ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

第21回青梅高水国際トレイルラン

2019年04月08日 | 大会レポート



21回青梅高水国際(なんと!)トレイルラン。
バイク集中特訓中の疲れが足にドヨーンと残っていて家の階段もヒーハー。走り出せばなんとかなるだろう的気分でニューシューズを携え会場入りした次第。
さて、暑くなりそうで今回は先日の家での脱水痙攣騒動の反省から合計1.5リットルも背負う。
スタート直後から重い足に鞭打つ按配。心拍は安全地帯の140台をキープしつつと計算してるけど、それ以上は足が言うことを聞いてくれそうもない。




【妻が率いる応援団は今年は榎峠ではなく矢倉台下にて。普段マイケルジャクソンに扮して各地で元気配信しているランニングマイケルさんと通過】

しっかりマイケルをロックオンして進む序盤。青ト部の哲太に追いついた頃前方の選手が集団で辛垣城跡方面に進んでいる。大声で呼び戻す。どうやら上位の選手もここでかなりロストした模様。復路の矢印を勘違いしたかな。



榎峠を渡ると後方にいた女性選手に応援の方々が「女子トップだよ」と告げている。んなわけないだろ。前には我が青ト部の女性2トップがいるはずだ。
と言うことでここから始まる久し振りのゲキサカを味わいつつ、トロトロ進んでいると後ろからハリ天さん!とライバルさっちゃん登場。なんだなんだロストしていたのか、なっちゃんも一緒にロストしちゃいましたと。思いがけない形で追いついたことになるのだけど、今日は勢いがないな、自分。なんとか踏ん張り彼女が見える範囲をキープ。高水山への林道に入ったあたりでマイケルさんに先行。
折り返しの常福院の階段を上る時さっちゃんが降りてくる。ハリ天が降りる時なっちゃんが上って来る。女性のトップ争いのまさに真っ只中な位置どり。
さて、予定では前半を思いっきり抑えて足を慣らし、折り返し後残りのパワーを全開させる作戦。
ところがところが、新調したシューズがどうにも合わないのだ。確かにジャストサイズだしソールも柔らかくフレキシブルに路面対応はしてくれている。しかし、アッパー下部の補強部分が動かない(当然)からか右足の小指側にある腱腫瘤(コブみたいなもの)が当たって痛い。上向きの爪がやっぱり苦しんでいる。ソールのボッチ(凸)が効きが、上りはいいけど下りで路面ロックしてしまう感じでスピードに乗れない。そのボッチ(凸)自体が足裏に小石を踏んづけたような突き上げ痛をもたらす。
・・・要するに気持ちよく走れないのだ。痛みも増してきて、いつもガツンとぶっ飛ばす下りが上手く走れない。
一旦高水山を下った後続く林道の長い上りを踏ん張るが長いトレイルの下りに入ってまた泣き走り。白岩地区に戻って来る頃にはさっちゃんは遠ざかり、なっちゃんには追いつかれ追い抜かれ、、、。
ここからが本番の頑張りどころの榎峠からも痛くてイマイチ頑張れない。なっちゃんの後ろ姿をずっと視界に入れつつもその差は埋まらず。
やがて15kmの部の選手やハイカー団体さんの後ろについてちょっと遠慮しているうちにレース的にはジ・エンドだったか。
あぁ、山の桜も満開だ。綺麗だなぁとキョロキョロしていたら、残り2km付近の何でもないところで蹴つまずき、お見事ダイブ一回転!我ながら上手な転び方ではあったけど左肩を真っ赤に擦ってしまった。あゝ嗚呼。





絶好調かつ上手く走れた去年(2時間51分22秒・総合37位)より15分もタイムを落としたので、同い年のライバル・ブンブンさんに今年はやられたなと思い込んでいた。でも記録証もらったら何とエイジは1位と。みんな調子悪かったかな。



大目標がバイク脚強化の今、こんなことしてって感じだけど、やっぱりシーズン開幕の地元レースは最高なんだよね。今日も大勢の友人からの応援をあちらこちらでもらえて幸せなレースでした。皆さん、ありがとう。
ま、転んじゃったけど無事にゴールできてよかった。夜の打ち上げも最高に盛り上がり、むしろこっちの方が調子良かったかな?

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
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