ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

大事なこと忘れてた

2011年11月07日 | 日々奮戦


【11/7 朝霧】

今頃まだハセツネ話題?と呆れないで。
今年のハセツネで体験した大事なことを一つ忘れていた。

水分補給のこと。ハイドレ爆発でせっかく前の晩から作ったメダリスト入りガス抜きコーラを流してしまったことはしつこく記載済み。結局脱水症状が色々現れてしまった状態で月夜見のCPに到着。早くさっぱりしたくて望んだのは「ポカリ」ではなく「水」だった。その水も一気飲みは出来ずにその後の道中、ちびちびと口に含んでいた。そういう状況だったことも既出。
体は明らかに水分を欲していて、しっかりと溜め込んで身体中に行き渡らせたい。なのに後半はやたらとおしっこが出て困ったのだ。普通、レース中は大量の発汗があるから積極的に水分補給をする。大量に水分を摂っていても体内保水との関連でバランスが取れていれば途中でおしっこが出たくなることはまずない。少なくともハリ天の場合は途中でトイレに寄ることはめったにない。
今回体が長時間水不足にあえいでいて、ほんの少しの水分でも有効利用したいのに、よりによってどんどん出て行ってしまうのだ。飲んだ分だけしっかり出し続けていた感じ。

あの時はボーッとやけにおしっこが出るなぁとあえいでいたけど、あとで冷静になって考えたら、適切な体液濃度をミネラルウォーター(真水)でどんどん薄めていたのだった。飲めば飲むほど脱水に向かう。体は常に100%の濃度の体液を保持したい。喉が乾いているからと言って真水だけを入れると体液濃度が薄まってしまう。100%を維持するためにどんどん水分を出してしまう。・・・これをやってしまっていた。
知識としては持っていたつもりも、実際に体験すると実に怖ろしい現象だった。忘れないように書いておこうと思った次第。
体液濃度の話はMY☆STAR代表・岩本能史さんのブログ記事の100%オレンジジュースの例えが一番分かり易いです。是非参考に。

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ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
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