいつものこと。Img_3219Img_3220

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お彼岸ゴルフ 10/16

2009-10-17 | 日記・エッセイ・コラム

2009.10.16(金)快晴

 今年4月に一年ぶりのゴルフに行き、七夕ゴルフという記事を書いたが、今年二回目のお誘いがあり半年ぶりのゴルフを楽しむ。年に二回なのでお彼岸ゴルフとでもいおうか。前回はどしゃ降りだったが今回は快晴でいい訳のしようがないゴルフとなった。これだけゴルフに遠ざかっていると、何を用意していいか、何を着ていったらいいかとまどってしまう。昨晩からバッグに入れたり出したり大騒ぎである。早く起きなければと早々に布団に入る。早くといっても六時半だが、、、、。
 綾部で待ち合わせて高速に乗る。高速道路も年に数回となってしまったので緊張する。三田のゴルフ場はウィークデイといっても満員で、シーズン盛りを思わせる。普段行っていても緊張するのは朝の第一打だ。ドライバーを振るのも半年ぶりだ。なんとなくぎこちない。トップしてパシャパシャとラフに行く。二打目のアイアンはしっかり決まるが、お彼岸ゴルフの弱点はアプローチである。どうも加減が解らない。パットはそこそこ決まってダブルボギー、まあこんなもんかと納得するが、後が大変。OB続出で、ティーショットが決まっても途中でOBしたりする。結局ハーフで5回OBして、62のスコア、これはいただけない。前回土砂降りの中123だったので、晴天の今日は110台でまわりたい。10Xもアンダー100も夢のようになってしまった。後半もどたばたゴルフで55でまわりなんとか120越えは免れる。それにしても初心者の時代に逆戻りしたみたいだ。「下手でも楽しいゴルフと00クス」なーんちゃったりして。
 シャフトが錆びていたり、黴びだらけのグラブが出てきたり何ともいただけないお彼岸ゴルフだ。

【作業日誌 10/16】
何にもなし

今日のじょん:ゴルフ参加のためいつになく早朝の散歩となった。じょんは不思議そうにしていたが、念道橋に行くとマーブルが散歩していた。見つけたじょんは大はしゃぎで飛び回ること。しばし遊んで別れるが、見るたんびにでかくなるなあ、マーブルは。Img_3208
上林の朝は草を焼く煙で始まる。

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