折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL819~暮れゆく夏

2015-08-28 | 写真&俳句
橋にライトが灯るとゆく夏の寂寥感がひしひしと感じられた。



もの哀し     暮れゆく夏の     川面かな



猛暑から一気に秋が進んだようなこの頃。

夕刻、暗くなる時間もグッと早まった。

散歩も、朝から夕方に切り替えてしばらく経つ。

この日、いつもの時間に散歩に出たのだが、曇りだったので思ったよりも暗くなるのが早かった。

急いで帰路につくと、黒目川に架かる橋の丸いアーチに電灯が灯っていた。

あそこに明かりが点くなんて始めた知った。

暗さを増した中で、辺りの風景も墨絵のようにぼやけ「アぁ、夏ももう終わるのだ」と実感した次第である。