ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

川崎新春30km

2012年01月08日 | 大会レポート



もう何年も新年の一発目はここ、川崎新春マラソンだ。前半は風に立ち向かいつつ多摩川を遡上し、後半は追い風に乗って一気に下る30km 。
 
朝は風もなく、これは絶好のコンディションかと思われたのに、スタート間際になると急激に強い風が吹き始めた。
ちょこっとだけアップして5分前にスタートラインへ。大外の2列目、トラックを1周して一旦下流へ向かい、1kmちょっとで折り返す。


【写真提供よっちマン。Thanks!】

さぁ、今日は強い向かい風との闘いだ。5km通過は20分56秒。まずまずかな。しかし、この後がまずい。ひたすら風除けのために集団の中に身を寄せていたのだけどペースがガクンと落ちてしまっていた。じゃ一人でスピードアップして前の集団へと移ればいいのだけど、風は久々半端なく斜め前方から吹き上げて来る感じ。落ちてしまった今のペースでさえ維持するのが精一杯。坂路調教だと思えばなんて事ないのだけどレース展開としては遅い!
10kmまでの5kmは21:44と一気にタイムを落としてしまった。2時間に限りなく近づけたかったけど早くも望み薄。弱気ムクムク。
だけど、河川敷の砂利道から土手上のアスファルトに出たあたりから思い切ってスイッチオン。若い選手と2人で集団を飛び出した。
15km、21:00となんとか盛り返した。もう1km程進んで折り返し。さぁ、これからが本番だ。もう一段ギアを上げる。引っ張ってもらった若者は後半も一緒に攻めようと思ったのに意外や付いて来ない。ならば、 1人で前を追うしかない。前半苦しめられた風が今度はしっかりと後押ししてくれる。
20kmまではジャスト20:00。どうせなら19分台で行きたかったな。風の後押しはあるけど体もきつくなって来る。でも前半思うように走れなかったのだから、これでヘタれてしまったら全く意味がない。粘れ。長身の選手の長いストライドに合わせるように走る。給水で先行。
25km地点。20:22。あぁ、ちょっと落ちてしまったか。一つだけ持参したカーボショッツを投入。一瞬ピッチ落ちかけたが必死でたて直した。苦しい時は声を出せと言うから、応援があると相手の倍以上の音量で応えた。確かにいいかも。肩甲骨をよく動かして。ストライドが狭くならないように。今日は10kmに出場のよっちマン、続いてカヤッチさんの応援を受けスパートだ。


【写真提供よっちマン。Thanks!】

毎度のことだけどきついよな、強い気持ちで!残り1km、前方に女子トップが見えた。よし、最後の力を振り絞る。アディゼロジャパンを履いていてスタート時すぐ前にいた彼女だ。さっそうと遠ざかられていたけど。声をかけてかわす。トラック直前、YAMAYAさんご夫妻の声援に応えて渾身のスピードアップ。いきなり呼吸不全に陥りそうになった、いけねぇ。最後に向かい風をついてトラックをラスト3/4周。
ゴールは2:04:25。最後の5kmは20:20。落ちなかったのでホッとした。粘ってもみるもんだ。総合47位(1088名)50歳台8位(233名)。
去年のタイム2:04:59も年代別順位(10位)も上回ったので目標には遠く及ばずとも合格にしておこう。

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ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
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