晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

梅干しを食す 8/30

2008-08-31 | 日記・エッセイ・コラム

2008.8.30(土)曇り、雨
 
 いくみちゃんが来るので綾部に迎えに行く。途中村上建設さんで端材を貰ったり、頼まれた豆腐を買ったりで5分ほど遅刻したのだが、うまく特急が遅れていて丁度のお迎えとなった。
じょんの大好きなチューイングミルクを買ってきてくれるというので、じょん共々心待ちにしていたのだが、私は秘かに楽しみにしていたことがある。それは梅干しの好きないくみちゃんが来るとき例の梅干しを食べてみようと決めていたのだ。壺の蓋をそっと開け、4個の梅干しと赤紫蘇を少し取り出す。土用干しの時、色づきが薄いなあと思っていたのだが予想以上に良い色に仕上がっている。娘が来るというのでいつもより一品多い食膳をビールで片付け、ご飯を用意して、いよいよ梅干しを食す。「うー酸っぱい」梅干しの好きでないかみさんは、大げさに顔をしかめている。いくみちゃんも「これは酸っぱい、昔ながらの梅干しや」というコメント。これだ、私が求めていたのは昔ながらの梅干しである。Img_0964一個でご飯一杯食べられるやつ、アルミの弁当箱を穴開けるような強烈なやつ、これこそ梅干しだ。
などとえらそうに言っているが、実はこのくらいの塩分濃度だと作りやすいのだ。10%を超えているだろう濃度だとカビも来ないし、梅酢の発生も早い。
土用干しだって、蟻や虫、鳥など一杯居る中で何もたからないのだ。こんなもん食うの人間だけだ。最近は減塩が主流になり8%とか6%なんて梅干しになっている。変わり梅干しも増え、砂糖を入れたり昆布を入れたり、これも結構美味しい。
村上さんは塩と同僚の砂糖を入れて作られるそうだが、先日試食をさせていただき、実にまろやかな味の梅干しとなっていた。来年は少しこのあたりも挑戦しようかと思うが、今年は元祖梅干しで最高の出来である。食したい方はサービスしますから、カフェじょんのびに来て頂戴、コーヒーに梅干しなんておしゃれ、、、、かな?

今日のじょん:いくみちゃんを連れて帰ってくると大はしゃぎ、尻尾がちぎれるほど振っている。一ヶ月ぶりでも憶えているんだなあ。まさかチューイングミルクを買ってきてもらってることを知っている訳じゃないだろうが。Img_0965

じょんの大好物、チューイングミルク。最初は保利さんにお中元で頂いたもの、綾部では売ってない。

大体尻尾の振りが最近手抜きになっている。朝一番じょんのところに行っても、「なんやおとーか」って顔で、2,3回申し訳程度に振るだけ。いくみちゃんが来て久々に真剣に振っているじょんを見た。

コメント
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