社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

別れたい意識だけが優先される社会の弊害 --高松19歳女性殺害--

2007-11-09 13:36:30 | 結婚、恋愛

 若き男女の恋愛は最悪の結末となった。香川県で交際相手の19歳の女性を殺害したとして同じ19歳の専門学校生が逮捕された。原因は別れ話の縺れだという。

 人も羨むような仲睦まじい交際を続けてきた男女も、ほんの僅かな綻びから大事に発展してしまうことがある。恋愛感情というのは、当事者にしかわからない複雑なものがある。それだけに、他者が介入すると、かえって逆効果になることも少なくない。

 ところが、女性優先主義のフェミニズムによる制度の下では、全て女性の意識が優先されるということになる。特に交際を打ち切りたいと思う女性に対してはその権力は絶大で、相手男性が交際を続けようと思っても、DV防止法やストーカー規制法などにより女性の別れたいという欲望だけが法的に「保護」され、逆に男性の希望は「反故」にされる。

 こんな制度の中では、男女交際に対する女性の責任意識が益々低下してしまう。好きな時に付き合って、嫌になったら別れればいい、そうした安易な男女交際が横行し、男性は如何に女性から選ばれ、捨てられないように御機嫌取りをするか、それだけが勝負になってしまう。

 本来、男と女は組になり、将来は結婚して夫婦となり子供を設け、家庭を築いていくというのが自然の大原則である。そこに別れるという行為は存在しない。つまり別れることを考えるより、如何に別れずに困難を乗り切るかを考えなければいけないのだ。

 そうした原則をフェミニズムは根底から破壊している。元々フェミニズムは自然破壊だから、DV防止法やストーカー規制法など国家ぐるみで「別れさせ屋」を運営することになる。当然そんな制度で縛られる国民の心は破壊されていく。

 今回の事件も、女性の離別意識は優先的という非常識な感覚が殺害された女性にも染み付いてしまっていたのではないだろうか。相手の気持ちを思い、如何に別れずに幸せに生きるかを考える力が不正な法律のために失われているのではないだろうか。

 そんな、人の心を破壊し、犯罪を誘発してしまうような法律など、速やかに撤廃すべきである。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071109-00000202-yom-soci

<ご案内>
・NPO法人「家族の絆を守る会」講演会が11/19に行われます。
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/95851079bfa1758de38590179cdbf398

(ランキングにご協力下さい。このリンク先にも関連サイト多数。)