昨日の「バカ陽気」は、何だったのでしょうか?昨日と今日では10度以上の気温差ということで、体もビックリ、体調を崩さぬようきをつけないといけません。
今朝、母が
「オリンピック、オリンピックで、野球のニュースはぜんぜんやらないね」
我が母は、もともと野球などには興味がなかったそうですが、父が根っからのジャイアンツ・ファンだったこともあって、気が付けば、完全なジャイアンツ・ファンと化しておりました。
今でも、「冬場は野球放送がないから、テレビが面白くなくて」などと言っております。
どうも、「原巨人」に多大な期待を持っているらしく、昨年の屈辱を必ずやはたしてくれると信じているようです。
「藤田さんの葬儀で、練習できなかったんじゃないの、今晩はキャンプ情報かなんかやるよきっと」
そんな母なので、プロ野球のことをよく知っているのかと思うとさにあらず、
「他の球団のことなんて、誰が誰かもわかんないよ、ともかく巨人が勝てばいいの」
と豪語します。
「原君、そんな母のためにも、今年は頑張ってくれよ!」
もう一点
「テレビ局の人、オリンピックも大切ですが、野球のキャンプ情報も楽しみにしている人がいますので、そちらもひとつよろしくお願いします。」
さらに
「まぁ、オリンピックが終われば、WBCの話題で野球が盛り上がるでしょうけど、うちの母は、WBCより、ジャイアンツ情報ですので、そこのところお察し下さい。」
さて、今日のアルバムは、タッド・ダメロンのリーダー作にしてみました。作編曲がメインのダメロンがリーダーというアルバムは、数が少ないと思います。構成がカルテットですから、アレンジが目立つといったアルバムではありません。どちらかといえばコルトレーンがメインといった内容でしょうか。ただ、全曲ダメロンのオリジナルではあります。
おもえば、翌年、コルトレーンはマイルスのもとを離れ、麻薬と決別、一方ダメロンは麻薬が原因で1961年まで活動休止、明暗が分かれる年を迎えることとなるのですから面白いですね。
MATING CALL / TADD DAMERON
1956年11月30日録音
TADD DAMERON(p) JOHN COLTRANE(ts) JOHN SIMMONS(b) PHILLY JOE JONES(ds)
1.MATING CALL
2.GNID
3.SOULTRANE
4.ON A MISTY NIGHT
5.ROMAS
6.SUPER JET
おまけ、
「SOUL TRANE」は、コルトレーンが作った曲だとおもっていた友人がいました。ダメロンがコルトレーンの名にちなんで作曲したものですので、お間違えなく。