いやいやいやまいりました。
昨日は久しぶりの平日休暇、これといった用事もなかったので、ブログの整理とデザイン変更でも行おうと、
「とりあえず現テンプレートのカスタマイズから行ってみよう!」
てんで始めた直後、PCがストを起こしてしまいました。
あいにくノートPCは会社に置きっぱなし、どうしようもありません。まっ考えてみれば自宅のデスクトップは満六歳ですから、不調箇所が出ても仕方がないといえば仕方がないのですが、今この不況時に新たなデスクトップの購入など許されるわけもなく、知り合いのPCドクターに診断をお願いしてきました。
「新品買った方が良いと思うよ」
との言葉が出そうで・・・・・「怖い~~~~!」
てなわけで、突然予定が根底から崩れた昨日は、とりあえず午前中には前日のたっぷり体にしみ込ませたアルコールを散歩で発散し(朝方まで飲んでたもので...笑)、午後からは古いDVDを引っ張り出して観ることにしました。
「なに観ようかなぁ~~~」
あはは、何を引っ張り出したと思います?
これ『オースチィン・パワーズ』です。
「なんでまた」でしょ、じつはこのシリーズを娘が大好きで、二人で観た思い出の映画なのでありますよ。(シクシク)
そもそもアチャラ産のコメディーは、若干日本人には分かりにくいことが多いですよねぇ、この『オースティン・パワーズ』のマイク・マイヤーズが仕掛けるギャグも小学生の娘にはどうなんだろうと思ったのですが、「キャッキャ、キャッキャ」喜んじゃって・・・・・
これをきっかけに、アチャラ産のコメディー映画を何本も借りて来させられたことを思い出します。
今思うと小学生時代の我が娘は、少々変わり者だったのかもしれません。
好きな映画はアチャラ産のコメディー、好きな歌手はジャニーズ系や可愛いアイドルなどそっちのけで、上々颱風と嘉門達夫(笑)、一輪車に乗りながら「♪ちょいとみなさま聞いとくれ やっぱり二人は親ゆずり 先祖代々きりぎりす 歌い暮らしたバチ当たり・・・♪」って歌っていたときには、私もちょっと引いてしまいましたっけ。(笑)
唯一、女の子らしかったといえば「シルバニアファミリー」の人形を集めていた事くらいだったでしょうか。
今日は「いい字、一字(12,12)」漢字の日、今年の一字漢字は『変』に決まったそうですね。ちょっと『変』だった娘も、年頃になってオヤジを全く相手にしてくれなくなってしまいました。
「あ~あ、ちょっと変わり者でもいいから、昔みたいに映画をいっしょに観に行ってくれるとか、してくんないかなぁ~~~~」
あはは『オースチィン・パワーズ』を観て娘の思い出に涙してしまう、そんなオヤジはもっと変わり者ですよね。
ともかく、そんなことを思い出しながら『オースチィン・パワーズ』を吹き替えで楽しみました。(なおさらギャグが微妙になるんですけどね...笑)
さて、そんなわけで今日の一枚は、その『オースチィン・パワーズ』で使われていたクインシー・ジョーンズのビッグ・バンドものです。
そうそう『オースティン・パワーズ』を観ててすぐに娘にもこれを聴かせたんですけど、その時は「SOUL BOSSA NOVA」に「あっこれだ!」って言ったわりに、その後聴かしてくれって言われたことが無かったような・・・・・
かく言う私も、映画『オースティン・パワーズ』同様「思い出したように聴く」そんな一枚にこのアルバムはなっています。
クインシーの才能は凄いとは思いますし、フィル・ウッズやクラーク・テリー、その他のソロ部分はけっこう面白いと思うんですよ、ローランド・カークのフルートなんかブリブリ来てて嫌いじゃないし・・・・・良い悪いというより、この手のビッグ・バンドが性に合わないんということなんだと思います。
BIG BAND BOSSA NOVA / QUINCY JONES
1962年8,9月録音
CLARK TERRY(tp) PHIL WOODS(as) PAUL GONSALVES(ts) ROLAND KIRK(fl) JEROME RICHARDSON(reeds) LALO SCHIFRIN(p) JIM HALL(g) CHRIS WHITE(b) RUDY COLLINS(ds) JOSE PAULA, JACK DEL RIO, CARLOS GOMEZ(per) QUINCY JONES(arr, cond)
1.SOUL BOSSA NOVA
2.BOOGIE BOSSA NOVA
3.DESAFINADO
4.CARNIVAL
5.SE E TARDE ME PARDOA
6.ON THE STREET WHERE YOU LIVE
7.SAMBA DE UNA NOTA SO
8.LALO BOSSA NOVA
9.SERENATA
10.CHEGA DE SAUDADE
追伸、
昨夜、Mさんのお店の手伝いがあったのですが、お休みのはずの中国人留学生アルバイトのTさんがお店にやってきました。
「バブさん、餃子作りました。食べて下さい。」
そういえば、何日か前に「彼に餃子を作って食べさせてあげる約束をしました。」と言っていたのでした。
さっそく手作り餃子を「水餃子」にしていただきました。
「Tさん、美味しかったですよ。ごちそうさま。」