社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

鉄道業界が社会にもたらす影響 --相次ぐ職員自殺--

2007-07-11 13:09:09 | 交通(女性専用車両)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070711-00000041-mai-soci

 鉄道業界が何か変だ。この南海車掌も自殺なのか。先日はJR東海社員と思われる男性が新幹線にはねられ死亡した。これも自殺と言われている。福知山線の事故など安全性が問われる一方、女性専用車両など男女の感情対立を誘発するものまで登場する始末。鉄道業界に何が起きているのだろうか。

 福知山線事故の時に話題になった日勤教育、それ以外にも乗客とのトラブルやダイヤが乱れた際の乗客への応対など、鉄道職員、特に運転手や車掌といった現場労働の人達には大きな重圧がかかっているのかも知れない。

 一方、鳴り物入りで登場した女性専用車両、男性などからの苦情を一切無視する形で鉄道各社は正当化に必死のようだ。恐らく現場でも何でこんなものを設置するのだといった苦情に応対する職員の思いは複雑に違いない。職員の中でも女性専用に疑問を持っている人は多いだろう。しかしその意思を表に出すことは許されないようだ。

 そういう複雑な職員の思いとは裏腹に、当の女性達はこれありがたいとばかりに専用車に乗り込み、他の車両は既に立ち客が多いのにもかかわらず、悠然と着席し優越感に浸る。男性が入って来ようものなら「ここは女性専用車です!」と怒ったように叫び追い払う。

 勿論自殺した職員の動機が女性専用車両に矛盾を感じているからと言いたい訳ではない。しかし以前より鉄道職員に対する重圧が増えていることは確かではないだろうか。

 先週から九州を中心に大雨による被害が続いている。週末には台風が接近する恐れがあるという。これまでにも土砂崩れなどで孤立した住民を避難場所へ誘導するために救助隊が出動している。彼らの努力には涙ぐましいものがある。老人や女性をおんぶしたり、或いは救助隊の衣服をつなげて作った即席の担架に老女を乗せて運ぶ姿など、住民のために汗を流している彼らは全て男性である。

 こうした姿を見たら、いくら男性が女性専用車に乗り込んできたからと言って、問答無用で追い払うことが果たして出来るだろうか。私が女性の立場だったとしたら絶対に出来ない。

 男性は女性の都合のいい時だけ利用して後は邪魔者扱いしても良い。どうもそんな風潮が社会全体に蔓延していると思う。