JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

旨い原稿料

2006年02月20日 | m-o


土曜日に頼まれた校内誌の原稿ですが、薄っぺらで内容のな無いその文章に、自己嫌悪に陥りながらも、今夕、届けに行ってきました。
「Mさんが読んでダメそうだったら、載せるの止めてよ」
「大丈夫、このまま投稿するから」
「だめだめ、ちゃんと読んでからにしてよ」

しばらく、無駄話をした後、帰ろうとすると
「本当は、これから飲みに行きたかったんだけど、野暮用ができちゃって、こんなんでわるいけど、これ家で飲んで」
と、4合瓶3本がセットになった「会津三泉」なる日本酒のセットを持たせてくれました。


(あんな無茶苦茶な文章で、昼食をごちそう頂いた上に、こんな旨いものまで頂いては.....申し訳なくて....頂くわけには...でも酒ですし..)
「すいませんね、遠慮なく頂いていきます。」(あれ?)


というわけで、家にあった明太をあてに、茶碗酒とあいなりました。
私、酒器ではなくて、こんな茶碗で飲む酒も、なかなか好きなんですねぇ。って、なにで飲んでも、酒は好きなんですけど

会津の酒は、どうも甘口のイメージが強いのですが、
「うん、辛口とも書いてあるし、なかなかいける」

あんな文章で、こんな美味しい原稿料を頂けるなら、いつでもおっしゃって下さい。(ウソです。) Mさん本当にごちそうさまでした。

さて、今日の一枚は、ジャッキー・マクリーンの初リーダー・アルバムであります。
マイルスの「DIG」で、レコーディング・デビューをしたマクリーン、それから4年後、このアルバムのレコーディングが行われました。
このアルバムは「猫のマクリーン」として、親しまれているのですが、私はどうして「猫」なのか、どう見ても「フクロウ」だろ、と納得いきませんでした。
いつだったか忘れましたが、とあるジャズ喫茶で、このアルバムがながれていたときです、ジャケット・デザインが私の知っているものと違っていました。
それが写真のデザインです。


後でわかったことですが、このジャケットが最初のオリジナルだそうで、ならば「猫のマクリーン」は納得ですよね。
私の持っているものは、当然、「猫」だか「フクロウ」だかわからないジャケットのアルバムです。ちなみにこちらのアルバムの絵も「フクロウ」では無く、「猫」だそうで、
でも、どうみても「フクロウ」ですよねえ。(下の方にしっぽの生えた足が見えますけどね)

THE JACKIE McLEAN QUINTET
1955年10月21日録音
JACKIE McLEAN (as) DONALD BYRD (tp) MAL WALDRON (p) DOUG WATKIN (b) RONALD TUCKER (ds)
1 IT'S YOU OR NO ONE
2 BLUE DOLL
3 LITTLE MELONAE
4 THE WAY YOU LOOK TONIGHT
5 MOOD MALODY
6 LOVER MAN