福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

知る

2014-03-25 07:12:24 | 日記
良き家庭・・と見えても、ほころびが見える時がある。
耳にするハナシは、人生のつけのような・・
真剣な目。
ほとばしるもろもろ。

子どもは親の宿題。
宿題を軽々と片づけるかたもおられる。
ふと、うかがい知る成人した子どもの姿。
それは、そのハナシを聞き、状況をイメージするだけで胸が痛む。
語るかたの胸のうちの苦しさ。
うん、うん。
打ちのめされてしまう。
かわいいと、育てて、その結果。

家族が抱える大きな、やるせなさ。
世の中は、「絆」という言葉を良いイメージで、メッセージを送っている。
でも、耳にしたハナシには、どこにも救いがない。
たぶん、親も子も、どちらも苦しいに違いない。
どちらも、傷を負っている。

福祉亭を始めてから、もう長い付き合いとなった。
楽しいことが、大好き。
それには、理由があった。
語ることのできなかったものを、抱えておられた。
日々の姿も、心の苦しみから逃れたい、その一心と、知った昨日。

聞いたワタシも、苦しい。
なんとか、整理でき、家族が歩む方向を示すことのできる存在は、地域におられるのだろうか。
画一的な、一つひとつの窓の向こうに、こんな日々を過ごす家族がある。
家族みんなで笑いあう一瞬が、時には、あるのだろうか。



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