晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

エコ広告 7/31

2008-08-01 | 日記・エッセイ・コラム

2008.7.30(木) 曇り、晴

 最近企業のエコ広告というのが目立つ。特にCO2の排出をを減らしてるよという類の物が多い。先般のサミットでは地球温暖化の原因を温室効果ガス、特にCO2と決めつけ、その減少に躍起となっているのだが、各国の思惑がかみ合わず、進展のないまま終わっている。会議開催のため使ったCO2はおそらく小さな国の排出する量ぐらいになっているのではないか。こんな茶番劇の報道は余り気にしていなかったのだが、終番でアメリカが「CO2削減のため原子力化を」という主張を始めているという記事に、やはりCO2削減の最大の目的はそこいらへんにあるのではないかと思わせる。大体アメリカなんてバイオエネルギー問題などを見ても、環境問題やエネルギー問題を真剣に取り組んでいるとは思えない国であるが、世界の大国であるから無視は出来ない。
 温室効果ガスが温暖化のひとつの要因であることは確かだろうが、それがどの程度影響しているのか、今後どうなるのかなどという根拠は何も示されていない。温室効果ガスの影響というのはひとつの仮説でしかないのだ。しかもCO2というのは温室効果ガスのなかのひとつであって全てではない。それをあたかもCO2のみが諸悪の根源のごとく世論づけるというのは何か裏があると見るのが妥当ではないか。ある本で読んだ記事だが、国民の世論や運動で原子力発電がやりにくい国ほどCO2削減に積極的で、だんだん世論も変化してきて原子力発電の開発が進んでいるということである。
 さて昨晩見たエコ広告は、ツバルみたいな島が映って「沈み行く島があります、私たちはマングローブを植えて云々」というものである。島の名前は出て無くて、本当にその島が沈んでいるのか、その理由は何なのか、マングローブを植えることがどういう効果があるのか解らない。ただ温暖化に敏感になっている消費者に会社のイメージアップを訴えようというだけのものだ。それって石油会社じゃなかった?俺はだまされねーぞ。

 今日のじょん:どうも生き物に弱いらしい。虫は大丈夫だが、蛙はダメ。虫でも上林では巨大な虫がいる。バッタの類だが私たちでもギョッとするほどでかい。でも逃げる程じゃ無いみたいだ。蛙も谷などには大きなトノサマガエルがいる、雨蛙はいつでも窓や壁にくっついている。その雨蛙をかみさんがおもしろがってじょんのところに連れてきた。私も興味あるところであったが、結果は怖がること甚だしい。臭いがいけないのだろうか、形状がいけないのだろうか、ぴょんぴょん跳ねるのがいけないのだろうか。先日の草むら事件もひょっとしたら、蛙かも知れない。Img_0698

小さな雨蛙におびえているところ。情けないったらありゃしない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする