JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

鑑賞しすぎ

2006年02月11日 | g-i


先日より始まった、ビデオ・テープからDVDへのダビングは、延べ28時間に及びました。モントルー、モントリオール、ニューポート、プレーボーイなどのジャズ・フェス、ソニー・ロリンズの「SAXOPHONE COLOSSUS」などなど、今日は、8時間もの間、ビデオ漬けであります。ビデオ鑑賞もたまには良いものですが、ちと度が過ぎてしまいました。

そんななか、1995年モントルー・ジャズ・フェスティバルのビデオを見ていると、村上"ポンタ"秀一ひきいる「PONTA BOX」なるトリオ・バンドが出てまいりました。ポンタ氏といえば、古くはフォーク・グループ「赤い鳥」に参加し、その後は日本屈指のドラマーとして数々のレコーディング、セッションに参加されております。
我が友人に、ポンタ氏を心底尊敬しているというドラマーがおります、ちょうど14,5年ほど前、知り合いのミュージシャンが、スタジオでポンタ氏と会うという話を聞きつけ、彼のためにとサインを頂いたことがありました。ちゃっかり私の分もいただいてしまいましたが
そんなことを、ふと思い出してしまいました。


1984年のモントリオールでの、アストル・ピアソラの映像も、何度見ても良いですね、彼の音楽がジャズかと訊かれれば、「ハイ」とは言い切れませんが、バンドネオンという楽器は、なんとも魅惑的な楽器であります。

今回のダビングは、ひとまず今日で終了。収集用のゴミ袋に2つの燃えないゴミは、どうせ私が収集場所に運ぶこととなるのでしょう。

それはともかく、今さっき大変なことに気づいてしまいました。今晩、飲む酒が1滴も無いのです。今から買いに行くべきか?それとも.......
間違いなく言えるのは、飲まずに済むわけはないということです。(笑)

さて、今日の一枚は、バリー・ハリスであります。
サム・ジョーンズ、レイ・ヘイスとのトリオでのライブ録音「AT THE JAZZ WORKSHOP」と並ぶバリー・ハリスの代表作で、エルビン・ジョーンズの熱っぽいリズムがたまらない一枚です。
2曲目の「PREMINADO」は、間違いなく、パウエル、ローチの「ウン・ポコ・ロコ」を意識した曲だと思いますよ。

PREMINADO / BARRY HARRIS
1960年12月21日,1961年1月19日録音
BARRY HARRIS(p) JOE BENJAMIN(b) ELVIN JONES(ds)
1.MY HEAT STOOD STILL
2.PREMINADO
3.I SHOULD CARE
4.THERE'S NO ONE BUT YOU
5.ONE DOWN
6.IT'S THE TALK OF TOWN
7.PLAY CAROL PLAY
8.WHAT IS THIS THING CALLED LOVE

追伸、
昨日まで守りきった「ノー外飲」、本日解禁となっても、どうぞお許し下さい。