折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL811~夢で逢う

2015-08-18 | 写真&俳句


夏の夜半(よわ)     亡き愛犬と     夢で逢ひ


お盆が終わったばかりの昨夜半、今は亡き愛犬パールの夢を見た。

雑踏の中から家族と一緒に出てきたパール。小生と目があって、うれしそうに近づいてきて体を摺り寄せてくる。その後、座ったまま居眠りを始め、その姿を「パールも老いたな」とじっと見つめる小生。そこで目が覚めた。

昨年の7月26日に天国に召されてからこれまで1度も夢の中に現れてくれなかったパールがようやく会いに来てくれた、とうれしかった。

スイス旅行中、犬を連れた人たちを沢山見かけた。

「黒ラブ」を連れた人も多くいた。

中にはパールによく似たのもいて、かみさんと「パールにそっくりだね」と話したのも一再ではなかった。

ひょっとしたら夢の背景には、あの時の場面が潜在意識にあったからかな、と夢から覚めて思った。

時計を見ると深夜の1時半過ぎ、寝つけずにいると句が浮かび、記憶が鮮明のうちにと起き出してメモした次第である。