フェミニズムの魔の手は教育界にも蔓延しているのは周知の事実だが、今度は札幌のある市立中学で、女子の制服を通年にわたってズボンに変更するという。防寒対策というのが表向きの理由ではあるが、生徒や父兄の側からスボンを求める要望があったわけでもなし、むしろ女子生徒の間からは、「寒くてもスカートをはきたい」という声があるにもかかわらず、今回の制服変更を強行するようだ。
・札幌の市立中、女子も1年中ズボン…ナマ足は寒い、「はにわルック」は消滅?
3月30日8時1分配信 スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080330-00000050-sph-soci
・女子生徒の制服ズボンに 札幌の中学校 03/29 21:03
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/133745/
札幌市南区の市立南が丘中学校(生徒数約400人)が、新年度の新入生から、女子生徒の制服もズボンにする。通年でのズボン着用は全国的にも珍しい。
厳冬期の北海道では、スカートの下に防寒用ズボンをはく「埴輪(はにわ)ルック」が定番だが、「見苦しい」との指摘も。スカートとズボンの選択制をとる学校も多い。
きっかけは「生徒のひざが真っ赤で痛々しい姿をズボンで解消したい」という学校側の“親心”。夏服でスカートも認めるが、女子生徒からは「寒くても女の子らしいスカートをはきたい」との声も。
(全文引用)
これまでにも女子制服でズボンを採用してきた学校はあるようだが、スボンに統一というのは明らかにフェミニズムのスカート撲滅目的を匂わせる。しかも学校側から具体的な健康被害についての説明はなく、効果も怪しい。
しかしこのニュースを受けて、ネット上では早くもフェミ連中と思われる投稿が相次いでいる。寒い格好では不妊になり易いとか、氷点下10度の寒さを体験したことがあるのかとか、あくまで防寒対策を強調しようと必死だ。では今まで北海道で育った女性は多くの人が不妊になっていたのだろうか。いかにも強引な理由付けとしか思えない。
また、痴漢対策にもなるとか、自分はスカートが嫌いだとか、体操着がブルマだった頃も嫌だったとか、そもそも制服をスカートにしているのがおかしいなど、防寒対策とは無関係の投稿も目立つ。
特に、この件の特徴としては、スボンとスカートどちらも選べるようにすれば良いのではという意見も封殺しようとしているところに、フェミニズムのスカート撲滅の意識がうかがえる。選択肢は多いほうがいいというフェミの口癖は一体どこへ行ってしまったのか。
更に、フェミニズムの関与を指摘するような投稿に対しては必死に反論するところがかえって、スカート廃止のためのフェミニズムの圧力をより一層疑わせてしまっている。
こうした策略は、女性専用車両などと同様、既成事実を一つ作ってしまえばあとは右へならへでどんどん拡大していこうというものだ。そこに反論は一切許さない。何れはスカートを着用したら犯罪という時代も来るのかも知れない。
(この記事は、前回記事の追記部分を抜粋し、多少の修正を加えたものです。)