フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

阪神大震災から17年

2012-01-17 22:28:47 | 大震災

   今日1月17日は阪神大震災から17年目に当たる。関西地方に大きな地震は起きないという”いわれのない”言い伝えに反し、M7.3ながら建物の倒壊や大規模な火災等により死者6400人を超える大震災が発生した。
   押し潰れるように崩れたビルやデパート、傾いたり崩落した高速道路、黒煙が延々と広がる神戸市街の火災・・・等々の光景は未だに目に焼き付いている方が多いであろう。
   昨年の東日本大震災に対して何かにつけて比較される震災である。まあその割には今日の報道は静かな扱いであったように思う。
  
   当日私は、中京地区の客先に年始の挨拶回りのアポイントを取っていたので、一旦出社後、兎にも角にも東京駅に行って新幹線の運転再開を待った。そして徐々に再開し始めた新幹線に乗り込んだ。車内は当然超満員。私は自由席のチケットしか入手できなかったが、2階建てグリーン車の階段に陣取ったら「ここは指定席車両だから」と言って車掌から追い出されてしまった。どこまでお役人間感情か。異常事態時の運行である。自由席が超満員で苦渋を強いられている一方、指定席車両にはたっぷりと空きスペースがあるのである。この苦い思い出は忘れられない。 なんとか挨拶回りを終えて帰京する時には難儀をした記憶がないので、多分夕方にはダイヤも相当回復していたのだと思う。

   あれだけの震災なので、身の回りの人間の話を後日いろいろ聞くことになった。神戸市のポートアイランドに住んでいた家内の実兄のマンションではタンスが倒れて奥さんが下敷きになり、歯を折るケガを負った。ポートアイランドは土壌の液化現象で話題になった場所である。その義兄の市内にある会社は2階と3階の間が潰れて無くなったそうである。
   一月前に神戸市の隣に家を新築したばかりで地震に遭った会社の先輩がいた。大手印刷会社の大阪工場長を勤めていた大学の同期生もいた。工場はガタガタになったそうである。

   今日の新聞の記事の中に「大地震 足元にリスク」という見開きの特集があった。日本全土の地図に危険な断層帯や30年以内に大地震が起きる確率などが記されている。これだけの警告がされているのだが、私を含めてどれほどの人が自分が震災に出遭う姿を予測しているのであろうか。大地震はあり得るが、それは自分の足元ではない・・・と。
  

[春を待つ]

       

            
  ジンチョウゲ(沈丁花)
の蕾。すぐにでも開花しそうな様子なのだが、咲くのは3~4月

        
       こちらは5~6月に咲くシャクナゲ(石楠花)だが、蕾はもうこのように膨らんでいる。

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