JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

美味しくなぁれ

2008年12月28日 | a-c

いくぶん弱まったとはいえまだまだ強い冬型、こちら晴天です。

今年もあと今日を入れて4日、先日お話ししたように、今日は一日正月準備に追われました。

まずは神棚掃除、これは一昨日説明しましたので今日はいいでしょ
次はいよいよ料理・・・とその前に、そうそうお供え用の「鏡餅」をつかねば

我が家の餅つき器も年季が入りました。もう何年活躍しているんでしょ?
「いいんだよ、餅がつければ」とは母
「たしかに」

ということで、これが

こうなって

こうなりました。(笑)

さぁ、いよいよ料理です。
最初に仕込むのは「昆布巻き」「黒豆」、この二つは一日での完成が不可能と見て今日から作ることにしました。
「昆布巻き」は、身欠きニシンを一晩かけ米のとぎ汁で戻し、こちらも水で戻した昆布で巻いたものを煮つけるのですが、

これが時間がかかるんでありまして、今日のところはこんな感じ、また明日火を通します。

こちらは「黒豆」こちらもまだまだ完成には時間がかかりそうです。

ついでといっては何ですが、私のつまみも一品仕込むことに。
烏賊のワタを抜いて・・・・・・

そう「烏賊の塩辛」です。
取り出したワタは墨袋をはずして塩をして約3時間、放置プレーです。(笑)

身の方はエンペラをはずして皮をむき、煮きり酒、水、塩(少量)で作った漬け汁(?)に浸し約一時間(もちろん、エンペラもゲソも)、

水気を拭き取って一乾かしです。(こうした方が後で味がのりますよ。)

塩をまぶして放置したワタを水洗いして、キッチンペーパーで水気を取り、開いて目の細かいザルで裏ごし、これを適当な大きさに切った烏賊本体に纏わせれば完成です。
後は3日くらい寝かせて・・・・大晦日あたりには美味しくなって、日本酒をキュッと。
明日も明後日も「美味しくなぁれ、美味しくなぁれ」と愛情込めて仕込みますよぉ。

ということで、いつもの『料理当番、本日の一品』は、力を使い果たしてのでお休みです。(笑)

さて、今日の一枚は、アンソニー・ブラクストンです。
昨日紹介したゴードンとっさぁんが急病で倒れ、ご指名を受けたのがブラクストンという・・・・・「何故にゴードンの代役が、よりによってAACMのブラクストン?」
そう思いますよねぇ
ところが、テテ・モントリュー・トリオ(「CATALONIAN FIRE」のあのトリオです。)を向こうに回して、ここでの彼にとってのトラディショナルな演奏は、水と油どころかじつに調和が取れた独特な魅力を放っています。

普段はアルト・サックス主流のブラクストンには失礼なことかもしれませんが、バスクラの「ORNITHOLOGY」なんて、鳥肌ものだと思います。(もちろん次のアルトでやってる「LUSH LIFE」も良いんですよ。)

第二集、そしてマル・ウォルドロンとやったモンク集「SIX MONK'S COMPOSITIONS」 なんかもありますけど、やはり私はこの第一集をきにいっています。

IN THE TRADITION Vol.1 / ANTHONY BRAXTON
1974年5月29日録音
ANTHONY BRAXTON(as,bcl) TETE MONTOLIU(p) NIELS-HENNING φRSTED PEDERSEN(b) ALBERT HEATH(ds)

1.MARSHMALLOW
2.GOODBYE PORK PIE HAT
3.JUST FRIENDS
4.ORNITHOLOGY
5.LUSH LIFE
6.TRANE'S BLUES