折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL155~里歩き

2013-03-05 | 写真&俳句
幼なじみたちと都幾川の堤防を歩く。


啓蟄や     友と連れ立ち     里歩き


今日は、二十四節気の一つ「啓蟄」である。

春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころのことである。

この日は、まさに「啓蟄」にふさわしい春めいた陽気。

我々、幼なじみたちもこの陽気に誘われたように、それまで家に閉じこもりがちだった重い腰を上げて、都幾川の堤防を中心に、ある時は堤防の小路を、ある時は青い麦が顔をのぞかせるたんぼの畦道を、またある時は、車が行き交う車道をと、おしゃべりをしながら、のんびりと里歩きを楽しんだ。

 
麦が青い芽を出し始めた田んぼの畦道を歩く(左)、少しだけだが、車が通る車道も歩く(右)