http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070706-00000206-yom-soci
産経新聞社発行の「正論」という雑誌をご存知だろうか。家族解体のフェミニズムに批判的な保守系の方々なら誰もが知っているこの雑誌だが、この雑誌の今月号(8月号)に、家族に関する特集記事が掲載されている。
http://www.sankei.co.jp/seiron/wnews/0707/mokji.html
《特集》これでいいのか日本の家族
・<特別鼎談(*1)> 今こそ「母性」の復権を
参議院議員・内閣総理大臣補佐官 山谷えり子
県立長崎シーボルト大学教授 小林美智子
日本子守唄協会代表 西舘好子
・なぜ「親学」は葬られたのか
明星大学教授 高橋史朗
・家庭教育の衰退が三歳児を蝕んでいる
江戸川双葉幼稚園園長 菅原久子
・親は子供に何をどう教えるべきなのか
東京女子大前教授 林 道義
・日本で報道されない欧州が陥った家族政策の袋小路
ジャーナリスト 岡本明子
(*1)鼎談-ていだん、三人が向かい合って話をすること。
内容の詳細は実際の雑誌を読んでいただきたいのだが、これらの論考を大まかに説明すると、国連が既にフェミニズムに汚染されているということや、欧米の少子化対策はフェミニズムを踏襲したもので、出生率が回復したと言われているフランスでも、その半数近くは婚外子であるということ、またそれら法律婚以外の子供が犯罪を犯したり、虐待に巻き込まれるケースが多いということなど、日本で今迄報道されていない悲惨な実態があるのだという。
また、「親学提言」が葬られた背景にジェンダーフリー路線を払拭できていないからという指摘や、挨拶など秩序正しい生活習慣を子供に教えることの大切さ、M字型就労は日本に適した労働形態であること、更に「繁殖能力が無い民族は滅びる」といった指摘など、個人主義、女権主義のフェミニズムを堂々と批判する内容となっている。
更に、このブログでも紹介した世界家族会議の件などにも触れている。
因みに、本号では同和教育に対する論考もあり、興味深い。
・福岡の教育現場を歪める同和教育 教育オンブズマン 近藤将勝
雑誌「正論」は書店などの他、全国の図書館でも蔵書しているところがあるので、皆さんのお近くにある図書館を調べてみるのも良いだろう。また、蔵書はインターネットでも検索できる仕組みになっている。
図書館リンク集
http://www.jla.or.jp/link/
図書館の場合は、最新号の他バックナンバーも閲覧出来る。正論は過去にもフェミニズム批判の論考が多数掲載されているので、この機会に探してみては如何だろうか。
≪情報元≫
http://www.azaq-net.com/bbs/bbs.cgi?tani6010
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