テレビのアンテナに止まって、ひたすら鳴き続けるキジバト。
朝まだき キジバトの声 もの哀し
昨日は日暮れに聞いた「ひぐらし」の声が、もの哀しく聞こえたことを話題にした。
今日は、早朝の散歩時に聞いたキジバトの声もまた物悲しく聞こえたと言う話である。
散歩に出かける前から、キジバトのあの独特の鳴き声が聞こえていた。
どこで鳴いているのだろうと、気をつけて見ていると、いたいた、ある家のテレビのアンテナの上に止まって、ひたすら鳴いている姿を見つけた。その姿は、まるで「風見鶏」のようである。
折から上って来た太陽の光を浴びて、金色に輝いているキジバト。
小生には、ひたすら鳴き続けるその単調な声は、何とももの哀しく響いてきた。
そして、「何でそんなに鳴いているんだ」、と思った次第である。