福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

地域包括ケア

2020-02-17 05:23:52 | 日記
多くの研究者、多くの実践者が模索しつつ、実践しつつ、語り合ってきている「地域包括ケア」。
フォーラムなどでも、なんだか語り尽くしたような空気感に支配されて、素人のワタシでさえ、ついつい参加しつつも子守歌がわりになっている場合も。
しかし!!
優れた研究者の言葉は、説得力がある。
「地域包括ケアとは、高齢者の自立支援と介護の仕組みを作ることではなく、尊厳をもった一人が、配慮し合い、関心をもち合い、そして、気遣い合えるような地域に包まれた暮らしのこと」と。
それが、豊かな暮らし・・だと。

言葉では、豊かな地域などと「豊か」をフレーズに入れてはいる。
でも、その豊かさが、何に、どう、現われた時、「豊か」と言うのか・・と、自問自答していた。
答えは、既にある・・というものです。
でも、やっぱり、その後に続くモヤモヤが解消しきらない。
尊厳をどこにみればいいの・・??とか、
えつ?そしたら、地域の手を焼く存在にもあるってことでしょ??尊厳って・・などと。
都会暮らしは、ムズカシイ。
流入、転出の激しい団地暮らしも、ムズカシイ。
いやいや、長いつきあいのありようもムズカシイ。
結局、どこまで行っても、いつまでやっても、人間という存在の複雑さに負けてしまうってことですかね。
負けてしまうことを楽しみ、
手を焼くことに感謝する。
これですね。

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