福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

支えあう・・

2024-06-22 06:40:19 | 日記
梅雨入りしたのか、曇りから雨。
しかも、やがて本降りに。
こんな日は、やっぱりご利用は、少ない。
朝の予想どおり。
炊飯する量も減らし、メインも。
早々に調理作業を止めようとすると、経験豊富なボラさんが、お弁当以外に20食は、必要・・と。
そう言えば・・その通り。
確かな感覚。

ヒマなはずのフロントが、なにやら騒がしい。
出てみると、聾唖者。しかもガイジンさん。
街で見かけたことがあるかも。
大きな手振りと、表情で、意思を伝えようとされる。
その方のお相手をしてくださるご利用者さん。
なんとか定食とコーヒーを召し上がって頂き、お帰りになる時に、また、騒ぎ。
傘が違う!と。あそこの席の人か、あそこの席の人が、間違えたに違いない・・と主張。
お相手してくださったご利用者のハナシでは、その傘を持って入られて、傘立てを探す様子だったので、私が、傘立てにたてた・・という。
壊れている傘。
結局、福祉亭にあったしっかりした傘をお渡しすると、お帰りに。
カスハラですかね??

次ぎの方は、車イスを貸して・・とみえた。
借用書を代筆し、貸し出し。
スーパーでお弁当を買われると言う。
なんとか車イスの操作もできるようになられ、ワタシは、遠くから見守る。
時間がかなり長く経過しても、まだ、買い物されている。
雨で、小さな傾斜もある商店街なので、事故のないようにずっと気づかう。
月に一度車イスを福祉亭で借りて、買い物をされるのだそうで。
小一時間かけて買い物されて、もうお帰りか・・と思って、声をかけると、福祉亭で何か・・と。
もちろん、お断りはせず、対応。
高層棟のお部屋まで車イスでお送りも。
買われたお弁当は、サービス品。時間の制約があるにも関わらず、数個。
う~~ん・・理解できかねる。

お二人とも普段のご利用者ではない。
地域で、ひっそりと暮らしておられる・・そんなみなさんなのだろうか。
支えあう・・を目指す福祉亭。
その先行きがどれほどの困難さを伴うものか・・をつい、思ってしまう。
言葉じりだけでなく、行為を求められた時、誰が、どう、そして、どこまで対応していくのか。
求めに応じて・・という言葉も、福祉亭には、ある。
つい、最近も、気持よく過ごして頂く・・というキレイな言葉も耳にしたばかり。
ただキレイ・・ですんでいるというのであれば、それは、間違いではない。なにか言うことでもない。
でも、現実は、さあて・・どうなっているのか???です。
地域が福祉亭から見えているより、遙かにコミュニティとしての崩壊が進んでいるとなると・・






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