着くづれて薄暑の街を帰りけり 上遠野三恵
着物は、日本古来の服装だといっても、一人で着るのは難しい。
しかし、作者は着つけも小粋にお出かけのようだ。
どんなに楽しい時間でも、一日の疲れは感じるもの。
「着くづれて」に、薄暑の心地よい疲れも感じられた。
「滝」8月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
着物は、日本古来の服装だといっても、一人で着るのは難しい。
しかし、作者は着つけも小粋にお出かけのようだ。
どんなに楽しい時間でも、一日の疲れは感じるもの。
「着くづれて」に、薄暑の心地よい疲れも感じられた。
「滝」8月号〈滝集〉より抄出。(Midori)