晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

ショスタコーヴィチを聴く 10/10

2020-10-10 | 文化に触れよう

2010.10.10(土)曇り
 9月20日(日)に日本センチュリー交響楽団舞鶴公演に行く。今年の1月26日、関西フィルの公演以来である。コロナ対策のため、チケットも自分でちぎり、予定されていた指揮者のヤーノシュ・コヴァーチュも来日できず原田慶太楼氏が指揮をされた。飛び飛びの席となって、観客も少なくて寂しかったが充分に盛り上がった。それというのも、ショスタコーヴィチの第五番が演奏されるからだろうか。わたしだけの事なのかもしれないが、実は最も好きな交響曲なのである。中学の時に音楽の時間に聴かされて、「いやーこれって部長刑事の主題歌やんか」と感激した次第である。演奏会に行くたびにアンケートの希望欄に「ショスタコーヴィチの第五番」いや「シェスタコビッチの5番」と書いてきた。舞文会館がわたしの希望をかなえてくれたのか、それとも多くの希望があったのか、単なる偶然なのか知らないが、下手をすれば生演奏を一生聴くことが出来なかったかもしれないので、これは幸運である。
 プログラムはチャイコフスキーのイタリア奇想曲作品45、同じく「くるみ割り人形」組曲作品71a、そしてショスタコーヴィチの第五番だった。
 「くるみ割り人形」だって何度も聞いているはずなのに「花のワルツ」しか浮かんでこない。ところが第1楽章も第2楽章もすばらしい、やはり生で聴くことが大切なのだろう。ショスタコーヴィチの第五番だって、第4楽章しか脳裏にないのだが1~3もとても素晴らしく、大満足の演奏会だった。
 今回S席で、9列目の席だったのだが近すぎて演奏者の様子が見えない事がありもう少し後ろの方がよいかなと感じた。演奏者の様子を見るのも一つの楽しみであるから。
 今回8ヶ月ぶりのクラシックコンサートだったのだが、実はその間に二つのコンサートが予定されていて、コロナの影響で延期されてしまったのである。

大阪交響楽団(田園&運命)は3月28日予定が5月3日に延期され、更に来年3月28日に再延期されたのである。また京響の皇帝と英雄は5月24日開催が実に再来年の2月13日に延期された。なんとも気の長い話であるが、コンサートって行く前のわくわく感がいいので、長く楽しませてもらっていると思えばいいかな。

【今日の”のびちゃん”】NO. 43
保護犬さんのびの心を少しでも開いてあげようと、毎週のようにお出かけする。
9月29日 三松海岸 イルマーレ

10月2日 丹後食のみやこ

10月6日 うみんぴあ大飯

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする