福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

団塊の老い

2009-09-13 05:55:00 | 日記
日本人の平均寿命は世界一。100歳以上が4万人を超えているとか。男女比は1対4。福祉亭にみえる高齢男性はみなさん活力を持たれている。女性の活力とはまた異なる。それが結果的にppkで幾分低い寿命となっているのかもしれない。最近は団塊世代へのガンバレ企画が目に付く。この世代を早めに鍛えておかないと医療費やら介護費やらの負担増が目に見えているから。地域デビューやら加齢ドックやら。とうの団塊は今のところシランプリ。周囲には自分の介護問題に目覚める男性群が。80代前後。まだまだ団塊が老いを意識するには時間がある。新しい老いの姿を社会に提示できるのかどうか。
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世の中の進みかた

2009-09-12 06:33:34 | 日記
ゆるやかな見守りをず~と継続している福祉亭。TVからの情報だが、世の中は見守りを仕事と位置づけ始めたようだ。月に何度かお掃除に行く、お話し相手になる・・・。NPOや地域包括が取り掛かっていたことを警備会社が。子ども世代が申し込み、利用料も支払い、安心を得る仕組みのよう。子ども世代への報告は携帯で。さすがスマート。親世代との同居は望めない、望まない世の中。需要があれば仕事に。あるから仕事化。少子高齢化がさらに進めばさりげない善意やきずなでなされていた行為は仕事としてシフトしていくのがいい?コミュニテイの再生なんて仕事化されればラッキーで、地域社会がソッポを向けば・・・。
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届けられた野菜

2009-09-11 07:04:22 | 日記
季節ごと様々な野菜が福祉亭に届けられる。食材が多彩になり、経費も助かる。先日届いたものがいろいろなことを巻き起こした。最初は「冬瓜」ということだった。一日目のチームは3個のうちの一番小さなものをなんとか使い「冬瓜の料理」となった。2日目のチームは一番大きなものを料理しようとした。包丁の歯がたたず、小さな金づちまで登場。結局、金づちの頭が飛び「これは本当に冬瓜か?」「瓢箪だろう」と捨てられてしまった。最後のチームはいつまでも床に放置されているので、福祉亭の季節を感じるコーナーに飾った。なかなかの風情。それを見て「これは夕顔よ~」とやっと分かる人が出てきた。その日は本物の冬瓜が届けられた日。形状も種もなにもかも二つは違っていた。
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ユウキ農法

2009-09-10 05:39:51 | 日記
公民館講座「大人の楽しみ」第2期が始まった。2年前からず~と温めていた企画を手直しして。「緑でコミュニテイの再生」がテーマ。恵泉の澤登先生が講師で自ら軽トラックに作業器具や肥料を積んで大学からみえる。参加メンバーは講座としては珍しく男女半々。「概ね60代」の募集だが40代から80代。東永山複合施設。雑草を敷き詰めて畝を作り、そこに種まき。種まきの時だけ水やりして一ヶ月そのまま放置!自分の覚束ない知識の中にはない「勇気農法」。先生は「有機農法」としてお話なさるのですが。草ぼうぼうの農地を開墾。その変化といい、農法といい、とにかくおもしろい。次回は9月30日。
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外にあるテーブルで

2009-09-09 07:29:39 | 日記
福祉亭の前にはテーブルとイスが置かれている。そこの席からは公園の緑が見え、外気が気持ちよい。何度か福祉亭を利用し始めるとくつろげる位置がそれぞれ決まってくる。常連のみなさんはお気に入りの位置で時間を過ごされる。外のテーブルは地域と直接触れ合える。商店街の日常、通り過ぎる見慣れたみなさんの姿・・訪問者はそれとなく分かる。相談業務の席になったり、なにげない笑いがある人の輪ができたり。昨日は亡くなられた方の最後の頃の様子が話題になった。経験を踏まえた話題は興味深い。思わず引き込まれる。
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500円論争(2)

2009-09-08 05:47:05 | 日記
地域の活動の場「老人会」。老人のイメージを変えるみなさんのはつらつとした活動ぶり。昨日は清掃デー。近隣公園の周辺のゴミ拾い。参加に会から500円の謝金。その勢い?で清掃活動の後福祉亭に。普段はあまりみえないかたも加わられ元気げんき。お仲間と語りあう様子は見ていても楽しい。自由に使える500円。清掃デーでなくてもまちのゴミを拾ってくださっているのだろうなと思える。まちづくりは人との関わりの中にある。構えないまちづくりの姿。広がる笑顔を見れば、謝金500円の値打ちはあがる。
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500円論争

2009-09-07 01:09:35 | 日記
福祉亭は無償ボランテイアを原則としている。数年の運営の経過の中、多少とも利益が出た場合には可能な限りボラスタッフに還元、を試みている。額は微々たるもの。個々の事例に対する謝金が繰り返し論議となる。人を動かせば謝礼なり、賃金なりが発生するのは世の習い。「気はココロ」500円でもという考えが繰り返し語られる。運営上出せない額ではない。福祉亭がめざすまちづくりへの参加が500円で促進されるものであれば急ぎ結論をだすべき。ただ、どこかの政党のバラマキ政策に似るところが思案のしどころ・・・。
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秋祭り

2009-09-06 06:19:35 | 日記
SL、カラオケ、エレキ、ジャズ、フラダンス、男性ボーカル・・・と普段は人通りの少ない商店街も賑やかな若いママたちや地域のオジサン、オバサン、オチビサン、お手伝いの大学生であふれる。福祉亭はちょっと準備不足。煽られて厨房はバタバタ。それでもみなさんが気持ちよく飲み、笑い、楽しげな様子を見るとドンドンいこう!といつものクセが出る。おかげで商店街中央のステージを見ている暇がない。聞こえて来る音を楽しむ。福祉亭に入って来るみなさんの楽しげな空気を感じる。職場体験の中学生がお友だちと尋ねて来てくれた。いつもと変わらない風景のようでいて、華やぐ。
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新型インフル

2009-09-05 05:38:42 | 日記
「永山にも発生していますよ」商店街秋祭りが今日から2日間。その準備に商店街の各店舗からお手伝い。商店街の内科医の先生も。若手が「先生、新型インフルは永山はどうですか?」と冗談のように尋ねる。「永山はまだ出ていないでしょ?」といつものノンキさで。ところが「もう、出ています。みなさんA型ですからね。おそらく・・・」と先生。エ~~。「手洗いですか?」「薬をのんでやすむ」が先生の助言。熱はそれほどでもないと。祭りはどうなのかとか、あの人は今調子が悪いって・・・とか話題は展開していく。ムカシならインフルエンザなんて流行らない季節の新型。とにかく体調管理。
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出かけて

2009-09-04 05:58:25 | 日記
病を抱えながら地域で暮らしているかたと触れる時、言葉が意味を持つのかどうか。「ダイジョウブ?」「だいじょぶ」その一言から始まる会話。その顔に少しでも笑顔があれば言葉どおり。一日の時間にすればほんの数分数秒のやりとり。それが記憶に残る。福祉亭の掲げる「広がれ、広がれ、笑顔の輪」を思う。笑いは力を持つ。他愛ないことで笑ったあとの気持ちの変化。前向きになっている。「笑顔がご馳走」と言われるかたも。すごい。笑いの種も、一緒に笑ってくれる人も、まちにはあるし、いる。まちも福祉亭もそれほど大きな力があるわけではないけれど一緒に笑い合えたらいいね。
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社会化

2009-09-03 06:26:15 | 日記
社会実験として始めた福祉亭。開設に至る熱い議論の時間。その輪の中のおひとりに2年ほど前別のフォーラムの準備会で再会。その時の議論のテーマも言ってみれば「コミュニテイの再生」だった。「まだ、同じ議論をしているのか。これではできないのでは」とその後は姿を見せない。フォーラムそのものは盛況だった。その時の参加者の幾人かは今も時折福祉亭を訪れる。やり続けることが答えなのか、それとも「なにを」が問われ続けるのか。いずれにしても持続は様々な社会的な規範を求める。福祉亭の社会化の道のり。平準化とは別のものなのかどうか。
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日常

2009-09-02 06:16:44 | 日記
福祉亭の日常を見ていると、なにかドラマを見ているような感覚に。福祉亭の空間と人物像。それぞれが設定されているような。ドラマの日常は終わるが福祉亭の日常はこれからもず~と続くのかどうか。日常を通して見えてくるものと見えないもの。見ている現実はなにを意味しているのかとふっとその答えを探す。目の前の登場人物の瞳の奥の世界を手探る。福祉亭が意図した役割と、意図せず担う役割。発した言葉と聞こえてくる言葉。何気ない日常の一コマが喜びであったり、慰めであったり。苦しみを生むものであったり。主人公はそれぞれ。
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「団地」

2009-09-01 06:18:54 | 日記
週刊ダイヤモンド誌(9/5号)が「ニッポンの団地」を特集していて興味深い。福祉亭も取り上げられている。周囲の友人知人がコメントを出している。コメントそのものは聞き慣れたものだが、まとまりの良い編集に思わず、読みふける。「心の故郷『団地』」と見出し。なになに・・・。結局のところ「人」の集合体としての団地。様々なチエとユウキと試みが読み取れる。団地大好き人間はここかしこに。経済系の週刊誌らしく「団地」の値段ランキングまである。その中の誤字まで見つけてしまったワタシも「団地マニア」?
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