福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

ニンジン

2024-05-24 06:15:31 | 日記
野菜の高騰がニュースになっている。
キャベツが一個500円を超す。
大根が一本300円。
ニンジンも一本140円で、びっくり!
びっくりしているだけで終われれば、いい。
その野菜の世界からなんとかメニューを考えていかないといけない。
野菜は、生もの。
新鮮さが常に求められる。
あまりの高価格に消費者は手を出そうにも出せず、サービス品コーナーに消費期限目前の野菜が山ずみされている風景もみかける。
消費者の苦労だけでない。店側の苦労も読み取れる。
だからと言って、たんぱく質類だけで、日々の食卓メニューを構成できるわけでもなく、とにかく早く市況が落ち着いてくれないと。

そんな中、頂いた大量のニンジンが、使いきれず、冷蔵庫にも入りきらず傷み始める。
セッセッとボラさんみんなで皮向きして、なんとか使うように努力している。
福祉亭は、食の世界のお世話をさせて頂いているのですが、食は、ジツに手強い。
おいしい・・だけですむハナシでは、片付かない。
煮てる時の味と、時間が経った時の味も変化するし。
それをすべて予想するのがシェフさんたちの経験と知恵。
ワタシは、シェフではないし、家族相手の料理経験だけ。とにかくその立ち位置に立たざるをえないので、苦労続き。

昨日、厨房で思わず笑ってしまったことがあった。
ニンジンサラダのニンジンを生のままとするか、茹でるか・・のハナシになった時、福祉亭は、お年寄りのご利用が多いので、茹でる・・と、ワタシ。
その会話を聞いていた87歳ボラさんから、お年寄りっていつから?と質問を頂いた。
そのボラさんが、よく、ニンジンが固い・・とつぶやかれるので、サラダのニンジンは、茹でる・・のほうに舵を切っているのに。
あはは・・
そうか!お元気に過ごされている高齢者さんたちは、いつからを年寄りと言うのか?そして、その中にご自分が入るのか入らないのか・・を迷われるのか!と、納得。
納得するワタシも、とっくに後期高齢者。もう立派な年寄り。
笑いバナシのようなハナシを、福祉亭の厨房で、元気印しさんたちが、つぶやいておられます。良いですねえ。






コメント
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