行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

夏休みハザイ教室(3回目)

2020-08-15 16:56:25 | 日記
 井口電停9:30に乗車、昨日より10分遅くなったが、広電廿日市駅でボランティア仲間の堀江壮さんが車で待っていてくださり、廿日市木材利用センターへは10時10分前には到着し、2日目の連ちゃんだったので大変助かった。
 帰りは、堀江さん15分ばかり延長して手伝うからとの事で、一足早く失礼させてもらった。廿日市電停に向かう途中防災無線から終戦記念日の予告が流れ、廿日市ボートパーク角でサイレクが鳴り、カナダ旅行をしたときに購入した、ロッキー山脈沿いのジャスパーで求めたキャップを脱ぎ禿げ頭をさらして1分間立ち止まり黙とうをした。
 本日のハザイ教室、小2の男児「ビー玉迷路」づくりのお手伝いをした。(写真)見本を見ながらの工作だったが、なかなか自分の決断ができなく何度も迷いながら拙者の思いも何度か提案しながら時間いっぱいで完成した。ビー玉は3個講師の三上先生からいただいたが、それをすくいだす木製のシャベルをハザイと勘違いして使用していたら、これは違いますコラ!と取り上げられ大変なミスをしてお詫びしておいた。

夏休みハザイ教室(2回目)

2020-08-14 15:11:52 | 日記
 コロナ禍の今夏、廿日市市木材利用センターでは、4回のハザイ教室が計画されている。
1回目の8月12日は、当方の墓参とバッティングして、ボランティアに行けなかった。第2回は8月14日、第3回は8月15日、第4回は8月29日になっている。
 これまで、実習館で入館はマスクと入口で手のアルコール消毒をお願いしていたが、暑さで熱中症を予防するため、本館2階の大研修室で冷房をつけてキープディスタンスを念頭に新たなオリジナル作業台を準備するなど、事務室で苦悩されていた。
 本日お手伝いしたのは、廿日市市四季が丘から来られた家族で、お父さんと小2の女児、お母さんと年中の男児チームで、前者は鳥の巣箱を後者は飛行機工作をしていた。
 女児は、ノコギリ・カナヅチ・糸鋸などを体験、男児はカナヅチを使うのがやっとだった。飛行機づくりをアシストされたお母さんは機敏に動かれて時間内に何とか形になった。プロペラや尾翼は家庭に持ち帰って組み立てると安心されて引き揚げられた。

24節気の立秋

2020-08-07 14:22:14 | 日記
 暑中見舞いから残暑見舞いとなるが、暑さの方はこれからピークを迎える。買い物への出かけ海側を見るといつもは瀬戸内海の島々が見えるのに霧が視界を遮っていた。
 

 反対の山側を見ると見事に積まれた石垣の芋畑に弦がはびこっていた。
 

被爆者谷口劼(かたし)さんの話その2

2020-08-06 11:01:17 | 日記
 午前11時頃、弟勲さんを探しに土橋付近へ、見つからず12時30分近所の2中の生徒を6~7時間かけて背負って帰る。顔・両腕などやけどで何とも言えない異様な臭いだった。
 午後8時頃弟勲さんを探しに2回目、土橋の防空壕で見つけて、本人とは判らないくらい顔が膨れやけどをしていた。夜中にやっと連れて帰ったが8月7日(火)午後4時頃亡くなった。
 弟は中島本町方面(爆心地から500m)の家屋疎開作業に出動、多くの生徒及び引率教員がその場で即死した。こおしてご本人は2回も入市、およそ12時間市中におられた。2週間後盆を過ぎて髪が抜け始め、ぶつぶつの斑点ができ1週間くらい鼻血が出たそうだ。
 写真は、弟勲さんがケースに時間割表と一緒に入れていた50銭札。当時子供にとって50銭は大金でお年玉でも5銭くらいしかもらえなかった。昭和20年に入ってから、特に物資が欠乏、ノートや鉛筆なども店先で見つけた時いつでも買えるようお金を持っていた。

被爆者谷口劼(かたし)さんの話その1

2020-08-05 15:42:31 | 日記
 平成27年5月16日 己斐公民館で被爆当時のお話を聞いたメモ書きより
昭和20年8月6日 広島県立第2中学の4年生(16歳) 弟の勲さんは同じ中学校の1年生。
昭和19年3月 中学校以上通年勤労動員されることになる。
 8月6日の朝、己斐の自宅(爆心地から2.5km)を出て歩いて観音の三菱機械工場へ、電車など車に乗るには許可が必要だった。戦闘帽をかぶり地下足袋にゲートルをまいていた。(写真参照)
 当時工場では、人間魚雷のエンジンを作っていた。谷口さんの配属は、鋳物工場で船のスクリューを作っていた。8時15分鋳物をクレーンで吊り下げて作業していた時、ピカーと光った。クレーンがショートしたかと思った。そのあとドカーンとすさまじい轟音がした。「ピカドン」だったとか。工場長がみんなを集めて少なくとも3~4つ爆弾が落ちたはず、今日は帰れ!命令があるまで自宅待機しておれ!
 同級生と2人帰宅途中、庚午付近で黒い雨が降り始めてずぶぬれになった。自宅は屋根や天井が落ちて誰もいなかった。