青空の懐に余花こぼれゐる 大川内みのる
余花は、夏になっても咲き残っている桜の花のことだが、
山地などの若葉青葉の中でふと出合うと、新鮮な感動を覚える。
その余花の花びらが、一陣の風に吹かれて空へと舞い上がったのだ。
まるで、青空の懐に零れて抱かれるように・・・。
大景の中に描かれた余花ならではの情感に心惹かれた。
「阿蘇」8月号より抄出。(Midori)
余花は、夏になっても咲き残っている桜の花のことだが、
山地などの若葉青葉の中でふと出合うと、新鮮な感動を覚える。
その余花の花びらが、一陣の風に吹かれて空へと舞い上がったのだ。
まるで、青空の懐に零れて抱かれるように・・・。
大景の中に描かれた余花ならではの情感に心惹かれた。
「阿蘇」8月号より抄出。(Midori)