社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

これからのフェミニズム根絶運動を考える(その1)

2009-09-26 21:08:03 | 特集:今後のフェミニズム批判

 平成11年(1999年)に男女共同参画社会基本法が施行されて以来、様々なフェミニズム政策が拡大され、その勢いは増すばかりである。ネット上ではそれらに対する反発の声が多数上がってはいるものの、フェミニズム勢力を脅かすまでには至っていないのが現状だ。そこで今一度、フェミニズム根絶に向けた運動手段について考察したい。

 まず、これまでのフェミニズムの流れを簡単におさらいしてみよう。平成13年(2001年)小泉政権が誕生して間もなく男女共同参画社会実現に向けての活動が本格化する。職場での女性の不満をセクシャルハラスメントとして男性に行動制限を強いて心理的圧力をかけた。家庭では妻の不満に対する夫の反発をドメスティック・バイオレンス(DV)として取締まり対象とした。また男女交際においても女性の拒否意識を最優先させ、男性の交際意識は無視され、ストーカーとして取締りの対象とした。間もなくしてDV防止法やストーカー規制法などの法整備へと繋がっていく。

 次に、電車内の痴漢に着目し、女性専用車両の強引な導入と同時に痴漢被害を誇張し世間に周知させた。更に、早稲田大学サークルの乱交パーティが強姦事件として明るみに出て、被害申告不要な集団強姦罪の新設と共に、性犯罪の厳罰化を煽動している。

 一方、同性愛などを誇張し異性愛を否定するような風潮や、夫婦別姓や私生児(婚外子)の相続権拡張、日本国籍の取得を容易にする動き、外国人参政権など、戸籍制度を脅かす動きが方々で起きている。

 また、各自治体への男女共同参画室の設置や基本条例の制定を義務付けるなど、国内の全てにフェミニストを配置出来るような仕組みを作り、現在に至っている。

 こうしたフェミニズムの戦略に対し、真っ向から異議を唱える者は当初少数であった。当初は2chの男女論板、更にフェミナチを監視する掲示板など反フェミ系掲示板などでの批判投稿が主であった。勿論個人的に国会議員や首相官邸などにメールや封書を送付していた人もいただろうがそれらは少数だったと思われる。

 そんな中、当時世論調査などで話題に上がっていた夫婦別姓問題をある個人サイトで取り上げていた。しかもそのサイトは他の掲示板などで議論されていたような表面的な取り上げ方ではなく、男女共同参画、フェミニズム問題の一環として夫婦別姓問題を取り上げていた。

 そのサイトとは、今もフェミニズム問題に積極的に取り組んでいる岡本明子さんが運営していたサイトだ。当時夫婦別姓問題をフェミニズム問題の一環として把握し論じていたサイトはごく少数だった。またそこには掲示板も設けられており、夫婦別姓に限らず、フェミニズム問題全般について熱い議論が交わされていた。私も何度かそのサイトの掲示板に投稿した記憶がある。私もあのサイトが切っ掛けでフェミニズム問題の根の深さを学び、現在のブログ運営にも生かされていると思っている。

 このように、フェミニズム根絶運動をやると言っても、中身も知らずやみくもにやっても意味はない。つまり敵を良く知るということから始めなければいけない。

 本ブログにも、少数ではあるが非常に優れたコメントを投稿してくれる方がいる。それをそのまま論考にしても良いくらいの内容を寄せてくれるので感謝の限りである。それらの投稿内容から私も新たに学び取れるものもあるし、本ブログを補強してくれる役割も果たしてくれる。また今後の論考作成にも生かせる。様々な情報を得ながら、敵の本質を見失わないように批判していくことがまずは大切なのではないだろうか。
(続く)

(*1)
そのサイトは数年前に閉鎖されている。但し近年、岡本氏は「家族の絆を守る会」という新たなサイトを立ち上げ、引き続きフェミニズム根絶運動に取り組んでいる。
http://familyvalueofjapan.blog100.fc2.com/

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2 コメント

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未来対未来 (撃あ)
2009-09-27 16:30:58
失礼します。
「サマーウォーズ」という映画をご存知だろうか?
「家族の絆」という謳い文句と、日本テレビのバックアップ、「時をかける少女」監督・細田監督をはじめとする豪華キャスト陣など、鳴り物入りで、今夏の映画を席巻した作品である。
首相・ハトヤマもこの映画を絶賛していたようである。
「家族の絆」というと、この作品は、「反フェミニズム」的な作品と思うだろう。
だが、この作品は、
真っ赤赤な、超国策的フェミニズムアニメである。
そのわけは、
●主人公・小磯健二の家庭環境
=母親→仕事で家に帰らず。
(女の社会進出肯定)
●健二の憧れの人
=篠原夏樹→年上、男勝り、剣道。
(男女の役割否定)
●なつきの実家。
=祖父母が、家長。
(家父長制度否定)
●そして、このポスター
http://s-wars.jp/special/images/SW-Wallpaper1-HD.jpg
(フェミニズム版・桃太郎と同じノリ!)
である。
返信する
秋もまけへんでぇ~ (撃あ)
2009-09-27 20:12:19
本日、二度目の投稿、失礼します。
今秋の主な新作アニメは、こんなもん。
●クイーンズブレイド王座を継ぐ者
(武器・鎧に身を包んだアマゾネスどもが、暴れまくる!)
●そらのおとしもの
(セクハラ超過剰反応女登場!)
●生徒会の一存
(涼宮ハルヒほどではないが、強権女委員長アニメ!)
●とある科学の超電磁砲
(ジャイアン的暴力女、同性愛な風紀委員、
セクハラ常習女、人間お花畑女などなど。)
●にゃんこい!
(男いじりの世界。)
●戦う司書
(主人公が、凶暴・・・。)
●夏のあらし
(高身長の少女と低身長の少年の構図が↓!)
●ささめきごと
(女の内輪話!)
●けんぷファー
(ある日突然女になっていた・・・。)
●その他・・・
(字数が多くなるので、省略・・・。)

ま、フェミニズム的内容な作品ばかりでございます。
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