いつも自分のことばっかりなハリ天が、いと珍しのサポート&ぺーサーに徹するという。
前夜までは色々聞かれても例によって「大丈夫、大丈夫」ばかりでのんきなものだったのに、当日の朝は主役のハリマネより緊張しているというていたらく。
だけど、号砲なるや否や優等生執事の如くハリマネ選手に仕えたのだった。
10km、20km、30km、40kmの給水所付近で「メダリストアミノダイレクト5500」を。粉末が喉にひっかかると言うのでコップの水にまぜてやる。
脳を覚醒させるために15km、25km、35km、40kmで「カーボショッツ」。自分の体感では速攻で効き目が出てくる。封を切ってこれで行けるぞぉと渡し、「セメダインみたい」(グリーンプラム味)だの「パラゾールみたい」(コーラバニラ味)と言われてもめげず、確実に消費。
後半はアミノバイタルスティックも3本適宜。
もちろん給水所では先にスポーツドリンクのコップを取り、口を折り曲げて飲みやすいようにしてから手渡す。多過ぎれば少し飲んでから渡す。
時折はダッシュをかまして先回り。富士山をパチリ、その富士山をバックに颯爽と走る姿をパチリ、河口湖と一緒にパチリ、紅葉を入れてパチリ、ぺーサーっぽい写真もパチリ。前から横から後ろから。動画も撮るし、結局失敗に終わったけど実況ツイートも試みる。
途中勝負走りをしている知人が横を抜き去っていけば、追いかけて応援もする。ムチを使ってお尻も叩くけど、アメもあたえて「いいペースだ!」と励ます。
自分の挑戦と同じように、またまた5時間が切れるかどうかギリギリの展開。行けるぞ、う~ん難しいか、ガーミンの示す数値と常時にらめっこ。最後までハラハラさせてもらってぐったり。よく考えたら、自分の補給をほとんどしていなかったのだ。ぺーサーのエネルギーもギリギリだったのだ。
こうして数年に一度あるかなしかの涙ぐましいハリ天のサポートランは完結。ああ面白かった。
ハリマネのためというより、自分の楽しみだった?