晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

害虫・益虫? 8/17

2008-08-19 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.17(日)晴

 大事に育てていた一年柚子が一晩で丸裸になったのは、もう一月も前だろうか。犯人はでかい青虫である。全ての葉を食い尽くすので、こちらとしては許せない。ひと思いに踏みつぶすのでは気が治まらないのでアリの巣地獄だの散々なぶり殺したのだが、肝心の柚子は新芽が出て、にょきにょき育っている。まずはめでたしである。
 適当に植えた鷹の爪がどんどん実を付けて気持ちいいほど赤くなっている。ひょいと見ると灰色のあり地獄みたいな虫がびっしり着いている。殺虫剤なんかふりかけても、そんなの関係ねえって感じでくっついている。やむなくピンセットでひとつひとつつまんでゆく。数十匹をプラスチックのボトルに閉じこめ、炎天下に3日ほど置いてもくたばらない。いやはや凄い生命力だ。そして次の日またしても同じぐらいの数の虫が取り憑いている。よーく探すと葉の裏にびっしりと卵が付いている。こいつが連日孵っているのだ。毎日まめに捕るしかない。
 上田さんに頂いたトランペットも葉がざっくりやられた。よくみると尺取り虫みたいな青虫だ。
こいつもなぶり殺しにした上で、毎日観察を続けている。ここでよーく考えてみると私が世話をしている樹木や野菜は数本である、出荷している農業者は数百本の野菜を作っているのだ。毎日観察して、付いた虫をピンセットで捕るわけにはいかない。殺虫剤の散布ということになるのは当然だ。消費者が無農薬だなんだと騒ぐのは無理がある。消費者は青虫のはいずり回るキャベツか、きれいだけど農薬のかかったキャベツか二者択一ということになるのだろう。本当に安全なものを食べたいなら、自分で作るしかない。Img_0860

見た目はきれいだがいっぱい虫が着いている。

 でも害虫だって生きんがために葉っぱを食ってるわけで、雑草の葉を食ってくれれば益虫になるんだが、人間って勝手なもんだ。

 

今日のじょん:金メダル無くす。

 日本柔道界みたいなタイトルだが、モモちゃんが来たときに金色の鑑札を無くしてしまったのだ。首輪に着けるよう書いてあったので、一体どうして着けるか迷ったのだが、結局凧糸で2カ所を縫いつけていたのだ。ところが首輪のところはカイカイをするのですぐに糸が切れて一カ所で金メダルのようにぶら下がっていたのである。そのうちもう一カ所着けてやらねばなあと思っている矢先にどこかに落としてしまった。散歩コースを探すも見つからず、庭では放していたのでどこを通ったか解らず途方に暮れていた。再発行したらまたお金いるやろなあと釈然としない気持でいたのだが、偶然に庭で失せもの探しの私のおまじないをしたらその振り向いたところの草の中から出てきたのだ。よくぞ出てきたと思うが、もう首輪には着けないでおこう。大体3,000円もとってもう少し着けやすい何かを考えろよな。メダルに2カ所穴空いてるだけだもの、工夫が無いよねえ。というわけで、金復活、ガンバレニッポン。Img_0832

昨日の雨で沢ガニが庭に上がってきた。じょんとの対決は引き分けというところかな。

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