福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

迷子

2020-02-16 09:43:29 | 日記
貧しくとも、文武に励み、礼節を尊ぶべし・・と。
なかなかの含蓄。
宮崎県の一山村。
そこの中学生は、教室にある
鍛える心、励む心、凌ぐ心、尽くす心・・と四つの心の涵養を日々、求められている。
豊かな自然は、豊かな財をもたらす・・までには至らず、でも、豊かな心を育んでいる。
都会にいると、つい、忘れてしまいがちな一つひとつ。

日々の福祉亭にあるようで、ないもの。
都会という捉えどころのない空間で、いつの間にか、人々の心の中にはあるものの、
一瞬の判断の迷い、曇りで、人間関係を危うくしたり、本来の道筋から外れたり。
何度も何度も繰り返す、日々の些細ないざこざ。
ジツに情けない思いにとらわれる。
翻って、それが、自分の中にはないものかどうか・・も反芻する。
人というものは、複雑で繊細、精密。
いつ何が、どこが、壊れても不思議はないような存在。
平穏な日々を送る中で、そんなことを忘れてしまっているかのように、相手をおもんばかる心を忘れての言葉の数々。
他愛ない確執。
根拠があるようで、ジツは、ない自負。
ここまで歩んできた自身の道のりの意味をどう捉えていくか、迷いの道の迷子さん。
手にしたように思える果実を、人のために使わせて頂くという心を,なぜ育めないものか。
福祉亭のありようがもたらす限界なのか、
それとも、人が持つありようの限界なのか、
・・と考えてしまう。
違いは、大きく見えているだけで、僅差。






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