この2年、新型コロナウィルス感染症の恐怖に世界中が覆われ、日本では第5波感染ピークが漸く収まって来たところだったが、続く懸念のデルタ株を追い越すようにオミクロン変異株に危機感が募っている。遺伝子の変異箇所が30幾つかあるとのことだが、まだその感染力や感染した時の症状について把握できる段階にもなっていない。アフリカ地方が発生源とされるが、広範囲の国で感染者が確認されるや各国とも感染防止に神経を尖らせ、日本ではまだ感染確認が1人という段階で11月30日零時から入国禁止の措置を取った。安倍・菅両政府が優柔不断で手遅れになったことが反面教師になっているのであろう。今、メディアでの「オミクロン株」記事が「日大のドン」とともにもちきりである。
市の後期高齢者健診による血糖値検査でこの3年連続して「糖尿病該当」判定となり「医療を要す」との指導を受けていたにも拘わらず糖尿病治療を見送って来た。それをかかりつけ医から強く指導されて専門医の診断を受けることになった・・・という話をこのブログに取り上げて来た。
その経緯をかいつまんで記すと、市の高齢者健診は7月、8月末に専門医の診断を受け「(そのデータを見て)これは立派な糖尿病。1ケ月後に再検査をして具体的に治療法を決める」とされ、2回目の9月末には「少しデータが改善しているので更に2ケ月後のデータを診る」となり、今日その3回目の診断となった。結果は「更に数値(HbA1Cという項目)が良くなっている。体重の推移を見ても改善が見込まれる」として、まだ血糖値の基準を超えるも投薬せずに経過観察を行うこととなった。一応私の目論見に沿った形になってほっとしたところだ。
ではこの3ケ月間何をしたかと言うと、①毎日の晩酌をビール500ml缶から同量のノンアルコール・ビールに ②ご飯は軽く茶碗一杯から8分目程度に ③大腿筋と大臀筋のストレッチで基礎代謝量をアップ・・・という3つ。ほとんど「糖尿病と闘う」という大仰なものではなく、この程度のことならまあ楽だなという感覚である。
勿論、食事の方では高蛋白低脂肪とか野菜量を増やすなど家内のバックアップの効果があったものと思う。
ただ、これで無罪放免になったわけではなく、まずはこの3ケ月の延長線での経過を観察してみようということではあるのだ。