稽古風景
少子化と人口減少が止まらず、存続が危ぶまれる市区町村が896もあるとの指摘が昨年5月に出されて、少なからずショックを受けた方も多かっただろうが、存続が危ぶまれるのは市区町村だけではない。
小生が所属している居合道部の支部も、ここ数年、新たに入って来る人がなく、高齢化ばかり進み、このままでは、前途は明るくないという雰囲気に覆われていた。
ところが、である。
今年度に入ってちょっとしたサプライズが起こっているのである。
即ち、今年度に入って小学生(4年生)、高校生(1年生)、大学生2名(1年生)、社会人3名と実に7人が新たなに入部して来たのである。そのうち女子がなんと3名(小学生と大学生)である。
礼法の指導を受ける小学生
高校生の稽古の様子
女子大生の稽古の様子(写真向かって左手の2人は、社会人の新入部員)
まさに、我が居合道支部に「神風」が吹いたかのような事象である。
これで我が支部では、下は小学生から、上は85歳の高齢者まで 小・青・壮・老 の人材が揃ったことになる。
みんな初心者であるが、磨けば玉になる「原石」ばかりである。
多くの新入部員を迎えて、いま、道場は活気にあふれている。
このままみんなが順調に育ってくれれば、「存続危機」状態だった部は一転、「発展・希望」の部へと大変身を遂げることができるだろう。
大いに楽しみである。