果たして死刑判決は遺族の本村さんを納得させることが出来るのか。山口県光市母子殺人事件の判決は今後の司法のあり方に大きく影響を及ぼしそうだ。
今回の判決に関する報道では、感情論だけに頼る報道にならぬよう事前にBPO(放送倫理・番組向上機構)から通達が出されていたようだ。それが何を意図するものなのかはよくわからないが、BPOと言えば、そこの青少年委員会の委員長にはフェミニストの大日向雅美が君臨していることなどからも、何か胡散臭い雰囲気はある。しかし少なくとも世間は厳罰化論調が先行している状況に見える。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080423-00000050-sph-soci
しかし、本当に世論は厳罰化傾向なのか私は疑問に思う。とかくこうした論調というのは「声の大きいもの勝ち」の部分があり、一口に厳罰化論調といっても様々で、フェミニズムのように性犯罪はじめ男には厳罰を主張するが、女には情状酌量を求めるという矛盾した主張も混在して、正確な実態は測れない。
ところで、今回の判決後の本村さんの記者会見での言葉にはやはり知性と教養に満ち溢れた優れたものを感じた。中でも印象的だったのは、被告人が心から反省して罪を受け入れて欲しいということ、そして今後このような悲惨な事件が起きないようにどうすべきか国民が考える契機になって欲しい、そうでないと妻子も被告人も犬死にになってしまう、という趣旨の言葉だ。
私は以前にもこの事件に関する論考を書いているが、その時にも本村さんは決して自分のことだけを考えているのではないと感じた(*1)。今回の会見でも彼の意識は一貫している。
被告人を死刑にすることは非常に重いこと、それを本村さんは理解した上で死刑を求めている。従って彼は決して厳罰論者ではないと私は思う。
ところが、巷のネット世論などでは過激な厳罰論が展開され、厳罰が当然であるかのような雰囲気が作られてしまっている。そうした勢力に司法が左右されて今回死刑判決が出ただけだとしたら、本村さんは決して納得出来ないのではないだろうか。少なくとも、本村さん自身もこの社会の中で今後も生きていく。将来の社会が健全になっていくことを彼は望んでいる。しかしやみくもな厳罰化傾向は決して健全な社会をもたらさないと私は断言する。
(*1)家族愛の大切さを本村氏に学べ --山口県光市母子殺人事件--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/7564fe0845c1d9eac31e1d62f42fa274
母親殺してレイプして赤ちゃん殺して
ただそれだけならここまで騒がれないんだよ? アホちゃう?
テレビで報道できないような残忍な犯行現場があったの知ってる?週刊誌ですら自粛してきた内容
お前が現場みたらゲロ履いて二度と肉料理くえないわ
よく現実をみろや
aへ。
>はあ? また犯人の肩を持つ日本人以外の方ですか・・・
その根拠は?根拠がなければ、この発言って、人種差別ですが、よろしいのですか?
肩を持つかは知らないが、事件(判決)に疑問を持つことくらい、日本人・外国人の区別はないと思いますがね。
>ただそれだけならここまで騒がれないんだよ? アホちゃう?
間違いなく、それだけですが。何か?
>テレビで報道できないような残忍な犯行現場があったの知ってる?週刊誌ですら自粛してきた内容
>お前が現場みたらゲロ履いて二度と肉料理くえないわ
よく現実をみろや
じゃあ、君はゲロ履かずに肉料理食えるんですね。すっごいなーっ!もしかして君、犯罪者?このセリフ、不適切だよ!
犯罪者以外で、現場を直視できるとしたら、警察関連の人間だと思うが、それなら、このセリフは、なお更使うべきではないですね。
もしかして君は、現場なんて見ていないんじゃないの!なのに現場を見た振りして他人を脅す有様は、
卑怯という他ありませんね。
犯人の肩を持つなんて言ってる人もいますが、一体どこをどう読んでそう思ったのか、聞かせて欲しいものですね。世の中には様々な読解力の人がおられるようで面白いですね。
本村さんが求める死刑という量刑と、巷に溢れる厳罰論とは基本的に別物だと私は思っています。しかもそれらの勢力の中にはフェミニズムのような私利私欲だけを求める悪質な勢力も存在します。
本村さん自身もそうした便乗勢力の動きには注意をしているようで、その姿勢が記者会見のコメントにも表れていると感じました。
ですよね・・。
こいつが死刑なら畠山鈴香とはなぜ死刑じゃないんでしょう。