晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

ガーデンシェッド(1) 10/30

2010-10-31 | DIY

2010.10.30(土)曇、雨

 かみさんが退院した時に驚かそうとガーデンシェッドを作ろうと思ったが、その間構想を練ることと、材料を買い集めるだけで終わってしまった。帰じょんした今、こつこつと作っているわけだが、こればかりは優先的に作り上げたい。というのは帰じょん記念という想いもあるし、K子ちゃんがやはり自作で作りたいと言ってたので少しでも参考になればという想いがあり、順次作製状態を知らせてあげようということだ。
 作製の動機は、かみさんがガーデニングを頑張っているのだが、道具や機材が増え続けて置く場所に事欠いている状態なので、すべてがすっきり片付くようにというものである。店の周囲に置くのでおしゃれなものに仕上げる必要があるのと、雪、風に耐えられるしっかりしたものを作る必要がある。Img_1560
 
これをなんとか片付けたい。


 大体私のDIYは、作製自体はあまり器用でない、いろんな工夫をするのが好きで、構想を練って設計を描くのが一番楽しい。といっても設計図を書くわけでなく、行き当たりばったり工法でやってきた。今までの木小屋なんかはそれで良かったかもしれないが、今度はそうはいかない、ノートに概略の図と寸法ぐらいは書かないとやっていけない。材料も今までは手元にあるものを利用して、不足するものだけ購入していたが、おしゃれなものを作るとなるとそれなりのものを購入しなければならない。かといって金に糸目を付けないでと言うわけにも行かず、とことん探して安くてよいものを選んでいる。Img_1561
 
ここにこういう感じで出来るのだが、巾も高さも制限される。


 今回揃えた資材の中で最も高価なものは屋根材である。アスファルトシングル、シングルセメント、シングル釘ともで6,980円、これはネット通販で送料も含んでいるのだが、建材店で注文するのと似たようなものと思っている。ちなみに屋根材というのは近隣のホームセンターでは取り扱っていない。取り寄せてもらうと同じような金額となるようだ。
 参考としては学研のDIYシリーズを見ているが、条件もサイズも違うので、あくまで参考とするぐらいで、基本的には自分で考えている。
 基礎の工夫 家屋の側に作るため、基礎は奥は犬走り、手前は砕石のダートとなっている。犬走り部分はコンクリに穴を開けてボルトでアンカーを取ろうかとも考えたが、そこまで必要は無かろうとコンクリー板に土台がはまる溝を設けて犬走りにコンクリートで接着することとした。そのために型枠を作り自家製沓石を作ることとした。なおダート部分の基礎はコンクリートブロックにアンカーボルトを埋め込み、しっかり固定することとした。Img_1605
 
作業場で土台のほぞ穴切り、座繰りなど済ませる。失敗も多い。


 土台 廃材の三寸角を使用、今までの行き当たりばったり加工ではなく設計図に基づいて、いわゆるプレカットをすることとした。これはDIYも進歩が無ければいけないという崇高な精神による。プレカットをすることによって、構想がよりはっきりとすることがある。ただ、カットする部分が90度違ってたりする失敗もある。廃材だから許せるが、高級な木材だとつらいだろうなあ。つづく

【作業日誌 10/30】
カメムシバスター二階用作製、いよいよ季節となりやした。

今日のじょん:虫の中でもカメムシに対する反応は一段と強烈だ。たかが虫一匹に大騒ぎし、大声で吠えるのでひんしゅくものだ。かみさんは「あんたがカメムシ見つけたら褒めるからくせになったんやで」と人のせいにするが、結構「カメムシ犬やなあ」なーんて喜んでいる。じょんもちったー大人になったんやから、カメムシごときで騒ぐなよなあ。Img_1543
今年のカメムシ第一号、10月14日。

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大唐内のこと(7)廃村佐分利 10/29

2010-10-31 | 歴史・民俗

2010.10.29(金)曇、雨

 歴史を探るための資料、書籍というのは基本的に府県単位になっていて、例えば地名辞典などでも京都府がひとつの冊子となっている。従って手持ちの資料といえば京都府、綾部市、何鹿郡、上林地域ばかりで、すぐそこにある若狭、福井県の資料となると何もない。買い集めるほど資金は無いし、図書館や資料館に行く時間的なものも厳しいものがある。従って公開されているホームページやブログに頼ることとなるのだが、幸い府県境のおおい町川上地区には「川上通信」という地区の公式ブログがあって、地区内の案内や歴史的な調査、その他もろもろ丁寧な編集がなされていて大変重宝している。参考文献もしっかり書いてあるので、後日確認することも出来る。
 さて、このブログで発見したのは逆谷にあった佐分利という集落のことである。佐分利村というのは佐分利川に沿った村落で、昭和30年に本郷村、大島村と合併し大飯町(現おおい町)となったのだが、その旧川上村の最上流に佐分利があったわけである。元々は佐文(さぶ)と云われたそうだ。
 老富のW氏に聞いたところ、数十年前まで一軒の家が残り、姓は渡辺といったそうだ。川上通信にある角兵衛さんのことだろうか。行政区は大飯町だが、子供は奥上林小学校に通い、郵便物は老富と書かれたものは上林の郵便局から配達され、佐分利と書かれたものは川上から配達され一週間ほどかかったといういうことだ。つまり、生活は上林の者として暮らしておられたそうである。元々は数軒の家があったそうだが、現在では廃村となっている。屋敷の跡など残っているそうで、いつか行ってみたいと思っている。Img_1230
 
この先に佐分利集落があったという。


 私が気にすることは、佐分利の語源である。川上通信には佐文→佐分→佐分里→佐分利と変化したのではないかというようなことが書いてあったが、ひとつのヒントとしてサヒ、サブ、サム、ソホ、ソブと変化する一連の言葉は鉄の古語だということだ。(古代の鉄と神々、真弓常忠著)例えば寒河江(さがえ)祖父江(そぶえ)寒川(さむかわ)などの地名がある。私は綾部市の物部から志賀郷を流れる犀川も同様の語源ではないかと思っている。Img_4563 

犀川(豊里町から)


 若丹国境稜線を越える峠は数多くあり、いずれもかつての重要な街道であり、歴的史逸話も多くある。その内三国岳の北、多門院から上津にぬける峠は佐武峠という。これも気になる峠名ではある。つづく(大唐内のこと (6)は2010.10.28)


【作業日誌 10/29】
ガーデンシェッド土台作り。

今日のじょん:雨が続いてシャンプーが出来ない。もう一月も洗ってないので、さすがに臭いがしてきた。次の定休日には必ず洗ってやろう。 
 
 

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大唐内のこと(6) 逆川=百足 10/28

2010-10-29 | 歴史・民俗

2010.10.28(木)雨

 逆谷については奥上林村誌に太平記(室町時代)の文をまじえて以下の記述がある。
 「正平六年(慶安元年)十月 仁木三郎山陰道の軍兵を従え上林谷を通り、逆谷を出て若狭に打入りけり。」逆谷というのは老富市茅野より、福井県大飯郡佐分利村に出たところにありて城趾がある。谷水が河の流れと逆(反対)に流れているので、さかさま谷という名がついたといわれている。
 
 
府道1号線は、山家から徐々に高度を上げ、福井県境の永谷坂峠から一気に急勾配を下ることになる。その急勾配となったところに馬こかしという崖があり、一色五郎守邦の居城があったと言われている。このあたりを逆谷というそうだ。奥上林村誌に云うように谷水が川の流れと逆に流れるとなると、峠から2,3百m下った左岸の沢が逆谷なんだろうか。今のところ確認できていないがいずれどこか調べてみたい。
 逆川、逆谷が金属採鉱の地に高い確率で存在することは先般述べたが、その理由というのは定かでない。前回に書いたいわゆる断層説がもっともらしく思えるが、ふと妙な考えを思いついた。それは大金属地帯山形県の吉野川、別名逆川について、二万五千分の一地図、白鷹山を飽くこと無く眺めていると、逆川の理由は支流の多くが本流とは逆方向から流れ来て合流していると云うことが判る。谷有二氏は米沢盆地では他の川が北流しているのに、珍しく南流しているから逆川というのだろうかと書かれているが、断層などの地形によるものだとすると、支流の合流方法は逆川の呼び名の大きな理由とならないだろうか。そしてその本流と支流の流れを脳裏に反芻しているとき浮かんだものが百足である。
合流点つまり出合いの手前で鋭角に方向を変えて合流する様は地図上で見れば百足の足に見えまいか。Img_0396 Img_0392
 

相川郷土博物館と百足の図


 百足は鉱山と最も関係の深い動物である。佐渡相川の資料館で大きな百足の絵を見つけてから、なぜ百足が鉱山と関係があるのか知るまで長いことかかった。若尾五雄氏の「黄金と百足」(雨読で紹介済み)でようやくその理由を知ることとなったが、氏の説の中には逆川=百足というのは無かった。かつて鉱山師は鉱脈を求めて、川を遡った。川の岩石や地形、植物や湧出物などを調べながら遡り、その支流をつぶさに踏査したに違いない。その時、その出合いが百足の足のように屈曲して出合い、その附近に有力な鉱脈を見つけることができたなら、百足信仰として発展してもおかしくはない。突飛な考えのようだけどあるかも知れない発想である。つづく(大唐内のこと(5)は2010.10.25、黄金と百足は2010.1.31)

今日のじょん:「おとーさん今日のじょん間違うてるで、越後獅子違て連獅子やで」「えーえらいこっちゃ、越後獅子やったらテレビ出演やなあ」
というわけで、昨日の記事は間違いで、出来るのは連獅子である。お詫びの印に写真を一発。
Img_1601 Img_1602 Img_1603 


なぜかカメラを向けるとお尻を向けるのでよくわからないが、よーするに枕を振り回すだけの芸である。

 

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首長の育休 10/27

2010-10-27 | 日記・エッセイ・コラム

2010.10.27(水)雨

 雨が降り続き寒々しい日々が続いている。山陰の冬は厳しい、もちろん北海道や東北に比べると気温などではその比ではないのだが、その備えは中途半端で貧弱だ。建物ひとつにしても北国と違って夏向けに作られている。徒然草にある、家のつくりやうは夏をむねとすべしという感じだ。私の家は新築なので、断熱材や二重サッシなど冬対策はしてあるが、古民家などはさぞかしと思うところである。
 それにしても冬の訪れは早い、もう下着は真冬と同じになっているし、昨日セーターも出した。今日は湯たんぽと石油ストーブを出そうかと思っている。薪ストーブを使う日も近いようだ。本日10時の外気10℃、室内16℃、湿度75%。
 今日の讀賣新聞のトップ記事は首長の育休取得のニュースである。是か非かと言う論争が始まっているというのが内容で、当該の市に寄せられる意見の八割は批判的なものだと報じている。民間では育休など取れない状況なのに自治体の長が取るのはとんでもないというのが大半だそうだ。
 育児する子供もいないし、自営の私にとっては関係のないことだが、考えるところもあるのでご意見を申し上げておこう。
 本来育休というのは労働者の権利だと思うのだが、首長は果たして労働者なのか経営者なのか法的にははっきりしているのだろうが、育休を取ろうとする場合「わたしは給与を貰って自治体の経営をまかされている労働者ですよ」という意識が根底にあるとしたらどうだろう。私は大賛成だ、その方が労働者、市民の立場に立った行政が執行できようと思うのだ。自分にお金があるからと言って給与は何分の一かでいいといきっている首長もあるが、これはナンセンスだ。自分の責任、能力に応じた給与を貰うのは当然である。
 民間の自分が育休が取れないからって、首長の育休はけしからんという意見は一見理にかなっているように見えるが、実は天に唾する、己の足を引っ張る行為である。例えば民間が不景気になると公務員の給与が高いから引き下げろという意見が多く出る。天下りの法外な報酬や一部地方自治体で見られる異常な高賃金のことを言うのではなくて、一般的な賃金の話である。ご意見通り公務員の賃金が下がったとして、文句を言った民間の労働者の賃金は上がるのだろうか。否、逆にもっと下がるだろう。同様に首長が育休を取りやめたら、民間では余計育休は取りにくくなるだろう。Img_1600  

これがトップ記事というのは平和な国なんだろうか。


 賃金も休暇も天から降ってくるものではない、闘って得るものである。メーデーは今でこそオチャラケのレジャーと化しているが、8時間労働を闘い取った労働者の祭典である。当たり前のような8時間労働が実は労働者の長年の血と涙で勝ち取られたものだということを幾人の人が知っているだろう。
 首長の育休はけしからんと言っている人が、果たして自らの育休を取るためにどのような努力をしただろう。例え自らが取れなくても、次の世代には、その次の世代には取れるようにと努力しただろうか。

今日のじょん:雨が続いてじょんシャンが延びている。犬に汗腺は無いというのだが、プンと臭うようになってきた。ブラッシングのたびに雲脂のようなものが出ている。次の金曜日には洗ってやれないか。Img_39571

 ハイタッチのいい写真がでてきた(2010.2.26)

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読書週間 10/26

2010-10-27 | 雨読

2010.10.26(火)雨

 明日から読書週間ということだ。標語を募集したり、読書に関するアンケートをとったり、新聞紙上には読書に関する記事がやたら増えている。若者や学生の読書の時間や量がいつも話題になり、年々歳々読書量が落ちている。マスコミはこのことをいつも憂いているが、それではいったいどうすればいいのかは語らない。本を読まない者にどうやって本を読ますかは至難の業である。
 インターネットなどから得られる情報はかつての読書好きの青年よりずっと量も多いだろう。問題は本というのは、画像が有るわけで無し、最初から順次読んでいかなければならないし、想像力も忍耐力も必要とされるわけで、そういった部分がインターネットなどには無いことだろう。
 各地で古本市が催されており、案内のカタログが届く。実は今夏都合が悪くて下鴨納涼古本まつりに行けなかったので、知恩寺で開催される秋の古本まつりに行く予定をしていたのだ。でもこれも止めにした。カタログを見ていると結構価格が高いからだ。古本屋を巡る楽しみは、いかに価値ある本を、いかに安く購入するかだ。というのもちょっと気に入った店を見つけたから、そちらに行ってみようと言うことだ。Img_1480 Img_1599
 
病院の窓から古本屋見っけ。


 先日かみさんの診察の間に街をぶらぶらしていたら古書店を見つけて、時間がないのでじっくり見られなかったのだが、「チベットから来た男」根深誠著、「日本民俗文化体系5ー山民と海人」を買った。前者は山岳部の先輩の筆になるものでちょっと高いかなと思ったが、後者は値札が付いておらず、店主に聞くこととなった。「200円でいいですわ」と言われて買ったものだが、随分得した気分だった。後でその店のホームページを見ると1、500円の値が着いていた。古本屋ってそんなやりとりがおもしろい。まだ見てみたい本もいくつかあったのでそちらに通うことにした。

【作業日誌 10/26】
ガーデンシェッド作製、土台作り

今日のじょん:かみさんが帰ってきたら昔の芸が復活してきた。ごじら遊び、越後獅子、両手ハイタッチ、そして久々のあご乗せじょんまでやりだした。やっぱおかーが居るのが嬉しいのかねえ。Img_3166 Img_36511
 ごじら遊びと両手ハイタッチ。

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大唐内のこと(5) 10/25

2010-10-26 | 歴史・民俗

2010.10.25(月)雨

 大唐内(おがらち)とは不思議な地名である。隣の谷は小唐内(こがらち)、もう一本奥が市茅野(いちかや)である。上林には市志(いちし)、市ノ瀬(いちのせ)など”いち”の付く地名がある。一般に言う市の立つような場所でもない、何の意味があるのだろう。興味は沸くが今は置いておこう、大唐内が先である。大唐内の地名考は実は上林研究の最終項だと思っている。古代の上林を探るに当たって、大唐内周辺は最も重要な地域だという勘がするのだ。
 最終項になるべき大唐内の地名考を早い段階で書いていくのは、研究の過程によって変化する様を見て欲しいからだ。丁度念道の地名考をしたときと同じように、調べるに従って色々と見方が変わってくる。そして結論は出ないのだ。地名というのはそういうものではなかろうか。
  大唐内に対する地名考証は原案なるもの、仮説なるものをいくつか考えているがあまりに根拠が薄弱であり、フィールドワークも行えていないので、大唐内のこと(3)(2010.9.23)で紹介した状況証拠なるものの説明をしていきたい。

たまたま最近猪鼻峠のことを書く機会があったので、関連する状況証拠(3)逆谷、佐分利村から書いていこう。
 逆谷(さかさたに、さかさまたに)あるいは逆川というのが、金属採鉱の地によく見られるというのは、多くの本で見知ったことである。最も直近に読んだ本では「日本山岳伝承の謎」谷有二著で、各地の逆川と金属採鉱の地を紹介している。もちろん逆川があるから必ず鉱山があるとは限らないし、なぜ鉱山の近くに逆川があるかということの確たる証拠もないわけである。
 山形県の吉野川、別名逆川は雨読(2010.9.15)で紹介しているところだが端的な例で、大鉱山地帯である。この川は米沢盆地では珍しく南流しているからそう呼ばれるという説もあるようだが、地形図をよく見ると支流の多くが本流とは逆方向から合流している。谷氏は、「鉱物資源は、生成要素の異なる岩質の接触帯に多く求められるところから、そんな場所に急角度な沢が迷走することもありうる」とも書いておられる。これは断層のことを意味しているのだろうか、中央構造線が鉱物の宝庫であることは周知のことである。また、川の流れが急角度で変わっている場合もあり、これも沈降隆起などの地形変化や地層を形成する岩石の変化が考えられる。Img_1230
 
この先に逆谷がある。


 真っ逆さまという表現があるように、極端な急流を逆谷と呼ぶ場合もあるのではなかろうか。この場合は必ずしも、鉱物資源とは関係は無い。
 また逆川のある鉱山で従事していた者が他の鉱山におもむき、近隣の谷を逆川と呼ぶケースもなきにしもあらずである。その場合は逆川の意味を探ってもわからないこととなる。
 実は逆川、逆谷のことはこれまであまり気にしていなかった。ただ単にそういうことがあるのかと頭の隅に残っていただけである。それだけに大唐内のすぐ近く、若丹の国境を越えたところに、逆谷があることを知ったのは大きな驚きだった。つづく
                  (大唐内のこと(4)は2010.9.26)

今日のじょん:かみさんが帰ってきてから、ちょっと甘えん坊になったみたい。それは微妙に感覚的なもので言葉には表しにくいのだが、、、。Img_1521


おとーと二人の時も結構のんびりしておりやしたが、、、。




         

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読みたい本 10/24

2010-10-25 | 雨読

2010.10.24(日)雨

  讀賣新聞の日曜日版にはよみうり堂という本に関する紙面がある。様々な分野の新しく出版された本の書評やエッセイなどを二面に渡って紹介してあり、楽しみにしている。書評だけで読んだような効果のあるものもあるし、なんとしても読んでみたいなと思わせる記事もある。問題は新刊書の値段である。二千円台が主で、高い物は八千円とかいろいろある。ちょっと我々低所得者には手が出ない。どうしても読みたい本は切り抜きをとっておいて古本市場に出るのを待つのだが、一年や二年では値は下がらない。そのうちに熱が冷めたり、忘れてしまったりと言う結果となる。ところがこのよみうり堂には文庫新書の欄もあり、ここで紹介されるのは800円台の本が多い。これは買えないこともないのだが、よほどでない限り古本になるのを待つ。
 
最近、読みたいと思った本は次の2冊である。

「父を焼く」上野英信と筑豊、上野朱著、岩波書店、2、200円
上野英信氏は筑豊に生きた著作家で、岩波新書の「地の底の笑い話」で知った方で炭鉱作家と言っていいのかわからないが、ユーモラスの中に強烈な主張の有る内容で、現在「追われ行く鉱夫たち」という本を所蔵しているが、中身が強烈すぎて読み留まっている状態である。さて本書はその子供さんが書いておられる本で、親父さんについてどのように感じておられたのか、その思想をどのように受け継いでおられるか読んでみたいと思う本なのである。ただし、この値段ではとても購入できないので、何年か待つこととなる。Img_1598

「悪魔の辞典」アンブロース・ビアス著
これは讀賣新聞の日曜日の愛書探訪という欄で見つけた本なのだが、いきなり内容が紹介してあるので見ていただきたい。
 信仰とは「類例のない物事について、知りもしないくせに語る者の言うことを、証拠が無いにもかかわらず正しいと信ずること」
 政治とは「主義主張の争いという美名のかげに正体を隠している利害関係の衝突。私の利益のために国事を運営するること。」
 花嫁とは「幸福になり得るすばらしい前途の見込みを後ろにしてしまったおんな」
てな調子である。
おもしろい辞書だなあと思い、アマゾンで調べてみたら、新刊本ではないので1円で売っていた。さっそく注文した次第である。

今日のじょん:昨晩のことである。黒豆のことを記事に書いていたら、N尾さんが「これはどーよ」と自慢の枝豆を持ってきてくれた。さすがに野菜名人だけあってまるまると太った豆である。そうこうしているうちに村上さんに頂いた懸賞のビールが届いた。いやまあラッキーな日だと思いさっそく湯がいたら、美味いことこの上ない。じょんも食うかなあと思いやってみたら、もっとくれって大騒ぎ、大好きな様子だ。丹波の黒豆を食う犬ってグルメやなあと思っていたら、上林の鹿も随分グルメということになる。たまりませんなあ。Img_1595

 

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ブログに書いたら、、、 10/23

2010-10-24 | 日記・エッセイ・コラム

2010.10.23(土)曇

 先日交通安全協会の宣伝カーらしきものが来て交通安全、特にお年寄りの安全について街宣していた。いつか協会のあり方についてボロクソに書いていたので、読まれた結果なのだろうか。そんなことはないのだろうけど、その宣伝カーをガンガン追い抜いているバカ車を見ていると、あまり効果の程は期待できない。ちなみにその箇所は追禁である。
 そして熊出没と小学生の通学の問題を書いたら、先日素晴らしい光景を見た。記事を書いた2日後ぐらいだったからびっくりしたのだが、徒歩で帰ってくる小学生の傍らに自家用車がハザードランプを点けて伴走しているのだ。都会ならすこぶる危険な光景なんだが、よく見ると二人の小学生を護衛していることが解る。そこまでするんなら乗せてやれよと思うのだが、そうはいかないようだ。記事を見て行われた訳では無いだろうが、なんとなく嬉しい感がした。
 そして今ひとつ、上林の自治会連合会から今夏発行された「上林七里野」という本にドキリとする記事を見つけた。この本は上林の歴史的なものから資料的なもの、またガイドブック的な要素もある素晴らしい本で、特に数多くの写真も立派なもので、文字も大きく読みやすい良い本である。読み終えたらあらためて雨読で紹介したいと思うが、読み始めに一部気になるところがあって中座している。それは晴徨雨読(2010.8.19と23)で書いている永谷坂峠に関することである。府道1号線が京都府から福井県に越える峠のことであるが、私は当初この峠を猪鼻峠と紹介し、後日訂正した経緯がある。ところが「上林七里野」には写真入りではっきりと猪鼻峠と書いてあるのだ。つまり私の当初の誤りと同じ誤りをこの本でもなされていることになる。Img_1596
 晴徨雨読を見て間違われたのかなあ、いやそんなことはあり得ない。発行時期の問題もあるし、第一こんなブログを参考にされるはずもない。
 永谷坂峠と言うのは間違いないが、峠というのは山の向こうとこちらでは呼び方が違う場合もよくある。永谷坂というのは福井県川上側の坂であり、「上林七里野」で言われている猪鼻峠の別名逆峠(さかさまとうげ、あるいはさかさとうげか)も川上側の逆谷にちなんでいると思われる。ちなみに老富で山仕事を続けてこられたWさんにこの峠名について尋ねた。
「1号線の川上に越す峠はなんという名前なんですか?」
「いやー憶えがないなあ」
「猪鼻峠とは言いませんか」
「そんな名前は聞いたことがないなあ」
「永谷坂峠とは呼ばなかったですか」
「そうそう、永谷坂やなあ」
永谷坂が有ることは知っておられたが、峠名が永谷坂峠であるとはわからなかった。ただ猪鼻峠と言うのは全然記憶に無いようだった。
 という風に私はこの1号線の峠は永谷坂峠であって猪鼻峠は小唐内から関屋に抜ける峠だと思っている。ではなぜこの本で猪鼻峠になってしまったのか、編者に確認してみたいところである。

【作業日誌 10/23】
ガーデンシェッド作製

今日のじょん:かみさんにはまだじょんの散歩は無理なので、朝夕私が散歩しているが、やはり散歩がしたいようで、家の周りをそろりそろりと回っている。「ゆっくりやで」と言うと本当にゆっくりとおっかなびっくりで歩いている。本当に賢い犬だなあと思うが、超スローで歩くその光景はなんとなく笑えてしまう。Img_1597


 

 

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一人暮らしで困ること 10/22

2010-10-23 | 日記・エッセイ・コラム

2010.10.22(金)曇

 一人暮らしの生活で何が不自由かって、たんびに戸締まりをしなければならないことである。朝一の仕事はじょんの散歩である。家中の扉や窓を開ける前に散歩に出るのが一番効率的だから、、、。まずじょんを外に出して、その扉を施錠する。そして帰ってくるとその逆をやる。朝夕のじょんの散歩だけで都合8回の施錠をするわけだ。マンションなどのワンドアの場合は楽だが、一軒家のしかも店舗というのは大変である。特に出かける場合など、ある程度車で走ってから、「あそこ閉めたかなあ、火の元は消したかなあ」などと心配になって帰ってくる。これって歳のせいばかりではなく、20代の独身アパート暮らしでもしょっちゅうやっていた。そのころは煙草吸ってたから余計心配である。でもそういう時って一度として閉め忘れや、火の消し忘れは無いものである。このことを吉右衛門に話していたら、「そーなんですよね」などと同感の様子だった。せーかくやなあ。Img_1588 Img_1587
 
幾ら戸締まりしても庭には何者かが来て、掘り返しうんPまでして帰っていった。アナグマかな。


 普通所帯持ちが一人暮らしをすると、掃除洗濯炊事に困るのだろうが私の場合は全然困らない、普段からやってるのもあるし、むしろ自分のペースでやれるのでこれほど快適なものはない。まずい食事を作ったところで誰も文句は言わないし、桟の埃を点検する小姑も居ないわけだから。
 ただこの戸締まりと火の用心だけは結果が重大なだけにプレッシャーのかかる作業だ。家族の存在価値は戸締まりと火の用心に対処するものと言ってるわけではないので念のため。
 いくみちゃんを送って山家駅に行く。かつては駅長さんも駅員さんも、ひょっとしたら売店もあったかもしれないが、今はひっそりとした無人駅となっていた。列車はまだジーゼルかと思っていたら電化されていた。ただし、ワンマン運行なので駅の入口に電車の乗り方、降り方が書いてある。Img_1593

ローカルな旅もいいもんですなあ。

今日のじょん:いくみちゃんと記念写真撮ったら、フラッシュがきいて目が光ってしまった。Img_1589 

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帰じょん 10/21

2010-10-22 | 日記・エッセイ・コラム

2010.10.21(木)曇、雨

 「じょんのび村に帰りたい」
病人のような顔をしてあんたはつぶやいた。
しっかり病人なんだけど、もう涙は出尽くしたようだ。
じょんのび村は親から貰ったわけで無し、天から降ってきたわけで無し、二人の財産と二人の力で築いてきた。
あんたが帰りたいと願うのは、帰るところがそこしかないというのじゃなくて、自分自身の幸せがそこにあるからだろうか。
別に死にゆくわけではないのだが、「あめゆじゅとてちてけんじゃ」とつぶやいたとし子が想い浮かんで病室を出た。

 戦争を知らないあんたが、「まるで野戦病院みたいやったんやで」というその病院はすっかり明るく、きれいになって入院患者の明るい笑い声が聞こえてくる。
しかしわたしは知っている、どんなに病室が明るくなろうと、どんなに優れたドクターがいようと、とんなに優れた薬や機器が揃おうと、そしてどれほどあなた方を思いやる人びとが居ようとも、結局だれもが一人で闘わねばならないことを。
カーテンに囲まれたベッドに一人になったとき、明るい会話とは裏腹に、不安と痛みに呻吟するのだろう。
「元気になって帰るんやで、また二人で頑張るんやで」という月並みな言葉は遂に口にすることは無かった。Img_1488  

建物も設備もずいぶんと変わった。 


 留守の間のじょんのび村は、「まかしとけ」と言ってはみたが、どうにもならないことがひとつある。
あんたが育てた木や花が、一日一日衰えるのだ。
言われたとおりに水をやり、気遣いをするのだが、主の居ないガーデンは勢いが無くなって、一本一本の植物があんたのことを知っているみたいだ。
それは夏から秋の季節の移りなのかもしれないが、主とは関係のない草たちが日に日に威張って「ざまあみろ」と言ってるようでやるせない。
ガーデニングなんて自然を愛しているようで実はとんでもない人工だ。
本来その地では咲くことのない花を人の愛と努力ではぐくむものだ。
あんたが居なくなったなら、じょんのびガーデンも存在しない。Img_1586

じょんのび村はすっかり秋。


 そんなあんたが帰ってきた。それは決して凱旋なんてものじゃなく、勝っても負けても傷つき疲れ果てている兵士のようだ。
随分おぼつかないけれど、とりあえず二本の足で歩いて帰ってきた。
あれほど夢見たじょんのび村は、花は枯れ草は茂り、しかも雨の中でどんなふうに映ったのだろう。
しかし生きているものは勿論、建物や畑や石や道具たちまでがあんたの帰りを待っていたらどうだろう。
「じょんのび村に帰りたい」ベッドの上の泣きそうな映像を脳裏のスクリーンから消去することが出来る。
あんたが帰ってきたら驚かすために作ろうとしたガーデンシェッドは土台しかできなかった。
「なんで材木が転がってんのん」
「・・・・・・・」Img_1561

※帰じょん記念の10月21日は4年前わたしが花巻を発った日でもある。

今日のじょん:おかーといくみちゃんと3人で帰ってきたのだが、まずおかーが一人で家に入るということにする。じょんが久しぶりでどのような態度をするか見てみたいそうだ。続いていくみちゃんが入る、最後におとーが入るが、やっぱりいくみちゃんへの反応が一番凄かったようだ。Img_1342

この尻尾の振りが気になるようだ。

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雨読 青銅の神の足跡

2010-10-21 | 雨読

2010.10.20(水)曇

 青銅の神の足跡 谷川健一著 集英社1979年発行 定価1,200円 購入価1,000円
 この本のほとんどを私は病院の待合室で読んだ。診察を待つ時間というのは読書には最高の環境と思われるのだが、実は少しも頭に入らないという欠点がある。そういう意味でこの本はもう一度改めて読む必要があるのだがそれがいつになるかは解らない。Img_1582
 神々に対する著述は実は複雑怪奇で理解するのが困難な感がするのだが、「古代の鉄と神々」(真弓常忠著)以来数多くの古代金属関連の書を読んだおかげで、少しは理解できるようになった。本書の主題は、考古学の範疇でしかなかった銅鐸の意味を地名や伝承、氏族や神社という民俗学的な分野から考察していることでは無かろうか。現在ある意味で当然と思われていることが実は過去においてはとんでもない異端であったということが読み取ることができる。例えば片目の神というのがタタラに関連する職業的なものだということは常識として知っているが、過去には様々な試論が交わされて、それを最初に提唱したのは若尾氏であるというのも記されている。また、あとがきにあるように農耕文化を主体とする柳田民俗学に対する金属文化の主張が存在している。私自身は当然と考えていることだが、史学の現場では実はこれらは無視されていることなのかもしれない。そのことを端的に表しているのが終章にある一文である。
 古代の世界は黙示にみちている。それが文字として記録されようと、伝承として民間に保持されようと、物として地中に残ろうと、これらのものの意味は、現代人が日常的な慣習として理解するものではない。したがってその意味を解読するには独特の方法が必要とされる。実証主義的な学問はおそらくこのことを理解しなかった。云々。

今日のじょん:熊目撃情報が連日のように出されている。朝七時の上林は霧に包まれていて実に心細い。いつどこから熊が飛び出してもおかしくない。特に散歩に出るまではノーリードでおしっこ、うんPさせているので恐怖である。事前に家の周りを点検しては放しているのだが、、、、。Img_1554

熊が現れてもおかしくない。
 


 
 

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じょんのびDIY大賞(2)

2010-10-20 | DIY

2010.10.19(火) 晴

 ノミネートNo.2はベッドの手すりである。
かみさんのベッドには手すりがない。わたしはベッドが嫌いで、布団派である。ベッドが嫌いなのは、部屋が有効に使えないこと、布団がずり落ちること、ベッドの下におぞましい埃が溜まることなどである。かといって病院、ホテル等のベッドで寝ることはやぶさかでない。腰痛のときなど寝返りをうったり、起きあがる際に手すりが欲しいということなので通販などで調べてみる。しっかり掴まれるタイプで一万円前後、布団のずり落ち防止用だと二千円弱というのが相場のようだ。原理はみんな同じで、板状のものをマットの下に挟み込んで固定している。値段の差は素材の違いのようだ。それとどのようなベッドにも合わないといけないので、コストがかかっているようだ。それならばと我が家のベッドを測ってみると、ベッド下の隙間が1×4の厚みにぴったりだ。こりゃあ簡単にできるわいと作ったのがこれ。
 経費 1×4 6f 2本=296円、2×4 6f 2本=396円、サンドペーパー 40円 合計732円 
 工夫したところは、室内で使うものだけに仕上げを重視し、表面はサンドペーパーで仕上げて、見える部分の釘はすべて隠し釘とした。握りの部分は丸棒でも良かったのだが、握りやすさは四角の角をとったものの方が良さそうなので、2×4を2cm角に縦に切って使用した。
構想 100、経費 100、実用度 100、作成技術度 50、満足度 80、総合 80
Img_1576 Img_1575

完成、こんな失敗もありーの。


【作業日誌 10/19】
ベッド手すり作製
電子ピアノ運搬等

今日のじょん:じょん語録(55)ちゃっちゃかちゃっちゃかじょんじょんじょん
朝の散歩が早くなったせいで、道中の臭ぎたおしが激しくなった。他の犬が散歩してから時間がたっていないからだろう。臭いでばっかしで先に進まない。Img_1574 リードを無理に引っ張って先を急ぐが、この方法は品がない。そこで予てから使っていたこの呪文を唱えると臭ぐのを止めて歩き出すのだ。常に唱え続けると臭がないでさっさと散歩することが出来る。ただ誰かに会うと妙な顔をされる。 

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人間万事塞翁が豆 10/18

2010-10-19 | 日記・エッセイ・コラム

2010.10.18(月)晴

 先日S田さんに篠山の黒豆というのを頂いた。黒豆たって煮豆にするやつじゃなくて枝豆にするやつで、これが美味いのは以前から知っていた。「美味しんぼ」で読んで知っていて、かつてはウッディタウンの自転車レースがいつもこの時期にあり、篠山の婦人会かなんかで売っていて、いつも楽しみだったのを憶えている。当時は百円で枝ごと有って、今から考えれば信じられないぐらい安かった。それにしても黒豆の枝豆は美味い、見栄えがよろしくないだけに余計美味さが際だつ。Img_1534
 
やっぱこれですなー。


 ところがだ、一人じゃあ食いきれないだろうと半分以上をM村さんにあげてしまったのだ。こんなに美味いのなら独り占めすりゃあよかったと後悔する。それでも美味しいものを戴いたのだから感謝しようと、明日のために少し残しておく。
 ところがだ、いよいよ残りの枝豆でビールを飲もうかとして、ちょっと暖めた方がよかろうと何気なく電子レンジに入れる。そろそろかなと思ったとき、レンジの中でパリッという大きな音がする。まさか豆がはじけたのかと思いきや、実は容器は厚手のガラス食器だったのだ。レンジにガラス食器はいけませんぞ、まあ犬でも猫でも入れる時世だからいたしかたないか。豆は大丈夫そうだけど、ガラスの破片でも入っていたら大変だと泣きの涙で捨ててしまう。くそ~もうあの美味しい豆は食えないかもと落ち込む。Img_1556
 
こうなりますか。


 ところがだ、野菜作りの名人林さんが「今年は実付きがわるいで」なんていいながら、それでも充分に育った黒豆を3本も持って来てくれた。諦めかけていた黒豆が又食べられる、今度はあまり人にやらんとこうと、少しだけあげてほとんど独り占め、毎日少しずつ楽しんでいる。
 ところがだ、豆の殻を入れようとお皿を出しかけた途端、滑り落ちて粉々になる。なんともよく食器の割れる豆騒動だ。こういう良いこと悪いことの連続を「塞翁が豆」と言うらしい。いや「捨てる豆あらば拾う豆あり」やったかな???。

【作業日誌 10/18】
ベッドの手すり作製

今日のじょん:最近ぽんぽこぽんを真面目にやるようになってきた。連続ノックならぬ連続ぽんぽこにも耐えるようになったし、ダイレクトキャッチも出来るようになった。林威助より守備はよさそうだ。Img_1565
 

 

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じょんのびDIY大賞 10/17

2010-10-18 | DIY

2010.10.17(日)晴

 そろそろ2010年じょんのびDIY大賞の季節となってきた。実は秘かに今年の大賞は「ドッグランど」で決まりかなと思っていたのだが、思わぬ夏の暑さで工事が中断、今年の完成は絶望的になってきた。この公約違反は民主党を上回るもので、当初の予定は2008年秋完成、続いて2009年春完成をFMいかるで断言、あっけなく公約違反をしてFM怒るになってしまった。いくら何でも今年の秋には完成をと心に秘めながらも7月完了のはずの薪割りが未だに終わっていない状況で、もうベタ遅れ。京都縦貫道と良い勝負になってきた。
 というわけで今年のDIY大賞は混沌としてきた。大体今年何作ったかなあと思い出せない状況で、そろそろノミネート作品を紹介しなければならない。
ノミネートNo.1 野外ゴミケースImg_1557
 10月17日完成、制作費 1×4 8本×148円=1,184円、ペンキ、コーススレッド、フックはあり合わせのもの。
ビフォア、アフターを見れば製作意図は瞭然。ただし設計ミスがあり、本来は底辺と上辺が同一サイズになるはずだったのが、頭でっかちになってしまった。
構想 80、経費 100、実用度 100、作成技術度 30、満足度 60、総合 60
こんな感じの評価である。Img_1559 Img_1558

ビフォアアフター。


【作業日誌 10/17】
ゴミ箱ケース完成
ガーデンシェッド測量、設計

今日のじょん:天気がいいせいか朝の霧が一段と濃くなってきた。8時半ぐらいから朝日が指すようになり、窓際で日向ぼっこする姿が、らしくなってきた。Img_1550

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新米を食する 10/16

2010-10-17 | 日記・エッセイ・コラム

2010.10.16(土)晴

 上林の米は美味い。といっても上林のどこでも美味いと言うことはなさそうだ。山の冷たい水と粘土質の土壌が美味い米となるそうである。上林とその周辺のあちこちのお米を食したがやはり少しずつ差があるように感じた。それでも上林のお米は総じて美味いようだ。市立病院の入院患者さんで米の味に文句が出るのはみんな上林の人だという、面白い話がある。亡くなられた土井さんが、「子供らが帰ってきたら米が美味い美味いと言うんじゃが、都会へ持っていって炊いたらちっとも美味くないという。これはどうも炊く水がかげんすんや無いやろか」と言われていた。なるほど炊く水は大いに影響しそうだ。
 上林のお米を上林の水で頂いているので大変美味しい、しかも新米となると格別である。今日のおかずは豚汁とイカ素麺と柚子大根だが、御飯は二杯頂いてしまった。Img_1551




【作業日誌 10/16】
ゴミ箱作製(塗装)

今日のじょん:日に日に霧が深くなり、朝夕の冷えが厳しくなってきた。人間は毛布、じょんは敷物が欲しい季節となった。Img_1553 じょんはサークルでまるくなる。

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