十七音のアンソロジー★。・.:・゜'☆,。.:・゜'★

虚と実のあはひに遊ぶ  Since 2008 by Midori♡ H

薄暑

2011-08-16 | Weblog
着くづれて薄暑の街を帰りけり   上遠野三恵   

着物は、日本古来の服装だといっても、一人で着るのは難しい。
しかし、作者は着つけも小粋にお出かけのようだ。
どんなに楽しい時間でも、一日の疲れは感じるもの。
「着くづれて」に、薄暑の心地よい疲れも感じられた。
「滝」8月号〈滝集〉より抄出。(Midori)

6 コメント

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着くづれ (今村征一)
2011-08-16 21:47:58
[薄暑の心地よい疲れも感じられた]同じ鑑賞をした。
上手な句だと思う。
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薄暑 (みどり)
2011-08-17 06:02:11
着物を一人で着ることのできる人は少ないでしょうね。
私も数回しか着たことがありませんが、
やはりどんなドレスも着物には負けるなと思います。
「着くづれ」を上手く詠まれていますね。
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着物はいいね。 (博子)
2011-08-17 07:01:45
 大震災の数日前に姪の結婚式があり、何十年かぶりに着物を着ました。
 薄暑とよく合う着くづれですね。
 私も一人で着物が着られません。美容院から帰ってきたときの主人の表情。・・・少しは綺麗と思ってくれたらしいよ。
 
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着物 (みどり)
2011-08-17 07:32:34
博子さんの着物姿想像できるな~。
髪もアップに結ってすごく似合っていそう。
着物がもっと簡単に着れるといいですね♪
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心地よい疲れ (今村征一)
2011-08-17 11:14:17
きつと着物は着崩れてないと思います。心地よい疲れを着崩れと表現されたのでしょう。
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着物 (みどり)
2011-08-17 19:10:27
着崩れと言っても、
見た目にもわからないほどでしょうね。
薄暑にそう感じただけだと思います。
精神性の高い句でしょうからね♪
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