グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

コロナウイルス対策分科会の議論内容に思う

2020年08月22日 | 政治
昨日のコロナウイルス対策分科会では「今回の感染拡大は7月下旬にピークを迎えた可能性がある」との見解を出した。
しかし自治体の首長たちは慎重な姿勢を崩していない。
たしかにいくら新規感性者数が減ったとしても感染者が存在する以上そこからクラスターが発生し、感染者が急増するかもしれないのだから首長たちが心配するのも無理もない。
分科会メンバーの中でもいろんな言い回しがみられるがその中でも「全国的に見てだいたいピークに達したというのが私たちの読み」という会長の発言は突出している。
余程GoToトラベル・キャンペーンの正当性を強調したかったのだろうか(笑)・・、たとえピークを迎えたとしてもまだ気が抜けないというのが全ての感染症の「肝」なのだからその点を補足すべきではなかったか。
もう一つワクチンの接種優先順位も検討されたようだがこれはいま検討しなければならない論点なのだろうか。
そもそもワクチンの有効性確認や副作用チェックの問題もまだ残されており使用可能時期さえ明らかになっていない。
ワクチンの配布順位などもう少し近くになっても間に合うのではないか。
個人的には感染防止のためのニューノーマル生活ガイドラインや業種ごとの運営マニュアルの精査・レベルアップが必要ではないかと思料している。
緩すぎることはないか、厳しすぎることはないか、欠落していることがないか、…タスクフォースの形でも構わないが精査を続けていただきたい。