本日は昨晩の報告です。
ライブの開始時間が遅かったので、まずは喉を潤そうといつものバーへ、ところが灯りが点いていません。
「あれ?」
しかたがないので近くのお寿司屋さんで一杯飲み始めました。
それでもウイスキーがどうしても飲みたくて、あらためて電話を入れると
「なぁんだ、灯り点いて無くても中にいたのに」
そこで、寿司を折りにしてもらい場所移動です。寿司をつまみに美味しいウイスキーを飲みながら、ヤナイ珈琲さんご夫婦の到着を待ちました。(寿司とウイスキーが合うか合わないか・・・・島もののスコッチをいただきましたのでそこそこでしたね。笑)
ヤナイ珈琲さんご夫婦も到着され、いよいよライブを行うお店へ
もともと広いとは言えない店ですからどんな形でライブを行うのか、ちょっと興味もあったのですが、
あはは、椅子やテーブルを全て取っ払っての立食、ライブというよりはクラブ?いや、昔懐かしディスコといったノリでした。
写真で上手く伝わるかなぁ?
ともかく、店内はバカ騒ぎ状態で、
「イエイエ ウィウィ それそれそれそれ」
であります。
矢島美容室といった服装に身を包んだお店の女の子と踊っちゃったりして・・・・
おっと、肝心のライブは、このノリですから「イブにふさわしい、しっとり聴かせる」てな期待ははるか遠くへ飛び去り、ディスコティックな曲(なんか古いなぁ)のオンパレード、
えっ?それでMYCAL PAPIONの歌はどうだったかってですか?
ごめんなさい、良い悪いを言う以前に覚えていないくらいに盛り上がっちゃってたものですから・・・・・(笑)
でも、盛り上がったってことは歌も上手かったとも言えるでしょ?言えますよね・・・上手かったんです。(笑)
お店のママと工藤兄弟の・・あれ?兄?弟?
こちらはDJ担当のお二人
というわけで、今年のクリスマス・イブは騒ぎまくり、その後は店を変えて歌いまくり(S君とMさんとともに)、まぁ『寂しいイブ』にならなかっただけ良しとしましょう。
ただヤナイ珈琲の奥様には少々酷なライブだったかもしれませんね。
S君、こんど珈琲買いに行ったら、一言謝っておいたほうが良いかもよ。
さて、今日の一枚は、レッド・ミッチェルです。
赤毛のアンならぬ赤毛のミッチェルさん(名前のレッドはこれに由来するそうで)、強烈な個性が無いところが、いかにも西海岸らしいベーシストとも言えるお方ですが、そのミッチェルさんが頑張ってリダーを勤めたアルバムです。
ミッチェルというと、私あたりはどうしてもハンプトン・ホーズのバンドメンバー的イメージが頭から離れません。
ここでもコンテ・カンドリ、ジョー・マイニの二管をホーズがしっかり支えている、そういった構図が聴き取れます。
「だったらリーダーはホーズでエエじゃないか」
ところが違うんですねぇ、ベース・ソロを聴かせてくれるからとか、いつもよりベース音が高い気がするとか、そういうことではなく、ミッチェルの存在感とその落ち着いた演奏が全体を束ねている印象が随所で感じられる一枚だと思います。
ウエストコーストの特徴であるまとまった失敗のない演奏は、このアルバムにも色濃く出ています。これを好きと思うか、嫌いと思うかはあなたしだいです。(笑)
SOME HOT, SOME SWEET, SOME WILD / RED MITCHELL
1955年9月27日録音
RED MITCHELL(b) CONTE CANDOLI(tp) JOE MAINI(as,ts) HAMPTON HAWES(p) CHUCK THOMPSON(ds)(2,4,7,9はトリオ演奏)
1.JAM FOR YOUR BREAD
2.WHERE OR WHEN
3.SECTION BLUES
4.DUFF
5.ORNITHOLOGY
6.WILL YOU STILL BE MINE
7.I'LL NEVER BE THE SAME
8.EASY COAST OUTPOST
9.YOU GO TO MY HEAD