【江戸中期のロボット・・じゃなくて、からくり人形（文楽人形）】
「はい、それじゃぁ、血圧を測りますね」
・・・・・・
「ちょっと高いのでもう一度やりますよ～」
その昔、「私が綺麗だから上がっちゃったんでしょ」って看護婦さんにからかわれながら、「いつもはかなり低めなんですけど・・・」とどぎまぎと言い訳したあの時のクリニックの一室を思い出してしまった。
その時と同じように言い訳しながら、耳たぶ引っ張って・・はい深呼吸を繰り返しましょう。
流石に年の功、しっかり平常値に戻しましたが（戻りましたが）・・緊張してるんだと自覚。
バリウム飲むのも久しぶり。味はうんと良くなっているので平気の平左。人が眉をひそめるほどでもなし。
右回りに1回転、ハイ、横向いて、手はバンザイ・・・。お腹を押しますよ～といって拳型のアームが迫ってきて、よしと構えたけど、おぉ見事なもんで、強すぎず弱すぎず、適度な圧迫。ガラスの向こうで操縦している検査官はゲームもうまいだろな。
肺活量チェックはお初の筒を咥えさせられ、鼻をピンでしっかり押さえつけられ、くそっ、負けるもんかと踏ん張ったら息が切れた。大袈裟にハァハァしたら、「お腹すいている時にごめんなさいね～」・・優しいお言葉。頑張って良かった・・。
聴覚テストではボタンの押方を間違えて、お叱りとともにリスタート。
視力検査は相変わらず見事な勘で1.5（遠くはよく見えるんじゃぃ。勘も冴え渡って百発百中）。
ちょいと不安が芽生えている心臓あたりの違和感。最初の問診票確認の際「本日の担当の先生は心臓専門だからよく伺ってみてください」とのことで張り切る。
さっと腕をとられ、不整脈は出てないですね。聴診器当てて・・・ハイ、ベッドに横になって・・・よく走られてるようだし・・・だいたいスポ心（略語使われた）ですしねぇ。私なんか100m走ったらバーンと150位まで上がっちゃって大変ですよ、ワッハッハ～。軽くかわされてしまった。なんか、大丈夫なのか、たぶん大丈夫なんだろ。
宮仕えを辞めて以来ご無沙汰だった「人間ドック」に行ってきた話でした。
【本日のトレーニング】
・5.1km/29min.（途中で下剤が効いてきた～）
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