二十歳の乾杯

【乾杯】

末っ子長男の弾がついに二十歳を迎えた。
上の三姉妹からうんと離れて息子が生まれた時、この子が二十歳になる時オレは還暦かぁ、と遠い未来を見ようとしたことを思い出す。あの時から20年。ついに一緒に酒が飲めるようになったのだ。

今朝4時起きで大学の寮に戻っていった。
駅に送る車中唐突に、
「そう言えば話すの忘れていたけど、俺、アメリカ行ってる間、日本を背負っている気持ちがした」と。
「俺と話した人にとっては、俺が日本のイメージとして受け取られると考えるとね。小さいけど確かに一人一人に”こういう日本人と話した”っていう経験が刻まれるからさ」だって。

う〜ん、いい19歳の旅をして来たんだなと一瞬で理解した。
オレの二十歳の頃は何してたよ。今日急に二十歳になるわけじゃないってさかんに吠えていた程度だ。ちっちゃいなぁ。

息子よ、偉いヤツにはならなくてもいいけど、色んな意味で面白い人間になって欲しいなぁ。
親の思い通りには行かないのが子どもなのだとわかっちゃいるけど・・・。既にかなり面白いヤツになっているな、弾。

【DANにDANで乾杯】

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい！