山つつじ日を存分に大斜面 庄子紀子
山つつじは、その名の通り山野に自生するつつじのことだ。
山の斜面に群生する山つつじが、太陽の光を存分に浴びて、
日の色と同じ花を咲かせれば、斜面は一色に染まってしまう。
動詞のない大胆な詠み、「大斜面」という省略の効いた構図がよかった。
「滝」8月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
山つつじは、その名の通り山野に自生するつつじのことだ。
山の斜面に群生する山つつじが、太陽の光を存分に浴びて、
日の色と同じ花を咲かせれば、斜面は一色に染まってしまう。
動詞のない大胆な詠み、「大斜面」という省略の効いた構図がよかった。
「滝」8月号〈滝集〉より抄出。(Midori)